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目が覚めたら悪役令嬢になっていたので最強のヴィランズになってみたかった(失敗)

堀尾狸逢

こんな計画どうかしら?①

 「いけません!あんな場所に行くのは反対です」

 きっぱりとマベルに言い放たれた。

 「どうして?そんなに危険な場所じゃない筈よ」

 マベルにとっては生まれ故郷みたいなもののはず。そんなに忌み嫌うものじゃないと思うけれど……。
 なにか裏がありそう。やっぱり私の思った通り、何かきな臭いものが隠れてるんだわ。

 子供市場に並ぶ孤児は平均して13人。毎日違う子供が並ぶけれど、曜日ごとに入れ代わり立ち代わりしているだけだからざっと計算して孤児の数はおおよそ91人ね。
 けれどこれは孤児全体の数じゃない。6歳までの孤児が、91人であってそれ以上の孤児は未知数だ。もしかしたらもっともっと沢山いるかもしれないわね。

 まずは子供市場に出てる孤児の買い占めから始めて、それから次は聖クエントスの孤児院への訪問。もっと大きな子がどうなっているかを見に行かなきゃ。それで酷い扱いを少しでも受けていたら保護。
 ちなみに聖クエントスの孤児院の代表は当然ながらクエントスよ。今が一応!この国で1番悪い奴よね。ヴィランズよ、ヴィランズ。

 そして私の作った施設で教育を受けさせて1人で生活出来るようになったらその子に合った職場へ交渉にいくの。

 地道な仕事だし、一気には収入が増えないかもしれないけれど、これが着実に進めばクエントスの商売を乗っ取って、私が1番のヴィランズになれる!


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