センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)

閃幽零×祝@自作したセンエースの漫画版(12話以降)をBOOTHで販売中

27話 膨れ上がっていく力。


 27話 膨れ上がっていく力。


 995万年経過。
『……まだだ……』
『俺はまだ……』
『……頑張れる……』

 996万年経過。
『ぐへへ! うへへ!』
『げへへ! がはは!』
『あへあへあへあへあへあへ!』


 997万年経過。
『うわぁあああん! もうやだぁああ! 死にたい、死にたい、死にたい!』
『もういいって! ほんと! 頭バグるぅうう! ここから、出せ、ごらぁあああ!』


 998万年経過。
『ま、まだ、1000万……あと10倍……か』
『はっ……』
『ナメんなよ……』
『絶対に折れてやらねぇ……』
『絶対に……絶対……ひっく……うぐっ……』

 999万年経過
『……シューリ……心配するな……』
『必ず、助けるから……』
『……俺は……まだ、舞える……』


 ――前回の1億年でも、こういった感じで、『感情の乱高下』は頻繁に起こっていた。
 『施設が充実している』とはいえ『自分以外は誰もいない空間』で、独り、黙々と訓練をし続けていれば、いつかは頭がおかしくなる。

 ただ、次第に、『自分の感情』との付き合い方も見えてきて、
 あえて、ガス抜きするように『キチ〇イになる』というのも、
 ここで生き抜くための手法の一つになってきた。

 時折、あえて、幼児化してみたり、
 特に意味なく暴れまわってみたり、
 無為に、自己嫌悪に陥ってみたり。

 そうやって、とことん、自分と向き合った結果、
 センは、また、さらに、一段階、上のステージに到ることができた。




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 名前『センエース』
 ・称号『永き時空を旅した敗北者』
    『常軌を逸した狂気の努力家』
    『絶望の運命に抗う冒涜者』
    『武の極みを垣間見た修羅』
    『半神』
    『ナイトメアソウルゲーター』
    『無限地獄を彷徨うファントムトーカー』

 《レベル》     【1】
 (存在値)

 [HP]      【2/920万】
 [MP]      【1/150万】
 [スタミナ]    【8/570万】

 「攻撃力」       【521万】
 「魔法攻撃力」     【11万200】
 「防御力」       【98万3000】
 「魔法防御力」     【19万】
 「敏捷性」       【230万】
 「耐性値」       【73万】
 「HP再生力」     【33万】
 「魔力回復力」     【95000】
 「スタミナ回復速度」  【1089万6380】
 「反応速度」      【602万5】

 「隠しパラメータ合計値」【1809万5500】

 習得魔法「双牙雷術ランク50」「大治癒ランク98」「雷光弾ランク120」「幻影呪縛ランク88」「武装雷撃ランク105」「限定空間ランク80」「転移ランク70」「突貫雷槍ランク150」「豪将剣気ランク110」「プロパティアイ」「異次元砲」「フルパレードゼタキャノン」「オーラドール・アバターラ」「ドリームオーラ」「マリオネットゲイザー」「みんな死ねばいいのに」「他、多数」
 グリムアーツ「閃拳」「神速閃拳」「龍閃崩拳」「逆気閃拳」「深淵閃風」「他、多数」

 スペシャル「不屈の魂魄」「サイコパス」「女性に弱い」

 戦闘力評価「★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★」

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 ★

 記念すべき、1000万年が経過したところで、
 センは、再度、アイテムの強化を開始する。

 強くなったことで、アイテム改造に費やせる魔力量なども増加した。

 アイテム制作の軸となる『コアマテリアル』は、
 製作者の能力が高ければ高いほど高品質になる。

 また、高次のアイテムクラフトは、
 『アイテム自体のレベルを上げる』という作業も必須になる。

 そのため、センは、工房で、コアマテリアルを鍛えては、
 『モンスタールーム』にいって、高位のモンスターを召喚し、

「グギャアアアアアッ!」

 モンスターを倒して、その魂魄をアイテムに吸わせて、
 アイテムのレベルを上げていく。

「俺のレベルは一切上がらないのに、アイテムは、どんどんレベルアップするな……うらやましい。……はぁ……なんで、アイテムに嫉妬しなきゃならんのだ」


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