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目が覚めたら悪役令嬢になっていたので最強のヴィランズになってみたかった(失敗)

堀尾狸逢

大切な存在になるのかしらね②


「コレット家の屋敷へようこそ。可愛らしい子供たち」

 そう言って軽く一礼するとどこからともなく取り出した扇子で顔を隠す。なんか、こう
、悪役っぽくない? 素敵でしょ?

 それから気取った声のまま続ける。

「貴方達にはこれからこの屋敷で生活してもらうわ。まぁ、ゆくゆくは寝る場所が変わるかもしれないけれど、それまではすべての家事を手伝ってもらうわ。今までとは全く別の環境で暮らすことになるの。覚悟しておきなさいっ」

 ビシリとキメポーズ。やったわ、決まった……! これで恐怖のどん底に落ちるのは間違いないし。私に完全服従する忠実な子供になること間違いなしよ!

 するとカイムが恐る恐るといった風に口を開いた。

 何て言うのかしら。うちに帰らせて? いっそのこと殺せなんて言ってくるかもしれないわね。

 そうしたらビシッと言い放ってやるの、もうう貴方は逃げられないってね!


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