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月兎。

第2部 3話

「ようこそ死後の世界へ。私は、貴女に新たな道を案内する神、エリス。佐藤和奈さん、貴女は本日午後15時25分に亡くなりました。辛いでしょうが、貴女の人生は終わったのです」

目が覚めると、そこは中世の神殿の中みたいな部屋だった。
そこに、唐突に私は突っ立っている。
そして、目の前には神殿の中央に佇む、エリスと名乗る一人の神。

ゆったりとした白い羽衣に身を包み、一つ結びした長い白銀の髪に白い肌。身長は低めだが凄まじい美貌ながらも、その表情にはどこか陰りが感じられる。
エリスと名乗った神様のその青い瞳が、呆然と立つ私を哀しげに見つめていた。

その神の言葉を聞き、改めて自分が死んだ事を自覚する。
うん、この感じは覚えがある。
私があの訳の分からない世界へ行く前に、あの自称神に会ったのも、そういえばこんな感じで唐突に立っていた。
確かに、死ぬ直前の記憶がある。

ああ、私はまた死んだのか。

そう思った瞬間、私は自分の頬を熱い物が伝ったのに気がついた。

日本で最初に死んだ時はこんな事は無かったのに。
なんてこった。
私は大嫌いだと思っていた、あの訳の分からない世界の事が案外気に入っていたらしい。


† † † † † † † † † † †


「交渉は上手くいった。それどころか、手間賃さえ貰えればそのシュッてするヤツとやらの生産も手伝ってくれるらしい」

ダクネスが、屋敷に帰ってきて交渉の結果を教えてくれた。
良い感じだ、シュッてするヤツさえ作れれば後は薄い鉄板を加工すればなんとかなりそうだ。

「あ、でも宝島の時に大量の鉱石が出回った所為で、未だに忙しくて今週は教えてる暇が無いそうです。なので、暫く経ったら店の方に来て欲しいと……」

ダクネスに付いてっためぐるんが補足する。
別に慌てる様な話じゃないし、一週間や二週間ぐらいちっとも構わない。
その旨を伝えると、ダクネスとめぐるんはまたお店に顔を出した時にでも伝えておいてくれると言ってくれた。
それに、アクシズがウズウズした様に立ち上がった。

「それじゃ、今日もサクッと稼ぎに行きますか!少しでも元手稼いでおかないとな!」




「……む、珍しい。コボルトの群れの全滅なんてクエストがあるぞ。場所は、以前アクシズが浄化した湖の近く。どうする?」

ギルドの掲示板でクエストを物色していたダクネスが、一枚の張り紙を持ってきた。
コボルト。
言うまでも無いメジャーモンスターで、非常に弱いのに討伐金額はそこそこ高い、美味しい部類のモンスターだ。
弱いが繁殖力が旺盛で、大量に増えると人を襲ってきたりもするので、見つけたらすぐに討伐依頼が出され、依頼が張り出されるとすぐに受けられてしまう。
そんなクエストが残っていたのは幸先が良い。

