女神と一緒に異世界転移〜不死身の体と聖剣はおまけです〜
第15話 竜堕とし
10個の首を持つ超巨大ドラゴンが動き出したのは、作戦が始まってから30分程経った頃だった。
時間的に、俺の吸血鬼としての能力はそろそろフルに使えるだろうというタイミング。図ったようなタイミングで――実際図ったのだろう。
セレンさんの補助魔法も受けている今、俺史上最強の俺がここにいる。
ドラゴンの初動は――翼を広げる、というものだった。
そりゃないだろ!
初手で飛ぼうとするな! お前の図体ならちょっと歩けばすぐ山じゃねぇか!
とか思いながら、俺は跳躍した。
30メートルくらい。
ドラゴンの翼の付け根くらいまで。
そして聖剣を叩きつける。
叩きつける。
鋭い金属音と、爆発染みた衝撃音が辺りに鳴り響く。セレンさん達がいる山にまで届いただろう。翼を斬り落とす……まではいかなかったが、大きく抉り取る事は出来た。
そのままドラゴンの背中に着地する。
ちょっとした丘みたいな大きさだ。
10対の瞳が俺を睨みつけた。爬虫類っぽい、温度を感じさせない瞳。
さてここからどうするか。
どういう攻撃をしてくるか――にもよるか。
と、ドラゴンの頭のうちの一つが俺目掛けて動き出す。
巨大すぎる風切り音のせいで、そもそもその大きさのせいで大口を開けて迫ってくる頭との距離感が掴み辛いが、なんとか辛うじて躱す。
が。
体が軽く揺れるような衝撃があった。
俺の下半身が消えていた。
「……うっそだろおい……!!」
痛みを感じる頃には、既に治っている。
だが、何をされたかが分からない。
分からないうちは今のを何度も喰らう可能性がある。そして、その攻撃が下半身だけで済むとは限らない。体全部が今みたいに消えたら、俺は再生できるのだろうか。
何がどうなって俺の下半身が消えたのかが分からないと足止めどころじゃないぞ……
セレンさんかミラがすぐ近くで見てれば何が起きたかも分かったのかもしれないが、生憎二人ともいない。そういう作戦だ。
俺が一人で何とかするしかない。
……よし。
やってみるか。
聖剣の柄を両手で握り、ドラゴンの背中に全力で突き立てる。
クレーターが出来たかのように大きくへこむ。なまじ鱗の強度が高いため、貫けずにこうして分散されてしまうのだ。突き刺さるようにこちらの方が効いてそうだけど。とは言っても半径3メートルくらいで、深さも30㎝もないくらいだが。
それでもダメージはあったようで、再びドラゴンの首の一つが俺目掛けて飛んできた。
それを今度は避けず。
受け――
「止めるううううううううあああああああ!!」
首……と言うとどこからが首なのかよく分からないので頭というべきか。ドラゴンの頭は一つ一つが俺の身長よりでかい。小型バスくらいの大きさはある。
そんなのが大口を開けて迫ってくるのだから、迫力は小型バス程度じゃないが。ギリギリで下顎を掴み(そこだけで俺の身長の半分以上はある)、なんとかかんとか、受けとめる事が出来た。
そのまま。
右腕を左斜め上に。左腕を右斜め下に。捩じって、捩じ切った。
大量の青い血が噴出する。
いつもはセレンさんが魔法で防いでくれるが、今はいない。自力でなんとか下がって躱す。が、千切った後の首――頭ではなく、首の部分がのたうち回って結局俺に血が幾らかかかった。
だが、思った通りではあった。
鱗は硬いが、剥がす事なら出来る。手で無理やり引きちぎるという、殴るやら斬るやらと違うベクトルでの力なら通用する。
イメージとしてはガードしている相手にも投げ技は通用するみたいな。そんな感じか?
