才能のない俺が最強の魔術師になる件

バタコ!?

才能が無い件

「ふぅ〜間に合った(汗)」
颯人は電車できた人達より10分程早く着いた。すると
「颯人!絶対魔術つかったでしょ!」
この見透かした様に喋りかけて来た男 
雨竜 健は颯人の幼馴染みである。
「健!な、なんでわかった!!」
颯人はついオロオロしてしまう。
健は、1つため息をついた。
「昔から颯人は行事がある日に限って寝坊して、フィジカルブーストを使ってくるだろ。」健は呆れ顔で言った。
 何はともあれ無事入学式が始まり新しいクラスに移動する。健とは同じクラスだ。 
皆席につき、前に一人の女性が立っていた。 「今日からこのクラスの担任になった東条 茜だ。よろしく」どうやらこの人このクラスの担任らしい。すると東条先生が一呼吸置いて口を開いた。
「いきなりで悪いが君達の能力を知っておきたい。君達には今からデュエルをしてもらう。組み合わせはこちらで決めた。」
その言葉に皆、開いた口が塞がらない状態になっている。
そしてようやく理解したのか一気にガヤガヤしだした。
「反論等は受け付けない強制だ!」
東条先生は不敵な笑みを浮かべた。
半ば無理矢理、戦闘ルームにクラス全員連れ出された。そして先生に言われたペアで戦闘を行っていく。そして
「次、渡邉 健 対 笹島 政 バトル開始ー」
先生の合図で健のデュエルが始まった。
それと同時に健は
「針雨(ニードルレイン)」
すると頭上から鋭い針のような雨が笹島を襲う。
「笹島戦闘不能 渡邉の勝利とする」
先生が勝敗を告げる
「はぁ〜あ。能力見たいって言ってたのに笹島の能力なんも見れなかったじゃねーかよ」 と颯人は呆れ顔で言う。
すると今度は颯人が呼ばれた。
相手はゴッツイ体をした大男 岩沼 岩鉄
この男はかなり有名なようで応援が凄い
そして皆岩鉄の勝利を確信していた。
「そんなひょろっちぃ体で怪我すんなよ!ブワッハハハ」岩鉄は余裕を見せてきた。
「始め!!!」合図があった。
「そんじゃ、怪我させないように気をつけるわ。」颯人は小声でそう言った。
先手を繰り出したのは岩鉄だった。
「地面の金槌(グランドハンマー)!! 
しねーー!!」すると地面が金槌の形になり颯人目掛けて叩き潰す。その瞬間皆岩鉄の勝利を確信しただろう。がしかし、
「身体能力強化(フィジカルブースト)」
その声が聞こえた瞬間岩鉄が作った岩の金槌が粉砕した。
「何!何が起きた...」
岩鉄驚きを隠せない。
「澤村!お前今唱えた魔術フィジカルブーストだよな!?」
「あぁ。そうだけど」颯人平然と答えた。
「そんな初等魔術で俺のグランドハンマーが破られるわけないだろうが!!!」
岩鉄は信じられないという顔で怒鳴っていた。
すると颯人ゆっくり口を開いた。
「いいだろう、おしえてやる。俺には魔術を使う才能がからっきし無かった。その中で唯一使える魔術があったんだ。それがフィジカルブースト。」
颯人は一呼吸置いて再び口を開いた。
「いいか!どんなに弱い魔術でもそれを極めれば、それは強力な奥義に変わる。」
颯人の発言に皆聞き入っていた。
「まぁ俺には出来ることが限られてたからこそ、俺は強くなれた。」そう颯人は言った。
「そんじゃまぁ、俺の話は終わりにして決着といこうか。」颯人は戦闘態勢に入った。
「なるほど、お前には生半可な力じゃ勝てないことが分かった。なら俺の持ってる最強の魔術でお前を倒そう。」
岩鉄も戦闘態勢に入り詠唱を唱え始めた。
「我が根源なる力 大地の理をもって 撃ち放て!大地流星群(グランドメテオシャワー)!!!」
すると巨大な隕石が無差別に降ってくる。
「フィジカルブースト!アクセルポイント」すると隕石にあたるどころか既に岩鉄の目の前にいた。
「!!!」
岩鉄は急に目の前に現れた颯人に気づき後退しようとしたが遅かった。颯人は既に攻撃の体勢に入っていた。
「フィジカルブースト!アタックポイント」
颯人は岩鉄の腹目掛け掌底を打ち込む。
「空気の衝撃波(エア・インパクト)!!」
岩鉄は思いっきりくらい壁に突き刺さって気絶していた。
 こうして澤村 颯人の名前は校内に知れ渡ったのである。



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コメント

  • さすらいの骨折男

    有難うございます。そのままだったんですねw

    1
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