「おし、それじゃコボルト討伐、サクッと行こっか」



確かタルラン湖とか言ったと思う、いつかの湖にやって来た。
此処にコボルトがウロウロしているって事らしいのだが……。

「……ねぇめぐるん、どうしたの?大丈夫?」
「い、いえ……。大丈夫です、特になんともないですから……」

めぐるんの顔色が真っ青だ。酷く具合が悪そうで、杖に寄り掛かるようにして歩いている。
確か屋敷に居た時からちょっと調子悪そうだったっけ。

「ねぇアクシズ、回復魔法とか掛けてやってよ、なんかめぐるんが辛そうなんだけど」

私の言葉に、アクシズがめぐるんに魔法を掛けようとするが……。

「……駄目だな、これは魔法じゃ治らない」

アクシズがゆっくりと首を振った。
そんなに重傷なの?
アークプリーストのアクシズにも治せないとなると、コボルト狩りなんてしている場合じゃない。

「ねぇめぐるん、クエストはキャンセルしよう。ほら背中に乗って、今日は帰るよ」

私がめぐるんに言って背を向けるも、何故かめぐるんは首を振り、その場から動こうとはしない。
そんなめぐるんの代弁でもするかの様に、ダクネスが私の肩をポンと叩いた。

「……察しろ、冒険者だって人間だ。時には、具合の悪い日だってある」

………………なるほど。

「べ、別に僕はそういうんじゃないですけどねッ!?紅魔族に便秘なんてありませんし。ちょっとだけ具合が悪いだけですし!」
「勿論神も便秘なんて無いけどな!」

めぐるんを庇ったダクネスの言葉に、めぐるんとアクシズがこぞって無理のある事を言い出した。
せっかく庇ったダクネスへの予想外の裏切りに、頬を赤くしたダクネスがちょっと震え声で。

「わ、わ、私もクルセイダーだからな……、べ、便秘なんて……!ううっ……」
「ちょっと止めてよ、馬鹿二人に対抗しないで。と言うか、あんたも日頃はもっと恥ずかしい事口走ってる癖に、こんな時だけ赤くなるな!」

赤い顔で涙目になるダクネスが、両手で顔を覆い隠した。コイツの羞恥心の基準は何処にあるのか。

「まぁめぐるんが大丈夫だって言うなら別に良いけど。でも、無理はしないでね?」




コボルトの集団は、私の敵感知ですぐに見つかった。湖のほとりで魚でも捕まえようとしているのか、湖に入ってバシャバシャと暴れている。
私達は茂みに潜伏したまま、そんなコボルト達の様子を伺っていた。
シベリアンハスキーみたいな顔をした二足歩行の獣人達は、鼻が良いのか、潜伏スキルを発動中の俺達の方を頻りに気にして、その鼻をひく付かせていた。
潜伏スキル発動中とはいえ急いだ方が良さそうだ。

私は、隣のめぐるんに合図を送る。
十数匹はいるコボルト達は、その殆どが一ヶ所に纏まっており、今ならめぐるんの魔法で一網打尽に出来そうだ。
万が一討ち漏らした時に備え、私は刀に似た形状の片手剣を引き抜く。

「よし、お願い」

私の言葉にコクリと頷き、めぐるんが魔法を唱えた。

「『エクスプロージョン』ッッ!!」

めぐるんの杖の先から閃光が走り、コボルト達の群れのど真ん中に突き刺さる。
周囲を揺るがす轟音と共に、湖に巨大な波紋と波を起こし、コボルトの大半が爆発に巻き込まれて消し飛んだ。
だが、やはり今日のめぐるんは不調なのか、数匹のコボルトが爆発の影響範囲から免れ生き延びていた。

「クエストはコボルトの群れの全滅だよ、逃がさないで!行くよダクネス!アクシズはめぐるんの傍に居て!」

私はダクネスと並んで茂みから飛び出すと、数匹の生き残ったコボルト達に駆け出した。
重量のある鎧の所為で、ダクネスは私の後ろから遅れて付いてくる。

「いつも通りに行くよ!」
「分かった!」

私はダクネスに叫び、コボルトの一匹へと斬りかかる。一撃で致命傷を負わせるには至らなかったが、狙いは違わず、コボルトの腕に手傷を負わせた。
斬られたコボルトがビクリと震え、その動きが止まる。
麻痺の状態異常でも喰らったらしい。
私はそのコボルトにはもう目もくれず、二匹目のコボルトへと斬りかかった。

生き残っていたコボルト達は、爆裂魔法で耳でもやられたのか、反撃する事もなくふらついている。
私が傷つけ動けなくしたコボルトに、ダクネスが両手で構えた大剣を、大上段に振り上げて斬りかかった。
頭の先から腹の辺りまでをザックリと切り裂かれ、コボルトが命を落とす。