そして、のたうち回っている首の横にブレードのようなものが付いていた。というか生えていた。他の首を見てみると付いてないから、攻撃する時だけ出てくるものなのだろう。
初見殺しも良いとこだ。
ギリギリで避けてもあのブレードに当たるとゲームオーバーなんだからな。
下半身が消えたように見えたのは、斬られた後にあの首がそのまま引きずって持っていったからだろう。
……さて。
ドラゴンは、俺を見ていた。
観察するというよりは睨みつけると言った方がニュアンスは近いか。先ほどまで温度を感じなかった爬虫類の瞳は、赤色に染まり瞳孔が更に狭まっていた。
だが急に襲い掛かってきたりはしないようだ。
俺に警戒している。
出来ればそのまま30分くらい大人しくしててくれると助かるんだが……。
数分、そのまま睨み合った。
先に動いた方が負けるとでも言わんばかりに、どちらともぴくりとも動かなかった。
が――硬直は破られる。
動いたのはほとんど同時だった。
先に動いた俺を見てドラゴンが動いたのか、先に動いたドラゴンを見て俺が動いたのか分からないくらい、ほとんど同時。
いや、もしかしたらまったくの同時だったのかもしれない。
9個の頭が、襲い掛かってくる。
俺は聖剣でドラゴンの背中を叩いて、先ほどと同じようなクレーターを作る。四方八方、どころか九方から迫る大型バスの統率が乱れ、隙が出来た。
その間を這うように、或いはすり抜けるように避けながら、隙を作り続けるために攻撃も時折織り交ぜる。
ギリギリだ。
避けながら攻撃する。
途中で、首同士で絡まらないものかと思ってそういう風に動いてみたが効果はなかった。あの頭、一つ一つにかなり気を配っているらしい。漫画とかだとこういう相手は勝手にそうやって自滅してくれるんだけどな。やっぱそう甘くはないか。
疲弊していくのはドラゴンの方だ。
俺は攻撃する場所など考えなくて良い。出来る時に足場に聖剣をぶち込めばそれがダメージになる。人間にすれば様子見くらいの弱パンチかもしれないが、それでも蓄積させていけばいずれは大きな隙を生み出す事が出来るはずだ。
俺の方はと言えば、集中力さえ切らさなければ何とかなりそうだ。逆に切らして一撃でも貰ってしまえば後はなし崩し的にガンガン持ってかれて一瞬で終わってしまうだろうが。
終わらされてしまうだろうが、まぁ大丈夫だろう。
ドラゴンの動きが鈍くなってきていた。
これなら最後まで――と。
何か物凄いのを感じた。
山の方から……セレンさんの方から。
魔力だ。
魔法だ。
俺でも感じられたという事は、このドラゴンがそれに反応しない訳はない。
ちょこまかと逃げ回る俺を放っておき、動き出した。予想よりも早い動きだ。10秒もあればあの山まで届いてしまう。
今までの俺の力じゃ駄目だ。
クレーターを作った程度じゃ止まらない。
まずい。まずいまずいまずい。
このままじゃ駄目だ。
くそ――。
「こっちを見ろおおおおおおおお!!」
体の中で、力が爆発した。
そうとしか表現の出来ない感覚だった。
聖剣をドラゴンに突き立てた瞬間、白い光がドラゴンを縦に貫いた。
俺が刺したところを、貫いた。
聖剣はドラゴンの体を穿った。
これまでは精々大きく凹ませる程度だったのに、唐突に。
明らかに刃が届かない範囲まで。
ドラゴンの体が揺らぐ。
俺の足場が揺れる。
そして、セレンさんの魔法が完成した。
◆
圧巻。
そうとしか言いようが無かった。
先ほど俺がドラゴンを貫いた光とはまた違った、白い光で出来ている『それ』は千――いや、万はあるかもしれない。
空中に浮き出た魔法陣から出ている『それ』は、一本一本が分かりやすい破壊の形をしていた。
