EX冒険者の成長記
地下
翌朝、レイは自室を改造していた。
「地下の部屋を造りたいから、ここの本棚に魔力を流すと開く仕組みにしよう」
地下への扉を造った後に階段をつくった。光の魔石が埋め込まれているので、地下といっても明るい。レイはそこに4つの部屋をつくった。
1つ目は、魔法研究室。魔法陣など新しい魔法や古代魔法、スキルの研究をするところだ。次に、魔道具研究室。魔道具の開発、作成を行う部屋だ。さらに、医療研究室。薬や、この世界の病気を調べるための部屋である。そして、食料研究室。魔物の肉や新しい調理法、レシピを作ることろ。これらの部屋は自室で作ってもいいのだが、何か盗まれたり、捨てられたりすると困るので地下につくったのだ。
「レイ様!」
上から執事のセバシエの声が聞こえてきた。レイが上に戻ると、セバシエは驚いていた。
「レイ様?これは?」
「あぁ、先に説明すると、地下への扉だね。ここにベルを置いとくから、僕が下にいる時はこのベルをならしてね」
「承知致しました」
「それで、何の用だったの?」
「はい、昼食の用意が整いました」
「あぁ、今行くよ」
それからレイは昼食を済ませて地下の魔道具研究室に入った。
「何を作ろうかな?飛行船なんてどうだろう?みんなの役に立つし!」
レイは飛行船作りに取りかかった。まず紙にだいたいの図をかき、必要なものを創造魔法で作って組み立て。
「客船にした方がいいな…そうしよう!」
船の中に部屋を作り、魔石を埋め込んで完成だ。
「よし!早速試し運転してみよう!空間魔法で、異空間でやるか」
空間魔法で異空間を作り、船を運行させてみると、上手いこと飛んでくれた。
「実際は空気圧とか魔物が来たりするから、魔力障壁をはって完成だな!」
チリンチリーン
このベルはセバシエが呼んでいるベルだ。レイは上に上がって、セバシエに飛行船が出来たと自慢した。すると、セバシエは驚きつつ喜んでいるようだった。それは、馬車での移動は大変らしい。これで楽になるようだ。
次の日、王城に呼ばれた。何かしたかなとレイが思っているといきなり国王が
「レイよ。お主飛行船を作ったらしいの。それを国で運行したいのじゃが」
「何で知ってるんですか?!?」
「セバシエから聞いたわい。あやつは王城の執事をやっておったからの。お主が変なことせんかの監視じゃよ」
「えぇ!そんな」
「まぁそういう事じゃから、頼んだぞ」
帰りにセバシエに本当か聞くとどうやら本当らしい。なんで言ってくれなかったか聞くと、
「聞かれてないので」
くそぉ………
「地下の部屋を造りたいから、ここの本棚に魔力を流すと開く仕組みにしよう」
地下への扉を造った後に階段をつくった。光の魔石が埋め込まれているので、地下といっても明るい。レイはそこに4つの部屋をつくった。
1つ目は、魔法研究室。魔法陣など新しい魔法や古代魔法、スキルの研究をするところだ。次に、魔道具研究室。魔道具の開発、作成を行う部屋だ。さらに、医療研究室。薬や、この世界の病気を調べるための部屋である。そして、食料研究室。魔物の肉や新しい調理法、レシピを作ることろ。これらの部屋は自室で作ってもいいのだが、何か盗まれたり、捨てられたりすると困るので地下につくったのだ。
「レイ様!」
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