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目が覚めたら悪役令嬢になっていたので最強のヴィランズになってみたかった(失敗)

堀尾狸逢

もしかして、嫌われてる?②

 そしてとうとうクビを宣告したところで真後ろにぶっ倒れたそうだ。なんとも豪快。なんとも急激。ヒステリーが爆発した様に見えたそうだ。

 そして呼吸はするもののぴくりとも動かなくなってしまったそう。丸3日間、飲まず食わずでよく生きたな。そう意識しだすとお腹が減ってきた。
 使用人はクビにならず、今もいるそうだ。その人からも話を聞きたいな。

 印象は最悪どころかこれ以上ないほど最低だけど、背に腹はかえられぬ。これから態度を気をつければ好感度を取り戻せるんじゃない?

 メイドのお姉さんが話終わると私は頷いて、口を開く。

「では、その使用人を呼んでくれますか? 話を聞きたいのですが」
「……お嬢様。お体の具合がまだ悪いのですか?」

 わかったとも嫌だとも言われずに、疑問を疑問で返された。
 へ? 私そんなに変な事言った?

 メイドのお姉さんは至って真面目だ。真顔のまま続けた。

「私、マベル・カエラはお嬢様が産まれて17年間仕えておりましたが、一度も私に敬語を使われることはありませんでした。一度も、です」

 きっぱりと、言い切られた。
 ……嘘でしょ。
 まずは、17歳という事に驚き、それから敬語を使わないという事実に驚いた。人に敬意を払わないのねこの子は!

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