山をも上回る大きさの魔法陣から、無数の光の槍が出てきていた。
ぽかんと見ているうちに、どんどん。どんどんと、増えて行く。
やがて魔法陣を覆いつくす程に出現したそれは、聞かずとも如実にそう訴えていた。
『発射準備、完了』と。
いや待て。
俺ここにいて避けられるのかあれ。
いや無理だろ無理無理、あれは無理だって。
雨を避けるようなもんだ。
どうすりゃ良いんだ俺。
なんて考えている間に、無慈悲にも光の槍たちは発射される。
無音で、高速で近づいてくる槍を逃げるのは無理にしても、少しでも防ごうと顔の前で腕をクロスさせ――
槍が、ドラゴンを突き刺し、貫き、穿ち、消し飛ばした。
全て俺をすり抜けて。
比喩でなく、すり抜けて。
地面にも岩にも、どこにも傷がついていない。
あの光の槍は――ドラゴンだけを、消し去った。
呆気にとられる俺が受け身も取らずに地面にどちゃりと落ちたのと同時に、9つの竜の頭が降ってきた。その表情は驚愕に彩られている。ように見える。
俺だってびっくりした。
説明してくれれば良かったのに……
……あれだけ大規模な魔法が、対象のみを消し去るのか。
どれだけの威力がそこに集約されているのだろうと、想像するだけで恐怖さえ覚える程だ。
音もない。質量もない。
ただ、対象を消す。
準備に30分かかるとは言え、強力すぎる魔法だ。その30分って言うのももしかしたら、あのドラゴンがあまりにでかいから30分もかかった――あれだけの光の槍を用意しなければならなかっただけで、もしかしたらほとんどノータイムで放ててしまうものなのかもしれない。
……とりあえずセレンさん達のとこへ向かうか。
あれだけ大規模な魔法を撃った後だ。疲れているだろう。
ミラもセレンさんを守るために何度かは戦闘しているはずだ。あいつもあいつなりに頑張ってくれているはずだし、早めに向かうか。
時間的に、俺の吸血鬼としての能力はそろそろフルに使えるだろうというタイミング。図ったようなタイミングで――実際図ったのだろう。
セレンさんの補助魔法も受けている今、俺史上最強の俺がここにいる。
ドラゴンの初動は――翼を広げる、というものだった。
そりゃないだろ!
初手で飛ぼうとするな! お前の図体ならちょっと歩けばすぐ山じゃねぇか!
とか思いながら、俺は跳躍した。
30メートルくらい。
ドラゴンの翼の付け根くらいまで。
そして聖剣を叩きつける。
叩きつける。
鋭い金属音と、爆発染みた衝撃音が辺りに鳴り響く。セレンさん達がいる山にまで届いただろう。翼を斬り落とす……まではいかなかったが、大きく抉り取る事は出来た。
そのままドラゴンの背中に着地する。
ちょっとした丘みたいな大きさだ。
10対の瞳が俺を睨みつけた。爬虫類っぽい、温度を感じさせない瞳。
さてここからどうするか。
どういう攻撃をしてくるか――にもよるか。
と、ドラゴンの頭のうちの一つが俺目掛けて動き出す。
巨大すぎる風切り音のせいで、そもそもその大きさのせいで大口を開けて迫ってくる頭との距離感が掴み辛いが、なんとか辛うじて躱す。
が。
体が軽く揺れるような衝撃があった。
俺の下半身が消えていた。
「……うっそだろおい……!!」
痛みを感じる頃には、既に治っている。
だが、何をされたかが分からない。
分からないうちは今のを何度も喰らう可能性がある。そして、その攻撃が下半身だけで済むとは限らない。体全部が今みたいに消えたら、俺は再生できるのだろうか。
何がどうなって俺の下半身が消えたのかが分からないと足止めどころじゃないぞ……
セレンさんかミラがすぐ近くで見てれば何が起きたかも分かったのかもしれないが、生憎二人ともいない。そういう作戦だ。
