最強魔王なのに、影で生きていこうとするのは、間違っていることなのか。

ふらぺちーの

第7話 初めての学校

無事入学試験を終えて数日。
俺は、とうとう念願の学校に、来ていた。
俺のクラスは、Aクラスだ。
クラスは、A~Eまである。

ガラッ
俺は、なるべく目立たないように、ドアを、静かに開けた。
「お、お前もうかったのかー!!」
「誰だっけ」
「おいおいひでーな!お前が扉に入ろうとするから、止めてやったじゃねーか。」
ああ。思い出した。
「お前か。どーしたんだ?」
「結局はいったのか?」
「ああ。」
ザワッ
突然教室が、ざわついた。
「どーしたんだ?」
「おまっ!しら……」
ガラッ
皆の言葉をさえぎるように、入ってきた。
先生……か?
「…………俺が担任の……ザシス・シイスだ。」
その声は、とても小さく、少しでもうるさくすると、なにも、聞こえないような、大きさだった。
「急だが、入学式が、明日になった……」

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