女神と一緒に異世界転移〜不死身の体と聖剣はおまけです〜
第4話 投石無双
「うわぁ」
俺がオークを見た時の第一声である。
心の中でもうわぁと言っていたような気がする。
それ程までに非現実的な見た目をしていたのだ。
オーク。
豚のような鼻や猪のような牙、鬼のような顔の有名な魔物である。ちなみに体表は緑色。体長は2メートル以上は余裕である。体格は力士やプロレスラーが赤ん坊に見えるようなもの。
え、オークって雑魚キャラじゃないの?
中ボスくらいの風格が漂ってるんだけど。
遠目に見ても分かる。
あんなの人間が正面から戦って勝てる相手じゃない。
ぶっちゃけ超逃げたい。
茂みに隠れての観察である。
今でこそ余裕を持って見れているが、いざ真正面に立ったら竦んでしまう事間違いなしだ。凄いなぁファンタジー。この世界の冒険者は人間ではないのだろうか。
等とぶるぶる震えていると、セレンさんが言う。
「実際、見た目ほど強くはないです。動きは緩慢ですし、聖剣の所持者なら目を瞑ってても避けられると思います」
「へ?」
聖剣の所持者?
「確かに俺は聖剣を所持しているって事になってますけど、それで何か良いことでもあるんです?」
「あ」
「あぁ」
ドジっ娘発動の気配。
「すみません、説明するのを忘れてました……」
「別に謝るような事じゃないですよ。俺が聞かなかったのもあれですし」
オーライオーライ。気を取り直していこーぜ。
「聖剣の所持者は全体的な能力が……分かりやすく言うとステータス、ですね。ステータスが元の何倍……何十倍にもなってます。個人差というか体調とか気分によって結構高低差があるみたいですけど、最低でも人間離れした動きは出来るはずです」
「全然気づかなかった……」
という事は今この辺にある岩とか殴ったら壊せたりするのかな。
ぱんち。
轟音。
音が轟いた。とんでもない破壊音だった。粉々という言葉では言い足りない、完膚なきまでの破壊だった。勢い余って後ろの木も数本吹き飛んでいるほどである。
全力の三割も出してなかった軽いぱんちなんだけど、まさかこれ程までとは。
このまま元の世界に帰ればスパースター間違いなしだぞ……。
「優斗さん優斗さん、自分の拳見てうっとりしてないでオークが来てますよ!」
言われて振り向くと、音でこちらに気付いたのであろうオークがどすどすと走ってきていた。確かに動きは遅い。しかも自分のパンチ力がここまで増幅されていると知った後だと、あの体躯もそれ程怖くはない。
セレンさんの周りにはいつの間にか氷の砲弾のようなものが幾つか浮遊していた。魔法か。神秘的な光景である。
「当初の予定通り、優斗さんの実戦経験を養う事も兼ねた依頼です! 私は援護に徹するので突っ込んでみてください! 大丈夫です、避けきれなかった攻撃は私が全て叩き落とします!」
そう言われれば信じて突っ込むしかない。
喧嘩なんていつぶりだろうか。中学生の時に、厨二入ってる時にやらかした時以来かなぁ。
三割であのパワー。
全力で殴れば、この体躯でも吹き飛ぶだろう。
落ちている枝を踏み折りながら迫るオークに自分から近づき――右拳で殴る。一番殴りやすそうだった剥き出しの腹を。
どむ、とゴムを叩いたような感触。
は、一瞬だった。
吹き飛ぶ、なんて表現は使うべきではないだろう。
木っ端微塵。
血しぶきはいきなり目の前に現れた氷の盾に阻まれて(セレンさんがやったのだろう)かからなかったが、とんだスプラッタである。
衝撃で吹き飛んだ胴体から離れていた部分、つまりは顔がどさりと目の前に降ってくる。
「……!」
意識を失いそうになるが、すんでのところで堪える。
なんというか派手にすっ飛ばすイメージだったから、まさか爆散するなんて思ってもいなかった。いや、むしろ爆散してくれたお陰で首以外は分かりやすくグロテスクじゃないから助かったのかもしれない。
「……聖剣ってすごいんですね」
すごいというかやばいというか。
聖なる剣と名は付いているが、一歩間違えればむしろ魔剣だろうこれは。
「……いえ、ここまでなるのは、私も想定していませんでした……」
セレンさんは呆然としていた。
今のパンチの衝撃で抉れた地面と、へし折れた木々を見ながら。
「今までの聖剣使いも、オリンピック選手もかくやと言うくらいの身体能力を獲得していましたがここまで顕著に効果が表れるのは初めてだと思います。今のを見た感じ、パワーだけに能力が偏っているというわけでもなさそうですし……」
もしかしたら、と。
「優斗さんは歴代のどの英雄よりも強くなるかもしれません」
なんというか。
実感の湧かない話だった。
◆
オークの群れ掃討は一瞬で終わった。
事細かに描写しようと思っても本当に一瞬すぎて何も言えないのだ。
