絶滅危惧種のパパになりました………~だから、保護して繁殖をしようと思います~
0060★小さな幾つもの異変3
そして30分後。
ゲットしたモノを腕に、ホクホクした顔で帰宅する神護と、そんな神護の嬉しそうな姿に、癒される竜治がいたのは確かな事実だった。
「竜治ぃ~どうせなら、メシ食ってけよ
なんなら、泊まってくかぁ?
今日はお前のお陰で
かなりイイもんゲット出来たからな」
神護の誘いに、竜治はちょっと肩を竦める。
「すごくどっちも、魅力的だけど
今日は、遠慮しとくよ」
「んじゃ、夕食用の弁当作ってやるよ
直ぐに出来るからさ」
「わるいね、助かる」
なんて会話をして、帰宅した神護だった。
そして、買い込んだモノをかって知ったるで、収納箱や冷蔵庫に入れている間に、神護は5人分ぐらいのお弁当を作る。
「竜治、少し多めに用意したから
もし、食べるようなら
親父さんにも分けてやれよ
ウチの親父よりは
不摂生してないと思うけど……」
そう言ってズッシリとした、健康に良くて美味しいお弁当をゲットした竜治はにっこりと笑って帰宅するのだった。
ちなみに、たいがいは、神護が持たせるお弁当の半分以上を、父親に獲られている竜治だった。
神護は、家族の為の夕飯を用意し、菓子パンの収納箱には………。
『ひとり、2つまで』
という貼り紙をして、軽い夕食をとり、入浴してベットに入っていた。
ここんところ、妙な夢を見ているセイかな?
妙に疲れが溜まるなぁ………
夢の内容を、起きてからも覚えていることが
ここんところ急に増えたけど…………
いつも、いつも、昼なお薄暗い森林だもんなぁ
なんか意味あるのかなぁ?
今日は、進展あるかなぁ…………
そんなことを考えながら、神護は深い眠りの園へと降り立った。
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コメント
姉川京
相変わらず凄いですね……ゆっくり見させていただきます!!