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天災殺しの異世界無双

マシュまろ

第18話 邪竜病

*マガンはカリンを連れて東の街の門から街に入るとカリンの案内に従いカリンの姉のいる家にカリンを抱え走る。カリンとカリンの姉の家は門を出て10分くらいの場所にあった。

「ここか、『コムギ亭』…飲食店か?」
「うん!宿屋さんもやってるんだ。さぁ、お兄さんこっち!」

カリンが開けてくれた店の裏口から店の中に入ると中はゆったりとくつろげそうな木製の机や椅子が置かれた、綺麗な店だった。マガンはカリンとカウンターの扉を開けて入り、奥にある姉の部屋に入る。そこにはカリンと同じ色の髪と狐の耳と尾を持つ顔色の悪い女性がベットで寝ていた。

「お姉ちゃん!!」

カリンが姉に駆け寄るのを見ながら「神眼」使い、ベットで寝ているカリンの姉の詳細を見る。

【名前】カエデ・フェン
【種族】フォックスヒューム

レベル10
攻撃力200
防御力10
俊敏性500
魔力 600
運  40

【エクストラスキル】
なし

【スキル】
治癒魔法LV10
料理術LVMAX

【状態異常】
邪竜病

「ほぉ…話通りやっぱり『邪竜病』にかかっていたか」

マガンは、この病の症状をゲームで見たからか、ベットで寝ているカエデの首から頰にかけて蠢くようについた黒い蛇のアザを見て顔をしかめながらそう言う。

(まだ初期症状で良かった。もっと遅かったら死んでたかもしれないな)

そう思いながら、マガンは万能薬エリクサーを姉に飲ませるカリンをすこし離れた距離から見ていた。だがしばらくしてマガンは異変に気付く。万能薬エリクサーを飲んだはずの姉の体からアザが一向に消えない。

「な、なんで消えないの?これで治るんじゃないの?」

カリンが悲鳴のような声を出すなか、見ていたマガンも驚いていた。邪竜病はゲーム中では、万能薬エリクサーを飲めば一発で治る病気のはずだった。しかし目の前のカエデの体には未だアザがある。

(なんでまだ体にアザが残っているんだ?カリンが飲ませたのは間違いなく万能薬エリクサーのはず…まさか!)

考えた末にマガンはある一つの可能性を考える。そして、魔法収納から自分が持っていた金色の万能薬エリクサーを出すと万能薬エリクサーの瓶の口を開け中身をカエデに飲ませる。するとカエデの体からアザが一瞬で消え、顔色が元に戻っていく。

「お兄さん、お姉ちゃんに何を飲ませたの?」
「…俺の持ってた万能薬エリクサーだよ。でもこれって…」

驚くカリンを横目で見ながら、マガンは目の前の現象に疑問を抱くのだった。






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コメント

  • MOB参式

    18話読みましたー!
    面白いですね。続きが早く読みたいです…_(꒪ཀ꒪」∠)_

    カリンチャンカワイイナー

    1
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