と言うのも、俺の能力を更にセレンさんが魔法でブーストし、パワーだけで見れば完全に化け物(セレンさんいわく、ドラゴンとも取っ組み合えるくらい)になり、巣の正面に立って石を大量に投げた。
ただそれだけである。
ちなみに一網打尽にした中に、角の生えた個体がいた。他のオークより少し大柄である。こいつがオーガに当たるらしい。
石を投げるだけで一発一発が大砲みたいな威力になるのだから、纏めて投げて当てるのが一番手っ取り早い。ちなみに石を投げるのは俺考案で、更にブーストしようと言ったのはセレンさんだ。
攻撃魔法、支援魔法、治癒魔法、全部頑張って覚えたらしい。
頑張って、という表現が実際どれくらい頑張ったのかは俺には想像もつかないが。
だが、ド素人をオークに突っ込ませても無傷で援護しきる自信がつくまで極めるのは尋常でない事は予想がつく。
「凄いことですよこれは!」
セレンさんは興奮しっぱなしだった。
俺が予想以上に――想定外に強かったのがよっぽど嬉しいのだろう。
正直俺はそんな事より全力で喜んでるセレンさんを見れた方が嬉しい。うっかりすると抱きしめてしまいそうだ。我慢我慢。
「正直な話、半年くらいは優斗さんの特訓に費やそうと思ってたんです」
「ほう」
聖剣補正と不死身補正(今回は何も活かされてないが)込みでも、素人じゃ無理な事なんだろう。セレンさんの目的というのは。
まぁ、その程度でクリアできてしまう課題ならセレンさん一人でもなんとかなるわな。
「てことは、セレンさんの目的を達成するのってそんなに急がなくて良いんですか? 一週間とか一ヵ月とか、切羽詰まってるわけではないんですね」
「そうですね。とは言っても、時間はふんだんにある、とも言えませんが――」
俺の疑問に、セレンさんが答える。
詳しく聞いてなかった――敢えて詳しく聞いてなかった事情を話すつもりなのだろうか。
「いえ、別に隠しておく理由もないですしね。近いうち、この世界には魔の神――魔神が降臨します」
魔の神。
それを女神であるセレンさんが言うって事は。
魔神とはもしかすると、
「セレンさんの知り合いだったり。そういう事なんですか?」
「はい」
その答えは端的で単純だった。
「あの人はこの世界を滅ぼそうとしています。その元となる原因は私の先代とのいざこざ……という言葉では済ませない程の軋轢があったからなのですが――」
「いや、その先は特に」
「……気にならないんですか?」
気にならないと言えばウソだけど。
「聞いたら怖気づいちゃうかもですし」
と、言うのもウソだ。
セレンさんが語りたくなさそうな顔をしていたから。
これが本当。だがそれを本人に言うのは酷な話だ。そもそも流れで説明されそうになったけど、多分まだ聞いて良いタイミングじゃないのだろう。
セレンさんは俺に対して少なからぬ引け目があるだろうから、こういうところは俺がしっかりと手繰るべきだと思う。
まぁ。
俺の思い過ごしだと言うんなら、それが一番なんだけどな。
「……分かりました。では、この話はまたいずれ」
ほっとしたような、残念なような、そんな微妙な表情をしてセレンさんは言った。
それにしても、神様同士の喧嘩みたいなものなのか。
虫でさえ。動物でさえ。人間でさえ同族で争うのだから、神様だって争いくらいしたくなるか。俺がするべき事は、女神様の眷属として、彼女の願いを叶えること。
そしていつかあわよくば――その話はまた今度で良いか。
……。
…………?
いや!
待てよ!
忘れかけていた事だが、とてもとても大事な事があるじゃないか!
「セレンさん」
「はい?」
いきなり名前を呼ばれ、きょとんとするセレンさん。
かわいいなぁ。
そのかわいさをいつかあわよくば、なんて言わずに今すぐに。
「俺の言う事一つだけなんでも聞いてくれるんですよね」
等と話しているうちに町に着き。
依頼の成功報酬を貰い、俺たちは無事宿屋に泊まれたのであった。
ちなみに。
言う事一つだけなんでも聞いてくれる権利は、迷いに迷った末――と言うか本当に頼みたい事と俺自身の度胸とを天秤にかけた末、恐らく俺史上最高レベルの勇気を出して『一緒のベッドで寝る』というものになった。
言いたいことはたくさんあるだろう。
しかし聞いて欲しい。考えてみて欲しい。聴いて熟考して欲しい。
こんなチャンス二度とないのかもしれないのだ。
俺は鈍感系主人公でも、チキン系主人公でもない。
ガツガツ系肉食主人公になるのだ。
見てろよ。
俺がオークを見た時の第一声である。
心の中でもうわぁと言っていたような気がする。
それ程までに非現実的な見た目をしていたのだ。
オーク。
豚のような鼻や猪のような牙、鬼のような顔の有名な魔物である。ちなみに体表は緑色。体長は2メートル以上は余裕である。体格は力士やプロレスラーが赤ん坊に見えるようなもの。
え、オークって雑魚キャラじゃないの?