俺が一人で何とかするしかない。
……よし。
やってみるか。
聖剣の柄を両手で握り、ドラゴンの背中に全力で突き立てる。
クレーターが出来たかのように大きくへこむ。なまじ鱗の強度が高いため、貫けずにこうして分散されてしまうのだ。突き刺さるようにこちらの方が効いてそうだけど。とは言っても半径3メートルくらいで、深さも30㎝もないくらいだが。
それでもダメージはあったようで、再びドラゴンの首の一つが俺目掛けて飛んできた。
それを今度は避けず。
受け――
「止めるううううううううあああああああ!!」
首……と言うとどこからが首なのかよく分からないので頭というべきか。ドラゴンの頭は一つ一つが俺の身長よりでかい。小型バスくらいの大きさはある。
そんなのが大口を開けて迫ってくるのだから、迫力は小型バス程度じゃないが。ギリギリで下顎を掴み(そこだけで俺の身長の半分以上はある)、なんとかかんとか、受けとめる事が出来た。
そのまま。
右腕を左斜め上に。左腕を右斜め下に。捩じって、捩じ切った。
大量の青い血が噴出する。
いつもはセレンさんが魔法で防いでくれるが、今はいない。自力でなんとか下がって躱す。が、千切った後の首――頭ではなく、首の部分がのたうち回って結局俺に血が幾らかかかった。
だが、思った通りではあった。
鱗は硬いが、剥がす事なら出来る。手で無理やり引きちぎるという、殴るやら斬るやらと違うベクトルでの力なら通用する。
イメージとしてはガードしている相手にも投げ技は通用するみたいな。そんな感じか?
そして、のたうち回っている首の横にブレードのようなものが付いていた。というか生えていた。他の首を見てみると付いてないから、攻撃する時だけ出てくるものなのだろう。
初見殺しも良いとこだ。
ギリギリで避けてもあのブレードに当たるとゲームオーバーなんだからな。
下半身が消えたように見えたのは、斬られた後にあの首がそのまま引きずって持っていったからだろう。
……さて。
ドラゴンは、俺を見ていた。
観察するというよりは睨みつけると言った方がニュアンスは近いか。先ほどまで温度を感じなかった爬虫類の瞳は、赤色に染まり瞳孔が更に狭まっていた。
だが急に襲い掛かってきたりはしないようだ。
俺に警戒している。
出来ればそのまま30分くらい大人しくしててくれると助かるんだが……。
数分、そのまま睨み合った。
先に動いた方が負けるとでも言わんばかりに、どちらともぴくりとも動かなかった。
が――硬直は破られる。
動いたのはほとんど同時だった。
先に動いた俺を見てドラゴンが動いたのか、先に動いたドラゴンを見て俺が動いたのか分からないくらい、ほとんど同時。
いや、もしかしたらまったくの同時だったのかもしれない。
9個の頭が、襲い掛かってくる。
俺は聖剣でドラゴンの背中を叩いて、先ほどと同じようなクレーターを作る。四方八方、どころか九方から迫る大型バスの統率が乱れ、隙が出来た。
その間を這うように、或いはすり抜けるように避けながら、隙を作り続けるために攻撃も時折織り交ぜる。
ギリギリだ。
避けながら攻撃する。
途中で、首同士で絡まらないものかと思ってそういう風に動いてみたが効果はなかった。あの頭、一つ一つにかなり気を配っているらしい。漫画とかだとこういう相手は勝手にそうやって自滅してくれるんだけどな。やっぱそう甘くはないか。
疲弊していくのはドラゴンの方だ。
俺は攻撃する場所など考えなくて良い。出来る時に足場に聖剣をぶち込めばそれがダメージになる。人間にすれば様子見くらいの弱パンチかもしれないが、それでも蓄積させていけばいずれは大きな隙を生み出す事が出来るはずだ。
