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目が覚めたら悪役令嬢になっていたので最強のヴィランズになってみたかった(失敗)

堀尾狸逢

教育の時間よ!②

 一番年上のカイムが一番好奇心旺盛だ。なんでもかんでも目に入るものが新鮮らしくて一向に授業(モドキ)が進まない。

 一方で女の子たち――ハナとメイ――は興味がなさそう。どっちかというと外で花を摘んだりするのが好きなことが分かったけれど、レディーの方がテーブルマナーをしっかり覚えていないと殿方に幻滅されてしまうわ。
 六歳のクリューはみんながやってるならやるって感じの男の子。初めてのテーブルマナーにおどおどしながらも一番上手にナイフとフォークを扱っているわ。

「お嬢様、お呼びでしょうか?」

 私の声でマベルが飛んできてくれたらしい。カイムの世話を頼んで私は三人にテーブルマナーを教えることにした。

「いいこと? まず左手でナイフをもって、右手でフォークを持つ。このときの力加減は……」
「ふわぁ~。めんどくさぁい」
「クリスティーナ、あたし外で遊びたい!」
「これが終わったら遊んでいいから! せめてフォークでものを食べれるようになってからにしなさい?」

 ……私、子供たちの前では怖がらせて恐怖の対象でいるキャラクターがよかったんだけど。
 完全になめられてるわよね、これ!?

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