EX冒険者の成長記

光井ヒロト

5年後

あれから5年がたった。この5年間でいろいろなことがあった。まず、正式に教国から婚約の親書が届いた。国王はぐちぐち言いながらも承認した。なんでも反対派を教皇が無理矢理押し切ったらしい。これで婚約者が5人になった。さらに、ステータスに加護の表示が無い理由を絶対神に教えてもらった。混乱しないように10歳になったら自然に出てくるらしい。そして、レイに刻まれている右眼と両肩から腕まであった紋は魔法を使うと輝くとも教えてもらった。また、サイリア王国でも昔の古い文献でレイの紋が神の使徒であるという文献が見つかった。国王いわくレイが成人したら、正式に発表するとのことだ。
さらに、教皇と聖女を守ったことと、王女と公爵令嬢、教皇と聖女と婚約した者が男爵ではダメだということから伯爵まで上がった。王族になるかという話も出たがさすがにと断ることにした。


レイは今年で10歳。今年から学園に通うことになっている。王女と2人の公爵令嬢も学園に通うが、なんと、教皇と聖女も王立サイリア魔法学園に通うということになった。
















「サイリアを攻め滅ぼすぞ!そして我がバルガ帝国がこの世界の覇者となるのだ!!!!!
ワアーハッハッハッハッハッハー!!!!!
お前達!!戦争だ!!!」
「「「「「「はっ!!!」」」」」

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