センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
40話 混沌仮面デッキ。
40話 混沌仮面デッキ。
「……パーフェクトエグゾギア……『ゲン的』に言えば当たりだが……『VSセイバーリッチ』で考えると……ぶっちゃけ、そんな大当たりってほどじゃねぇ……ようするには、もろもろ踏まえると、この辺が限界って話だ……」
ナイアが引き当てたのは、神のシステム『パーフェクトエグゾギア』。
パーフェクトエグゾギアは、『同期に時間がかかる』ような『みっともなさ』など併せ持っていない。
今すぐにでも暴れることが可能。
とはいえ――
「けっこう強くなったねぇ♪ けど、それじゃ、足りないんじゃない?」
「ああ……まだ足りねぇ……」
ため息を一つはさんでから、
「……が、何も用意してないワケでもねぇ……どんな面倒に直面したとしても『どうにか出来るだけの準備』はしてきた……」
そう言いつつ、
そこで、ナイアは、右手の中に、二枚の札を具現化させる。
一枚には『杯』が、もう一枚には『仮面をかぶった異形』が描かれている小さな札。
その二枚の札を天に放り投げながら、
「……『臨夜(いざや)に一杯』……」
宣言すると、二枚の札は空中で、無数の黒いハナビラとなって、ヒラヒラと幻想的に舞い落ちる。
すると、ナイアの手の中に、
ラムドカードが30枚ほどのセットされているデッキが出現した。
ナイアは、そのデッキを、セイバーリッチに見せつけつつ、
「……名称、混沌仮面デッキ。全部で31枚。『メイン』となるのは、大神級仮面種のモンスターカード『1枚』だけ。他の『30枚』は、その『たった1枚のメイン』を召喚するためだけに存在する生贄要員。だが、しかし、たんなる生贄要員とあなどるなかれ。その30枚も、すべて究極超神級」
「暴露のアリア・ギアスを積んでいるのは……その混沌仮面デッキとやらを使うための条件の一つだからかなぁ?」
「いや、絶望させたいだけさ。もっというと、自慢したいだけだ。実利益以外の欲求もたまには、グツグツと湧いてくる。それが、それこそが、純粋無垢な、命の不具合。合理だけで世界は回ってねぇ」
そう言うと、ニィと笑い、
「……『長久の時を積んできた』のは『テメェら主人公キャラだけじゃねぇ』ってところを見せてやる。俺の想い、俺の覚悟……その一部だけだが、確かに見せてやるから、全力でおののきやがれ」
そう言うと、
ナイアは、空中で華麗にリフルシャッフルしつつ、
上から五枚のカードを手札に加え、
「この混沌仮面デッキには、いくつかのアリア・ギアスが積まれている。最初から使えるのはランダムに引いた五枚だけ。その後は、一分経過するごとに一枚ずつ使用できるようになる」
「おそろしく面倒くさいアリア・ギアスを積んだね♪ バカなのかな?」
「ああ、おっしゃるとおり、バカみたいに面倒くさい。だが、だからこそ輝く。アリア・ギアスってのはそういうもんだ」
そう言いながら、ナイアは、手札の中から、
「魔法ラムドカード『死欲のツボ』、発動。デッキから7枚のモンスターラムドカードを墓地に送る」
そう言うと、デッキから7枚のラムドカードを選び、
『闇の沼(地面にオートで召喚される、異空間の入り口)』の中へと放り投げる。
「……パーフェクトエグゾギア……『ゲン的』に言えば当たりだが……『VSセイバーリッチ』で考えると……ぶっちゃけ、そんな大当たりってほどじゃねぇ……ようするには、もろもろ踏まえると、この辺が限界って話だ……」
ナイアが引き当てたのは、神のシステム『パーフェクトエグゾギア』。
パーフェクトエグゾギアは、『同期に時間がかかる』ような『みっともなさ』など併せ持っていない。
今すぐにでも暴れることが可能。
とはいえ――
「けっこう強くなったねぇ♪ けど、それじゃ、足りないんじゃない?」
「ああ……まだ足りねぇ……」
ため息を一つはさんでから、
「……が、何も用意してないワケでもねぇ……どんな面倒に直面したとしても『どうにか出来るだけの準備』はしてきた……」
そう言いつつ、
そこで、ナイアは、右手の中に、二枚の札を具現化させる。
一枚には『杯』が、もう一枚には『仮面をかぶった異形』が描かれている小さな札。
その二枚の札を天に放り投げながら、
「……『臨夜(いざや)に一杯』……」
宣言すると、二枚の札は空中で、無数の黒いハナビラとなって、ヒラヒラと幻想的に舞い落ちる。
すると、ナイアの手の中に、
ラムドカードが30枚ほどのセットされているデッキが出現した。
ナイアは、そのデッキを、セイバーリッチに見せつけつつ、
「……名称、混沌仮面デッキ。全部で31枚。『メイン』となるのは、大神級仮面種のモンスターカード『1枚』だけ。他の『30枚』は、その『たった1枚のメイン』を召喚するためだけに存在する生贄要員。だが、しかし、たんなる生贄要員とあなどるなかれ。その30枚も、すべて究極超神級」
「暴露のアリア・ギアスを積んでいるのは……その混沌仮面デッキとやらを使うための条件の一つだからかなぁ?」
「いや、絶望させたいだけさ。もっというと、自慢したいだけだ。実利益以外の欲求もたまには、グツグツと湧いてくる。それが、それこそが、純粋無垢な、命の不具合。合理だけで世界は回ってねぇ」
そう言うと、ニィと笑い、
「……『長久の時を積んできた』のは『テメェら主人公キャラだけじゃねぇ』ってところを見せてやる。俺の想い、俺の覚悟……その一部だけだが、確かに見せてやるから、全力でおののきやがれ」
そう言うと、
ナイアは、空中で華麗にリフルシャッフルしつつ、
上から五枚のカードを手札に加え、
「この混沌仮面デッキには、いくつかのアリア・ギアスが積まれている。最初から使えるのはランダムに引いた五枚だけ。その後は、一分経過するごとに一枚ずつ使用できるようになる」
「おそろしく面倒くさいアリア・ギアスを積んだね♪ バカなのかな?」
「ああ、おっしゃるとおり、バカみたいに面倒くさい。だが、だからこそ輝く。アリア・ギアスってのはそういうもんだ」
そう言いながら、ナイアは、手札の中から、
「魔法ラムドカード『死欲のツボ』、発動。デッキから7枚のモンスターラムドカードを墓地に送る」
そう言うと、デッキから7枚のラムドカードを選び、
『闇の沼(地面にオートで召喚される、異空間の入り口)』の中へと放り投げる。
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