話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

たしかにスキルは強いけど…!〜チートスキルにも欠点がある〜

甘夏はるか

プロローグ①〜俺は異世界転生をしたらしい〜

   俺、片山奏多は平凡だ。

勉強が特別できるわけでもなければ、顔立ちが整ってるわけでもない。
彼女は……欲しいと思っている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
とある夏のある日のことであった。

俺は友達の“はじめ”と一緒に学校から家へ帰るべく、駅に向かって歩いていた。

俺とはじめは幼なじみってやつだ。小学校の頃からの長い付き合いだ。家も近くて、小学生の時は毎日あそんでいた。

ホームで電車を待っていた俺は、暇になってしまい、はじめに話しかけた。

「なぁ、はじめ。この後おまえん家で遊ぼうぜ!」

「…………なぁ」

「どうしたんだよ?いきなり。」
俺は少しだけ不安になった。

「お前って、いつもみんなにちやほやされてていいよな!僕なんかみんなにガン無視されてんだぞ?!」

「それは……違「お前だって、学校では僕に、帰る時みたいに喋ってくれないじゃんか。」

「もう俺嫌なんだよ。お前が嫌いなんだよ。」

「…………」

俺は何も言えなかった。まさかはじめがそうおもっているとは思わなかったから。

「……くそぉ!」

そう言って走り去ろうとした次の瞬間、

“トン”

と、俺の背中が押された。俺の後ろにいた人物は1人しかいない。

「は、じめ、、?」

「ばいばい、」

“パーーーーーーーーーー”

電車は急ブレーキを踏んでくれてるようだった。でも、俺は……


間に合わなかった。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


「はっ!」と気がついたらベッドに寝ていた。
〈あれ?俺って死んだんじゃ?〉

「はじめまして、お父さんだよ。」

「お母さんだよ。産まれてきてくれてありがとう」

〈え、誰?誰か助けて!〉
「ひ、ひ、ひぎゃーーー。びぃぃぃぃ」

「ご、ごめんな!泣かせるつもりはなかったんだ……でも、元気な男の子になりそうだな」

「ええ、そうね。
    この子の名前、どうしましょうか」

「なら、この町を救ってくださった、勇者様の名前なんかどうだ?」

俺の母さんらしき人が、クスッと笑っていた。

「あなたは、おとぎ話を信じているのですね。でも、この子ならきっと、勇者様を超えるようになるわ!」

「そうだね。
    なら、お前の名前はーーーーカナタ

カナタ・オルフォードだ!」

こうして、俺はカナタ・オルフォードに
異世界転生したようだ……

「たしかにスキルは強いけど…!〜チートスキルにも欠点がある〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く