中ボスくらいの風格が漂ってるんだけど。
遠目に見ても分かる。
あんなの人間が正面から戦って勝てる相手じゃない。
ぶっちゃけ超逃げたい。
茂みに隠れての観察である。
今でこそ余裕を持って見れているが、いざ真正面に立ったら竦んでしまう事間違いなしだ。凄いなぁファンタジー。この世界の冒険者は人間ではないのだろうか。
等とぶるぶる震えていると、セレンさんが言う。
「実際、見た目ほど強くはないです。動きは緩慢ですし、聖剣の所持者なら目を瞑ってても避けられると思います」
「へ?」
聖剣の所持者?
「確かに俺は聖剣を所持しているって事になってますけど、それで何か良いことでもあるんです?」
「あ」
「あぁ」
ドジっ娘発動の気配。
「すみません、説明するのを忘れてました……」
「別に謝るような事じゃないですよ。俺が聞かなかったのもあれですし」
オーライオーライ。気を取り直していこーぜ。
「聖剣の所持者は全体的な能力が……分かりやすく言うとステータス、ですね。ステータスが元の何倍……何十倍にもなってます。個人差というか体調とか気分によって結構高低差があるみたいですけど、最低でも人間離れした動きは出来るはずです」
「全然気づかなかった……」
という事は今この辺にある岩とか殴ったら壊せたりするのかな。
ぱんち。
轟音。
音が轟いた。とんでもない破壊音だった。粉々という言葉では言い足りない、完膚なきまでの破壊だった。勢い余って後ろの木も数本吹き飛んでいるほどである。
全力の三割も出してなかった軽いぱんちなんだけど、まさかこれ程までとは。
このまま元の世界に帰ればスパースター間違いなしだぞ……。
「優斗さん優斗さん、自分の拳見てうっとりしてないでオークが来てますよ!」
言われて振り向くと、音でこちらに気付いたのであろうオークがどすどすと走ってきていた。確かに動きは遅い。しかも自分のパンチ力がここまで増幅されていると知った後だと、あの体躯もそれ程怖くはない。
セレンさんの周りにはいつの間にか氷の砲弾のようなものが幾つか浮遊していた。魔法か。神秘的な光景である。
「当初の予定通り、優斗さんの実戦経験を養う事も兼ねた依頼です! 私は援護に徹するので突っ込んでみてください! 大丈夫です、避けきれなかった攻撃は私が全て叩き落とします!」
そう言われれば信じて突っ込むしかない。
喧嘩なんていつぶりだろうか。中学生の時に、厨二入ってる時にやらかした時以来かなぁ。
三割であのパワー。
全力で殴れば、この体躯でも吹き飛ぶだろう。
落ちている枝を踏み折りながら迫るオークに自分から近づき――右拳で殴る。一番殴りやすそうだった剥き出しの腹を。
どむ、とゴムを叩いたような感触。
は、一瞬だった。
吹き飛ぶ、なんて表現は使うべきではないだろう。
木っ端微塵。
血しぶきはいきなり目の前に現れた氷の盾に阻まれて(セレンさんがやったのだろう)かからなかったが、とんだスプラッタである。
衝撃で吹き飛んだ胴体から離れていた部分、つまりは顔がどさりと目の前に降ってくる。
「……!」
意識を失いそうになるが、すんでのところで堪える。
なんというか派手にすっ飛ばすイメージだったから、まさか爆散するなんて思ってもいなかった。いや、むしろ爆散してくれたお陰で首以外は分かりやすくグロテスクじゃないから助かったのかもしれない。
「……聖剣ってすごいんですね」
すごいというかやばいというか。
聖なる剣と名は付いているが、一歩間違えればむしろ魔剣だろうこれは。
「……いえ、ここまでなるのは、私も想定していませんでした……」
セレンさんは呆然としていた。
今のパンチの衝撃で抉れた地面と、へし折れた木々を見ながら。
「今までの聖剣使いも、オリンピック選手もかくやと言うくらいの身体能力を獲得していましたがここまで顕著に効果が表れるのは初めてだと思います。今のを見た感じ、パワーだけに能力が偏っているというわけでもなさそうですし……」
もしかしたら、と。
「優斗さんは歴代のどの英雄よりも強くなるかもしれません」
なんというか。
実感の湧かない話だった。
◆
オークの群れ掃討は一瞬で終わった。
事細かに描写しようと思っても本当に一瞬すぎて何も言えないのだ。
と言うのも、俺の能力を更にセレンさんが魔法でブーストし、パワーだけで見れば完全に化け物(セレンさんいわく、ドラゴンとも取っ組み合えるくらい)になり、巣の正面に立って石を大量に投げた。