私が傷つけ動きを止めて、攻撃力はあるが当たらないダクネスが、トドメを刺す。
これがここ最近の私とダクネスの連携だ。
普段は攻撃がまるで当たらない男のダクネスだが、流石に止まっている相手には当てられる。
私は攻撃はちょこちょこ当てられるのだが、一撃の火力が無い。ここ最近はこんな感じで、私とダクネスは経験値を稼いでいた。

「よし、最後の一匹。……ふぅ、楽勝だったね」

私は最後のコボルトに傷を負わせ、コボルトを昏睡状態に陥らせた。
地面に寝転がったコボルトに、ダクネスが遠慮なく大剣を振るい首を刎ねた。

私はコボルトの死体に向けて、南無南無と両手を合わせる。
人に危害を加えるモンスターなのだし、私達もお金がいるのだから仕方が無いが、死んだコボルトの冥福を祈ってあげるぐらいは良いだろう。
本当はこういった事はアクシズの仕事なんだろうけど、当の本人はめぐるんの傍でのん気に欠伸している。

私とダクネスがめぐるんとアクシズの元へと歩いて行くと、アクシズが手をヒラヒラと振り、

「お帰りー。今日はいつに無く楽勝だったな。そんじゃ、めぐるんの便秘が酷くなる前に帰ろうか」
「べ、便秘じゃないから……ッ!!ちょっと腹痛でお通じが悪くて、お腹が張ってるだけで何ともないから……ッ!!」

それが便秘なんじゃ?と思うけど、こう言った微妙な話は、流石に突っ込み過ぎると可哀想なので放っておく。
さて、帰ろうかと言おうとしたその時だった。

ダクネスが、遠くのある場所を見つめている。一体何見てんだろうと、私もそちらを見ると。
何だか、見覚えがある黒い塊がそこに居た。
ダクネスがポツリと言った。

「……初心者殺しだ」




初心者殺しに追い掛けられるのはこれで二度目になる。

「嫌だぁあああ!もう初心者殺しに齧られるのは嫌だぁあッ!!」

アクシズが叫び、涙目でひた走る。
湖から街まではそれほど遠くはない。
街が見える場所まで逃げ切れれば、警戒心の強い初心者殺しは諦めて立ち去る事だろう。

「ほらアクシズ、そんなこと言ってないでとにかく逃げるよ!あんたらも、街までの辛抱だから!何とか……!」

私はアクシズと並走しつつ、後ろに付いて来ていた二人を……!

振り返った私が見たのは、重い鎧の所為で遅れ気味のダクネス。
そして……体調不良の為か、青い顔で最後尾でよろめくめぐるんの姿だった。
そのすぐ真後ろには初心者殺しが迫っている。
私は意を決すると、いつぞや初心者殺しに使ったあの手を思い出し、身を翻していた。

「『クリエイト・アース』!」

手の平に生成されるのは一握りの良質の土。

「お、おいカズナ!何する気だッ!?」

戻る私に、アクシズが叫ぶ。
引き返して来る私を見てダクネスが驚き、そして自分の後ろのめぐるんを振り返り、ダクネスはその場に足を止めた。

「カズナ!殿しんがりは私が務める!めぐるんを連れて行ってくれ!」

そんな事を叫んでくるが、私は皆で逃げる道を選びたい。あの時だって出来たんだ。大丈夫、きっと上手くいく。
引き返して来る私を見て、めぐるんが驚き、叫んだ。

「カズナッ!?一体何を……!」

そして、めぐるんは私が握っている物を見て何をする気か察した様だ。
めぐるんはそのままスッと道を開け、

「『ウインドブラスト』ッッ!!」

初心者殺しの前に出た、私の放った風の魔法が手の平の土を吹き散らした!

初心者殺しは私の魔法にビクリと震え、その顔を地に伏せて……!

……えっ?

