俺の彼女は学園のアイドル!?

大根おろし

#3 もしかしてバレちゃった?

俺はゆっくりと目が覚める。時刻は6時である。いつもの様に身支度を済ませ、リビングに向かう。すると笑い顔で怒っている。原因は昨日の事だろう。
『おはよう母さん』
『蓮、昨日の子誰?』
『ん?彼女だよ』
『いつ出来たのよ!あの蓮に』
我が母親よ実の息子にそんなこと言うか普通
『とにかく説明してもらうからね!』
『はいはい』
いつもの様に聞き流し玄関に向かった。
ピンポンとチャイムが鳴った。玄関を開けた。
『おはよう理香』
『おはよう蓮君』
彼女はニコッと笑い挨拶した。うん。やっぱり可愛い。
『どうした私の顔に何かついてる?』
『ううん何もついてないよ』
『そう。なら行こう♪』
おーっと手を上げた。何なのこの子天使かなにかですか?
『むーやっぱり私の顔見てるー』
ぷくっと頬を膨らませる。
『ごめんごめん、やっぱり可愛いすぎるから見とれちゃった』
と言うと彼女はトマトの様に顔を真っ赤にした。
『も、もう行くよ!』
はいはいと言いながら学校に向かう。
校門前で俺たちは、距離を取る。え、なぜかって?付き合ったことが判明したら男子達の嫉妬の嵐だ。その上暴れるかもしれないので、なので俺達は、あまり話さないようにしてる。
『よお蓮』
『お前朝っぱからうるさい。』
『んだよひでぇな、会って早々』
『ところで蓮、お前朝から高梨さんと登校したって本当なのか?』
─!!!!!?
『ち、ちげぇよ何言ってだよ!』
『いやーあの大迫涼也が見たって言うからよー』
大迫おおさこ涼也りょうやは、理香が振ったイケメンストライカーなのである。後から聞けば家の近くに居たらしい。
おい。それってストーカーになりかけてんじゃね?
その時までは冗談だと思っていた。











『第一俺と高梨さんが釣り合うと思うか?』
『そうだよなー蓮みたいなやつと釣り合う訳ないもんなー』
するとチャイムが鳴りHRが始まった。
授業中はいつも寝ているので、関係ないだろと思っていたが克己に起こされた。 
『なんだよ克己』
『たまには起きてろよ』
たまには起きとくか 午前の授業を終え食堂に行こうとすると
『ねぇ、杉本君ちょっと来て欲しいんだけど』
『わかった』
と言われやって来たのは、屋上だった。そしたら
『あら、いらっしゃい』
そこに居たのは、愛美だった。急に理香が、『この人が私の彼氏』
と爆弾発言したのだ。
『お、おい何バラしてるんだよ』
『だって、自慢したかったんだもん』
愛美が
『大丈夫よ誰にも言わないから』
ほっと一安心した。
『しかしあの理香が付き合うなんてね。理香のこと彼氏としてよろしくね』
『おう任せとけ』
すると理香が
『弁当食べよ』
と言った。
「『いただきます』」
結果から言うと他の人には食べさせるのは、もったいないぐらいだった。放課後になり、下校していると家の前になった途端
『明日私の家に来ない?』
『え?良いんですか?』
ふふっと笑いながら
『うん。良いですよ♪』
その瞬間夕焼けに照らされながら、満面の笑みをしていた。






次は、彼女の家にいく回です。ではいつもの感想お待ちしておりますm(_ _)m

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