出会い系はじめてみたら幼馴染とマッチングした話
11. 初デート8
 男が店を出た後、俺は茜の方を見つめた。
 茜はしてやったり顔でこれまた優雅にオレンジジュースを飲んでいる。
「お前…まだ俺やるとも言ってないのに」
 そう言って困り果てる俺に茜はにやけ顔で
「言っちゃったもんはしかたないじゃーん。まあ、1ヶ月経ったら振ってあげるからそれまでの辛抱だよマイダーリン」
 などと抜かしやがる。
「なにマイダーリンだよ。それにあいつかなり腹を立ててたぞ?またなんかされるんじゃないか?」
 と不安げな俺をよそに茜は飲み干したオレンジジュースのグラスに入っていた氷で遊んでいる。
「その時は守ってよー。なんのために鍛えてんのよー。」
「ラグビーのためだよ。」
  などとツッコミを入れたところで俺は腹をくくりこいつの仮氏になることに決めた。
 どうせこんなことになったんじゃ大学でも多少噂にはなっているだろうし。
 それは考えすぎか?まあ、そんなこんなで俺たちは会計を済ませてカフェを出た。もちろんここの会計は俺持ちである。
 茜はしてやったり顔でこれまた優雅にオレンジジュースを飲んでいる。
「お前…まだ俺やるとも言ってないのに」
 そう言って困り果てる俺に茜はにやけ顔で
「言っちゃったもんはしかたないじゃーん。まあ、1ヶ月経ったら振ってあげるからそれまでの辛抱だよマイダーリン」
 などと抜かしやがる。
「なにマイダーリンだよ。それにあいつかなり腹を立ててたぞ?またなんかされるんじゃないか?」
 と不安げな俺をよそに茜は飲み干したオレンジジュースのグラスに入っていた氷で遊んでいる。
「その時は守ってよー。なんのために鍛えてんのよー。」
「ラグビーのためだよ。」
  などとツッコミを入れたところで俺は腹をくくりこいつの仮氏になることに決めた。
 どうせこんなことになったんじゃ大学でも多少噂にはなっているだろうし。
 それは考えすぎか?まあ、そんなこんなで俺たちは会計を済ませてカフェを出た。もちろんここの会計は俺持ちである。
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