初心者殺しは、そのまま何事も無かったかの様に私へと飛び掛かってくる。

ああ、そうか。

私は思い出していた。
確か、初心者殺しは狡猾で……。

目の前に、初心者殺しの牙が迫る。

ああ、そうか。
コイツはあの時、私が目潰し喰らわせた初心者殺しだ。この頭の良い狡猾なモンスターはきっと、学習したのだろう。
そうだよなぁ、モンスターだって馬鹿じゃないよなぁ。

「カズナァアアアアアアッ!!」

それは誰の声だったのか。
私は初心者殺しの巨体の影により暗くなる目の前に。

「この毛玉がッ!!止めろぉおおッ!!」

どうか、麻痺か昏睡が発動します様にと願いながら、

「あああああッ!?カズナァ!」

不死王の手を発動させた右腕を、初心者殺しに突き出していた。


† † † † † † † † † † † †


私は目の前の、エリスと名乗った神に問い掛けた。

「……あの、良いですかね?私を殺したあのモンスター、あの後どうなったか分かりますか?」

私の心残りは、あの後ちゃんとスキルが発動し、アイツらを助けられたのか、だ。
私がが日本から来るキッカケになったあの時は、唯の無駄死にだった訳なのだが。
今回は、私の死は役に立ったと思いたい。

「ええ、貴女を襲った初心者殺しは、あの後深い昏睡状態になり。貴女の仲間のクルセイダーが、ちゃんとトドメを刺しました」

私はホッと息を吐く。
何だか、初めてアクシズと会った時もこんなやり取りがあったなぁと思い出しながら。
そんな私を見て、神エリスは哀しげな目で私を見た。

「佐藤和奈さん。せっかく平和な日本からこの世界に助けに来てくれたのに、この様な事になり……。
異世界からの勇敢な人。せめて私の力で、次の人生は、平和な元の世界、日本で、裕福な家庭に生まれ、何不自由なく暮らせるように。せめて、そんな所に転生させてあげましょう」

神エリスの言葉に、ああ、そうかと思い出す。
死んだら、天国でお婆ちゃんみたいな暮らしをするか、赤ちゃんからやり直しなんだっけ。
この訳の分からない世界でもう一度人生やり直せた事が異常だったんだ。短い間だったけど、最後に少しだけ楽しめたと思っておこう。
あの迷惑な連中と会えなくなるのは、少しだけ。
ほんの少しだけ、寂しいけど。

そんな私を見て、エリスが哀しそうにそっと目を伏せた。
そして私に右手で触れ…

《さぁ帰ってこいカズナ!何こんなアッサリ殺されてんだ!死ぬのはまだ早いぞッ!!》

それは突然聞こえてきたアクシズの声。
神殿みたいなこの空間に、ドップラー効果みたいに大音量で響いている。

「ちょ、何事ッ!?」

私は驚きの声を上げる。
そして、驚いたのは私だけでは無かった様だ。

「なッ!?この声は、アクシズ先輩ッ!?随分先輩に似たプリーストだなと思っていたら、まさか本物ッ!?」

神エリスは、信じられないと言った表情を浮かべ、大きな声を上げていた。

《おいカズナ、聞こえるか?お前の身体に『リザレクション』って魔法をかけたから、もうコッチに帰って来れるぞ。
多分、今お前の目の前に神がいるだろ?ソイツに門を開けてもらえ》

再び聞こえるアクシズの声。
おおぅ……マジかよ神様、とんでもない事してくれやがった!

「よし、待っててアクシズ!今そっちに帰るからッ!!」

私の声が向こうに届いているのかは分からないけど、私は叫びながら飛び跳ねて喜んだ。

「ちょ、ちょちょ、ちょっと待って下さい!駄目です駄目です、申し訳ありませんが、佐藤和奈さん、貴女は既に一度生き返ってますから、天界規定によりこれ以上の蘇生は出来ません!私からはアクシズ先輩に声が届かないので、そう伝えてはくれませんか?」