ただそれだけである。
ちなみに一網打尽にした中に、角の生えた個体がいた。他のオークより少し大柄である。こいつがオーガに当たるらしい。
石を投げるだけで一発一発が大砲みたいな威力になるのだから、纏めて投げて当てるのが一番手っ取り早い。ちなみに石を投げるのは俺考案で、更にブーストしようと言ったのはセレンさんだ。
攻撃魔法、支援魔法、治癒魔法、全部頑張って覚えたらしい。
頑張って、という表現が実際どれくらい頑張ったのかは俺には想像もつかないが。
だが、ド素人をオークに突っ込ませても無傷で援護しきる自信がつくまで極めるのは尋常でない事は予想がつく。
「凄いことですよこれは!」
セレンさんは興奮しっぱなしだった。
俺が予想以上に――想定外に強かったのがよっぽど嬉しいのだろう。
正直俺はそんな事より全力で喜んでるセレンさんを見れた方が嬉しい。うっかりすると抱きしめてしまいそうだ。我慢我慢。
「正直な話、半年くらいは優斗さんの特訓に費やそうと思ってたんです」
「ほう」
聖剣補正と不死身補正(今回は何も活かされてないが)込みでも、素人じゃ無理な事なんだろう。セレンさんの目的というのは。
まぁ、その程度でクリアできてしまう課題ならセレンさん一人でもなんとかなるわな。
「てことは、セレンさんの目的を達成するのってそんなに急がなくて良いんですか? 一週間とか一ヵ月とか、切羽詰まってるわけではないんですね」
「そうですね。とは言っても、時間はふんだんにある、とも言えませんが――」
俺の疑問に、セレンさんが答える。
詳しく聞いてなかった――敢えて詳しく聞いてなかった事情を話すつもりなのだろうか。
「いえ、別に隠しておく理由もないですしね。近いうち、この世界には魔の神――魔神が降臨します」
魔の神。
それを女神であるセレンさんが言うって事は。
魔神とはもしかすると、
「セレンさんの知り合いだったり。そういう事なんですか?」
「はい」
その答えは端的で単純だった。
「あの人はこの世界を滅ぼそうとしています。その元となる原因は私の先代とのいざこざ……という言葉では済ませない程の軋轢があったからなのですが――」
「いや、その先は特に」
「……気にならないんですか?」
気にならないと言えばウソだけど。
「聞いたら怖気づいちゃうかもですし」
と、言うのもウソだ。
セレンさんが語りたくなさそうな顔をしていたから。
これが本当。だがそれを本人に言うのは酷な話だ。そもそも流れで説明されそうになったけど、多分まだ聞いて良いタイミングじゃないのだろう。
セレンさんは俺に対して少なからぬ引け目があるだろうから、こういうところは俺がしっかりと手繰るべきだと思う。
まぁ。
俺の思い過ごしだと言うんなら、それが一番なんだけどな。
「……分かりました。では、この話はまたいずれ」
ほっとしたような、残念なような、そんな微妙な表情をしてセレンさんは言った。
それにしても、神様同士の喧嘩みたいなものなのか。
虫でさえ。動物でさえ。人間でさえ同族で争うのだから、神様だって争いくらいしたくなるか。俺がするべき事は、女神様の眷属として、彼女の願いを叶えること。
そしていつかあわよくば――その話はまた今度で良いか。
……。
…………?
いや!
待てよ!
忘れかけていた事だが、とてもとても大事な事があるじゃないか!
「セレンさん」
「はい?」
いきなり名前を呼ばれ、きょとんとするセレンさん。
かわいいなぁ。
そのかわいさをいつかあわよくば、なんて言わずに今すぐに。
「俺の言う事一つだけなんでも聞いてくれるんですよね」
等と話しているうちに町に着き。
依頼の成功報酬を貰い、俺たちは無事宿屋に泊まれたのであった。
ちなみに。
言う事一つだけなんでも聞いてくれる権利は、迷いに迷った末――と言うか本当に頼みたい事と俺自身の度胸とを天秤にかけた末、恐らく俺史上最高レベルの勇気を出して『一緒のベッドで寝る』というものになった。
言いたいことはたくさんあるだろう。
しかし聞いて欲しい。考えてみて欲しい。聴いて熟考して欲しい。
こんなチャンス二度とないのかもしれないのだ。
俺は鈍感系主人公でも、チキン系主人公でもない。
ガツガツ系肉食主人公になるのだ。
見てろよ。
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