妹を100万円で買ったがまさかの姉が来た件について。

ノベルバユーザー335810

一話-a

僕は名門進学校に受かり、晴れて高校一年生になった。だかしかし、自分には何か足りない。それは、、、妹である!!なぜ僕には妹がいないのだ!そんなことを思いつつ、始業式が始まった。長々とお決まりの校長先生の話を聞き、その後新しいクラスで担任の先生の自己紹介があった。「一年A組の担任になりました、Aです。一年間よろしくね!ちなみに、弟募集してまーす!」クラスの男子はその発言を聞き、俺がなると次々に立候補し、先生は冗談です。と言い、少し男子生徒をからかっただけのようだった。男子生徒は少し落ち込んではいた。内心僕は妹がいいので年上はNG。だから立候補はしなかった。そして出席番号順に自己紹介をすることになった。早くも先生にぞっこんな生徒が将来の夢はA先生の弟になることです!と言い女子生徒にドン引きされていた。お気の毒に。
そうこうしているうちに僕の番が回ってきた。僕は椅子から立ち上がり、自己紹介を終わらした後僕は妹が欲しい。とつい口滑り言ってしまった。勿論男女両方から変な目で見られ、ドン引きされた。この瞬間、僕は悟ったのである。おわたー。とそして全員の自己紹介が終わりホームルームが終わった。休み時間になるとある程度グループができていて僕はどのグループにも入ることができなかった。しかり、先ほどのA先生の弟になると言い女子生徒にドン引きされた生徒が僕のところに話しかけてくれたのである。「ベクトルは違うが同じ同士じゃないか!」「、、おう、」「まぁ、友達になろうぜ!」僕はb君は意外といい奴だと思い友達になることにした。周りからはあれが傷の舐め合いと馬鹿にされたが。

コメント

コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品