神エリスが、慌てながらそんな事を言って来た。
おいマジか、ぬか喜びか。

「ねぇアクシズ、聞こえるー!?何か、私って一度生き返ってるから、天界規定とやらで、もう生き返る事は出来ないんだってよー!」

私は何も無い場所に向かって、空を見上げながら叫んでみた。
すると、一瞬静まり返り……、

《はぁああ?誰だそんな馬鹿な事言ってる神は!おいお前名乗れよ!仮にも地球担当のエリートな俺に、こんな辺境担当の神がどんな口効いてんだッ!!》

おい、止めろ。
目の前の神様が凄く引きつった顔してる。

「えっと、エリス様って神なんだけども……」

私はアクシズに呼びかけた。
すると、アクシズは素っ頓狂な声を上げる。

《エリス!?ちょっとこの世界での国教として崇拝されてるからって、調子こいて金の単位にまでなった、厚底エリス!?
おいカズナ、目の前の男がそれ以上何かゴタゴタ言うんなら、その厚底ブーツ取り上げてや「わ、分かりましたッ!!特例で!特例で認めますから!今、門を開けますからッ!!」

アクシズの喚き声を遮ると、神エリスは顔を赤らめて指を鳴らした。
私の目の前に、飾り気の無い白い門が現れる。
全く、アクシズ先輩は相変わらず理不尽な……とか、目の前の神はブツブツと気の毒そうな事を言いながら。

「……さぁ、門は開けました。……全く、こんな事普通は無いんですよ?本来なら、魔法で生き返れるのは王様だろうがどんな人だろうが一回まで。……全く。
…………カズナちゃんと言いましたね?」
「えっ、あ、はいッ!!」

神エリスに名前を確認され、私は上擦った声で返事をする。
ウチのあれと比べると、やはり相手はちゃんとした神。
しかもとびきりのイケメンだ、どうしたって緊張はする。

今まで、ずっと哀しげな目をしていたその神は。
しょうがないと肩を落としながらも、悪戯っぽく片目を瞑り、少しだけ嬉しそうに私の耳元で囁いた。

「この事は、内緒ですよ?」

私は苦笑を浮かべると、そのまま白い門を開け……




「カズナッ!!カズナ、起きて下さいッ!!カズナァアアアアアアッ!!」

私にすがって泣くめぐるんの声。
……?
何か、右手が暖かい。
ふと視線をやると、ダクネスが私の傍に片膝を付き、私の右手を両手で握り、祈るように目を閉じていた。
私は頭の上に気配を感じ、そちらに視線をやる。
と、私を見つめるアクシズと目が合った。

「……お、やっと起きたか?ったくあの厚底神、頭固いんだから全く」

私はそんなアクシズの声を聞きながら、後頭部が暖かいのが気になっていた。
……おや。
アクシズが膝枕してくれていたらしい。

私が目を覚ました事に、めぐるんとダクネスが気が付き、二人は無言で私を抱き締めてきた。
生き返れた事を喜んでくれるのは嬉しいけど、何か無性に照れ臭いんですが!

そんな私の様子に気付き、アクシズがニヤニヤと笑みを浮かべるのが憎たらしい。
ああもう、あのまま帰らず、日本で生まれ変わってお金持ちのお嬢様として暮らしておくべきだったか。

「おいカズナ、照れてないで何とか言えよ。俺達に何か言う事あるだろ?」

ニヤニヤ笑みを浮かべ、アクシズがそんな事を言ってきた。
この駄目神が、エリス様と取替えっこ出来ないかな。
私はアクシズにポツリと言った。

「………エリス様と、チェンジ」
「上等だ、このクソヒッキー!そんなにアイツに会いたいなら、今すぐ会わせてやろうじゃねぇか!」

額に血管浮かべたアクシズが叫び、私を押さえつけながら拳を光らせ、殴りかかる体勢になる。
コイツは、なんて気の短い神なんだ。
私は照れ臭さを隠す様に、心の中でだけ呟いた。


……………………ただいま。


To be continued…

後書き
※めぐみんの生理ネタを男の場合どうするか必死に悩みました。まだ10代だし精通?夢精?と頭を捻って考えていましたが、こんなクエストの真っ昼間からそんなの不自然だと思い、結局良い案が浮かばず、性別関係無く使える便秘ネタにしてしまいました。
めぐみん好きな方申し訳ありませんでした。

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