センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
19話 アイテムをつくろう。
19話 アイテムをつくろう。
――寮に戻ってきたゲンは、
ササっと片手間に食事を終わらせ、
「それでは、アイテム作成にとりかかるとするか」
アプリの『P型ウィトゲンシュタインのアトリエ』を起動させる。
すると、ゲンの視界がグニャリとゆがんだ。
特殊な異空間に飛んだゲン。
学校の教室くらいのサイズで、
様々な器具がズラっと配置されている空間。
「いいねぇ、ワクワクする」
さっそく、器具を確認していくゲン。
「ある程度『使い方がわかる道具』もあるが……大半は、用途不明だな……もっと錬金の勉強をしないと、細かいことはできそうにない……」
P型ウィトゲンシュタインのアトリエは、錬金術師としてのスキルをサポート&カバーしてくれる便利なアプリだが、しかし、なんでもかんでもやってくれるわけではない。
大半の事は感覚的にやっても大丈夫なようになっているが、
突き詰めた『アイテム作成』を求めるとなると、
錬金術の高位知識が必要不可欠となってくる。
「まあ、出来ないことは出来ないコトとして……まずは、できることをやっていく」
ハウトゥーを勉強するばかりでは、なかなか先に進めない。
実践こそ最大の経験値となる。
陸の上でいくらフォームの勉強をしても、
実際に泳げるようにはならないのと同じ。
泳げるようになりたかったら、水に飛び込むべきであり、
それは、すべての『勉強』にいえること。
「まずは、コアマテリアルの作成だ……」
つぶやきながら、ゲンは、
「最初の『とっかかり』が、ソコってのが凄いな……」
本来であれば、コアマテリアルの作成は、高位の錬金術師しかできない秘儀。
果て無き勉強と、長久の訓練を経た果てに、ようやく出来るようになる技。
だが、ゲンは、その辺のアレコレをすっ飛ばして、
『まずはそこから』の精神で着手することができる。
「まずは、素材からコアを抽出……」
コアマテリアルは、素材やアイテムから抽出できる。
※ この辺の説明をシッカリするとなると、
時間があまりにかかりすぎるため、省略します。
「組み合わせて……調律……よし。まずは、武器用のコアマテリアル、作成完了。アトリエのサポートがあるから、めちゃめちゃ簡単だな」
本来であれば、もっと手間と時間がかかる作業なのだが、
アトリエのサポート能力がハンパではないので、
短時間でサクっと終わらせることができた。
「コアマテリアルが完成したら、次は、外装……」
素材を組み合わせてカタログから選択する仕様。
外装の作成も、本来であれば、鍛冶系やデザイナー系のスキルが必要となるが、
アトリエにセットされているカタログが優秀なので、
そこもサクっと進めることができる。
「素材は金属系とクリスタル系のハイブリットで……エレメンタル配合値とかエーテルシナジー率とか元素変換割合とか、その辺は、まあ、ぶっちゃけ、今の俺のレベルだとさっぱりだから、アトリエ先生の『絶妙な塩梅(あんばい)』で丸っとグワっと『いい感じ』にヨロシクっと」
素材を投入し、作りたいアイテムを選択することで、自由にアイテムを作れるお手軽仕様。
本来であれば「素材の特性」や「組み合わせた際の反応」などを、
数百年単位で学ばないと、ロクな錬金はできないのだが、
しかし、そこは、アトリエがサポートしてくれるため、
何も考えずに、テキトーにポンポン放り込むだけでもどうにかなってしまう。
――寮に戻ってきたゲンは、
ササっと片手間に食事を終わらせ、
「それでは、アイテム作成にとりかかるとするか」
アプリの『P型ウィトゲンシュタインのアトリエ』を起動させる。
すると、ゲンの視界がグニャリとゆがんだ。
特殊な異空間に飛んだゲン。
学校の教室くらいのサイズで、
様々な器具がズラっと配置されている空間。
「いいねぇ、ワクワクする」
さっそく、器具を確認していくゲン。
「ある程度『使い方がわかる道具』もあるが……大半は、用途不明だな……もっと錬金の勉強をしないと、細かいことはできそうにない……」
P型ウィトゲンシュタインのアトリエは、錬金術師としてのスキルをサポート&カバーしてくれる便利なアプリだが、しかし、なんでもかんでもやってくれるわけではない。
大半の事は感覚的にやっても大丈夫なようになっているが、
突き詰めた『アイテム作成』を求めるとなると、
錬金術の高位知識が必要不可欠となってくる。
「まあ、出来ないことは出来ないコトとして……まずは、できることをやっていく」
ハウトゥーを勉強するばかりでは、なかなか先に進めない。
実践こそ最大の経験値となる。
陸の上でいくらフォームの勉強をしても、
実際に泳げるようにはならないのと同じ。
泳げるようになりたかったら、水に飛び込むべきであり、
それは、すべての『勉強』にいえること。
「まずは、コアマテリアルの作成だ……」
つぶやきながら、ゲンは、
「最初の『とっかかり』が、ソコってのが凄いな……」
本来であれば、コアマテリアルの作成は、高位の錬金術師しかできない秘儀。
果て無き勉強と、長久の訓練を経た果てに、ようやく出来るようになる技。
だが、ゲンは、その辺のアレコレをすっ飛ばして、
『まずはそこから』の精神で着手することができる。
「まずは、素材からコアを抽出……」
コアマテリアルは、素材やアイテムから抽出できる。
※ この辺の説明をシッカリするとなると、
時間があまりにかかりすぎるため、省略します。
「組み合わせて……調律……よし。まずは、武器用のコアマテリアル、作成完了。アトリエのサポートがあるから、めちゃめちゃ簡単だな」
本来であれば、もっと手間と時間がかかる作業なのだが、
アトリエのサポート能力がハンパではないので、
短時間でサクっと終わらせることができた。
「コアマテリアルが完成したら、次は、外装……」
素材を組み合わせてカタログから選択する仕様。
外装の作成も、本来であれば、鍛冶系やデザイナー系のスキルが必要となるが、
アトリエにセットされているカタログが優秀なので、
そこもサクっと進めることができる。
「素材は金属系とクリスタル系のハイブリットで……エレメンタル配合値とかエーテルシナジー率とか元素変換割合とか、その辺は、まあ、ぶっちゃけ、今の俺のレベルだとさっぱりだから、アトリエ先生の『絶妙な塩梅(あんばい)』で丸っとグワっと『いい感じ』にヨロシクっと」
素材を投入し、作りたいアイテムを選択することで、自由にアイテムを作れるお手軽仕様。
本来であれば「素材の特性」や「組み合わせた際の反応」などを、
数百年単位で学ばないと、ロクな錬金はできないのだが、
しかし、そこは、アトリエがサポートしてくれるため、
何も考えずに、テキトーにポンポン放り込むだけでもどうにかなってしまう。
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