話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

天災殺しの異世界無双

マシュまろ

第30話 冒険者ギルド

*あれからいくつかの水薬ポーションを作ったマガンは、次に冒険者ギルドに向かった。

(いよいよ冒険者登録をしに行くわけだが…場所どこだ?)

カエデからもらった地図を頼りに街の中をさまよう事20分。ようやく【冒険者ギルド】と書かれた大きな看板が吊るされた大きな建物の前に来る。扉を開き中に入ると酒場を想像させるような内装の建物だった。中は様々な格好をした人たちで賑わっており朝から酒を飲んでいるものもいる。マガンはカウンターに行き、受付嬢と思われるツインテールの女性に声をかける。

「すいません。冒険者登録をしたいのですが…」
「はい。冒険者登録ですね。ではまず、この紙にお名前をお願いします。」

渡された紙に自分の名前を書いていく。

(…名前だけでよかったな…。住所とか言われたら書けないもんな。俺、住所とかないし。)

そう思いながら名前を書いた紙を受付嬢に渡す。

「はい。ありがとうございます。…マガン様ですね。それでは次に冒険者のランクについて説明させていただきます」

そうして受付嬢はマガンの前に一枚の紙を出す。

「ランク?」
「はい。冒険者には低い順からE、D、C、B、A、S、SSの順にランクがあり、ランクに応じた仕事がギルドから与えられるようになっています。ランクは実力性になっており最初に私の横にある【示しの姿見】で表示されたランクから始め、その後はギルドの評価ごとにランクが上がります」
「なるほど…実力性ね…」
(非常に嫌な予感がする。)
「それではマガン様。【示しの姿見】の前に立ってみてください」
「はい」

【示しの姿見】
SR級
映した者の実力がわかる鏡。ただし、実力が高すぎると測りきれない。

目の前の姿見の詳細を確認しながらマガンは姿見の前に立つ。すると鏡はマガンの姿を映した途端神々しく輝く。そして一瞬にして黒ずんだかと思うと一気に亀裂が入りあっという間に割れてしまった。

「……あれ?」

マガンが割れた鏡を見た後に横にいる受付嬢を見ると、受付嬢や周りにいた他の冒険者達がマガンを見て呆然としていた。

(…やらかしちゃったか…)

周りの人達の反応を見ながらマガンは一人ため息をつくのだった。


















「天災殺しの異世界無双」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く