追われて留まる幽霊さん

梁ーレイー

13こういうのっていいよね

「ハアー・・・。ん。ありがとうな。にしてもお前思ってたより小さいんだな。」
「うるさっ!」
こいつライネー・・なんだっけ?
「あんた名前なんだっけ?」
「……。俺はライネール・ゴースバークだ。と、言うかお前の名前、まだ聞いてないんだがー・・」
「えぇ?そうだっけ?あー僕の名前は、、ルイス、ルイスだよ。」
「ルイスか。これからよろしくな。」

そんな感じで挨拶も終わり、怪我をしているライネール…長いな……。レインを3階のゲストルームで休ませることにする。
「まあ随分と埃っぽいな…。」
「…仕方ないでしょ」
「いや、にしても、酷過ぎないか?埃も凄いし蜘蛛の巣もやばいし今にも潰れそうで…。」
「酷い言い方だな。……僕も驚いたんだよこの有様には、まぁ、だから片付けようと思ってたんだ。怪我が治ったら君も手伝ってよね。」
「あぁ、まぁ、しかたないか…。というかおま・・・」「ルイス」
「…ルイスもここに来たばかりなのか?そもそもルイスは何歳なんだ?見るからに子供だが1人でこんな所まで来たのか?他にも人が居るんじゃないのか?」
「いきなり質問が多いいよ…。僕は14位だよ。これでもこの世界を旅していた途中でね。もちろんもう1人いたんだけどね。何分この森って広いからさー・・はぐれてしまったみたいなんだよね。んで、たまたまこんな所にボロいけど建物があったから休ませてもらっていたんだよ。」
…………。これ、自分で言っていて恥ずかしいな。14で迷子って……。まぁこの位の嘘じゃないとバレるからね。
「…お前も大変だったんだな…」
「んー?そんな事ないよー。僕これでも結構強いから。」
「そう、なのか…?」
「あー・・そんな暗くなんないでよ。それに君の方がよっぽど辛いでしょ。」
レインは嘘じゃないだろうから……。
「僕、他の部屋を見て来るから、ちょっと休んでてよ。」
僕、人間なんか大っ嫌いだけど、こうやって誰かと話せるのっていいよね。




愛称とかものすっごく適当なので覚えずらいかもです…すんません。人がいっぱい出てくるようになったら1回まとめます(๑•̀ㅂ•́)و✧

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