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天災殺しの異世界無双

マシュまろ

第46話 vsディザスターフロッグ4

*全てが石になった世界でディザスターフロッグは笑うかのように高らかに鳴いた。やはり自分は他の何者よりも強いと確信しているかのように。ディザスターフロッグの放った光の正体、それはディザスターフロッグを中心に広範囲にわたってランダムな状態異常を起こす能力だった。今回は、石化の状態異常が発動したためにこのような結果になったのだ。ディザスターフロッグは今まで生きてきた中でなによりもこの能力を信用しており、敵がある程度強い場合のみこの技を使用することにしていた。今回の敵は確かに強かったが、所詮は自分の敵ではない。やはり自分が一番強いのだ。そう思いながら全てが石になった世界をゆっくりと歩くディザスターフロッグだったがふとあることに気付く。自分を攻撃したあの白い髪の男がいない。それだけではない。一緒にいたはずのフォックスヒュームの女もいない。逃げるにも時間も距離もなかったはずなのに一体どこに?そう思いながら焦るように周りを見渡してふと自分の目の前に黒色の布のドームがあることに気付いた。こんなものあっただろうか?と見ていたディザスターフロッグだったが次の瞬間、ドームが解け、中から自分が探していた者達が出てきた。

「ふー。間一髪だったな!」
「し、死ぬかと思った…」

その光景をディザスターフロッグは信じられないという表情で見ていた。

*どうやってマガンとカリンが助かったのか。ディザスターフロッグが能力を発動させようとしていたまさにその時に、マガンは後ろの茂みに隠れていたカリンのもとに向かいカリンを抱きかかえてから、自身が装備していた【蝕む者のマント】の効果を発動させて自分とカリンの身を守ったのだった。

*そんな事を知らないディザスターフロッグは自身の切り札を破られて焦りの表情を見せていた。そんなディザスターフロッグとは反対にマガンはカリンを地面に下ろしながらゆっくりと余裕のある様子でディザスターフロッグに歩み寄る。

「確か…スキル【天災ノ厄光】だったかな?効果は凄まじいがそう何発も連続して出せるものじゃなかったはずだよな?」

全てを見透かされて焦り、負けを悟って後ろを向いて逃げようとしていたディザスターフロッグだったが今更マガンが逃すはずもない。

「逃すかよ。【スワンプ・ガム】」

マガンがそう言って右手をかざすと、手から泥の球がいくつも飛び出してディザスターフロッグの両手両足にあたり、地面に縛り付ける。動けなくなったディザスターフロッグは死を悟って青ざめていた。そんなディザスターフロッグの前に来たマガンは一言。

「俺はお前を見くびらずに相手をしていたが、お前は俺を見くびりすぎたな」

そして、デアビル・ホープを構え、無慈悲にスキルを発動させる。

「死ね。【鬼頭両断】」

そう言いながらデアビル・ホープを横一文字に振るうマガン。すると、なんの悲鳴もなくディザスターフロッグの首がズルリと横にずれて地面に落ち、切った首から血が噴水のように飛んだ。その光景をマガンはさも見慣れたかの様に見ていた。







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