俺の方はと言えば、集中力さえ切らさなければ何とかなりそうだ。逆に切らして一撃でも貰ってしまえば後はなし崩し的にガンガン持ってかれて一瞬で終わってしまうだろうが。
終わらされてしまうだろうが、まぁ大丈夫だろう。
ドラゴンの動きが鈍くなってきていた。
これなら最後まで――と。
何か物凄いのを感じた。
山の方から……セレンさんの方から。
魔力だ。
魔法だ。
俺でも感じられたという事は、このドラゴンがそれに反応しない訳はない。
ちょこまかと逃げ回る俺を放っておき、動き出した。予想よりも早い動きだ。10秒もあればあの山まで届いてしまう。
今までの俺の力じゃ駄目だ。
クレーターを作った程度じゃ止まらない。
まずい。まずいまずいまずい。
このままじゃ駄目だ。
くそ――。
「こっちを見ろおおおおおおおお!!」
体の中で、力が爆発した。
そうとしか表現の出来ない感覚だった。
聖剣をドラゴンに突き立てた瞬間、白い光がドラゴンを縦に貫いた。
俺が刺したところを、貫いた。
聖剣はドラゴンの体を穿った。
これまでは精々大きく凹ませる程度だったのに、唐突に。
明らかに刃が届かない範囲まで。
ドラゴンの体が揺らぐ。
俺の足場が揺れる。
そして、セレンさんの魔法が完成した。
◆
圧巻。
そうとしか言いようが無かった。
先ほど俺がドラゴンを貫いた光とはまた違った、白い光で出来ている『それ』は千――いや、万はあるかもしれない。
空中に浮き出た魔法陣から出ている『それ』は、一本一本が分かりやすい破壊の形をしていた。
山をも上回る大きさの魔法陣から、無数の光の槍が出てきていた。
ぽかんと見ているうちに、どんどん。どんどんと、増えて行く。
やがて魔法陣を覆いつくす程に出現したそれは、聞かずとも如実にそう訴えていた。
『発射準備、完了』と。
いや待て。
俺ここにいて避けられるのかあれ。
いや無理だろ無理無理、あれは無理だって。
雨を避けるようなもんだ。
どうすりゃ良いんだ俺。
なんて考えている間に、無慈悲にも光の槍たちは発射される。
無音で、高速で近づいてくる槍を逃げるのは無理にしても、少しでも防ごうと顔の前で腕をクロスさせ――
槍が、ドラゴンを突き刺し、貫き、穿ち、消し飛ばした。
全て俺をすり抜けて。
比喩でなく、すり抜けて。
地面にも岩にも、どこにも傷がついていない。
あの光の槍は――ドラゴンだけを、消し去った。
呆気にとられる俺が受け身も取らずに地面にどちゃりと落ちたのと同時に、9つの竜の頭が降ってきた。その表情は驚愕に彩られている。ように見える。
俺だってびっくりした。
説明してくれれば良かったのに……
……あれだけ大規模な魔法が、対象のみを消し去るのか。
どれだけの威力がそこに集約されているのだろうと、想像するだけで恐怖さえ覚える程だ。
音もない。質量もない。
ただ、対象を消す。
準備に30分かかるとは言え、強力すぎる魔法だ。その30分って言うのももしかしたら、あのドラゴンがあまりにでかいから30分もかかった――あれだけの光の槍を用意しなければならなかっただけで、もしかしたらほとんどノータイムで放ててしまうものなのかもしれない。
……とりあえずセレンさん達のとこへ向かうか。
あれだけ大規模な魔法を撃った後だ。疲れているだろう。
ミラもセレンさんを守るために何度かは戦闘しているはずだ。あいつもあいつなりに頑張ってくれているはずだし、早めに向かうか。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
2
-
-
93
-
-
39
-
-
549
-
-
75
-
-
37
-
-
58
-
-
15254
-
-
11128
コメント