センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
46話 とんでもない天才。
46話 とんでもない天才。
『ロコによってシロアリが駆逐された事件』から数日が経過した。
ロコと出会ってからというもの、
ゲンは毒組のバイトとして朝から晩まで決死の覚悟で働いた。
可能な限り現場に出て、この世界の『裏』に触れていった。
テロリスト&凶悪犯罪者を相手にエンドレスワルツ。
ギルティブラッドは眠らない。
どれだけ徹底的に叩き潰しても、上級犯罪者の数は一向に減らない。
肉体だけではなく精神的にもかなりキツい超絶激務。
だが、ゲンは、泣き言一つ言わずに、
必死で働き続けた。
そして、その合間を縫って、
ヒジカとオキから剣を学んだ。
はじめは、二人とも、『ソウルさんに言われているから渋々』といった感じで、非常に面倒くさそうにしていたが、ゲンの『エゲつない根性』と、日に日に磨かれていく様を目の当たりにしたことで、いつしか、二人とも、全力でゲンを磨くようになっていった。
オキとヒジカの剣は、ゲンの器になってくれた。
そのことがキッカケとなり、
ゲンの可能性は解放された。
ステータスの制限解放は、まだまだ緩やかだが、
『剣技』の解放に関しては、虹気と同じく制限がなくなったため、
ゲンは、手に入れた努力ポイントの、ほとんどを『剣技』にぶち込んだ。
――その結果、
ほんの数週間で、
000000000000000000000000000000000000000
《レベル》 【15】
[HP] 【399/399】
[MP] 【39/39】
[スタミナ] 【29/29】
「攻撃力」 【39】
「魔法攻撃力」 【39】
「防御力」 【39】
「魔法防御力」 【39】
「敏捷性」 【39】
「耐性値」 【39】
「HP再生力」 【39】
「魔力回復力」 【39】
「スタミナ回復速度」 【39】
「反応速度」 【39】
「隠しパラメータ合計値」【399】
魔法 『拳気ランク3』『分身ランク3』『武装闘気』
スペシャル 『虹気(クオリティ153)』
戦闘力 『剣技(補正値52)』
111111111111111111111111111111111111111
――ここまで上昇した。
※ ちなみに、戦闘力は、基本的に、数値化されないものだが、
剣技に関しては『型の補正値』という形で数値化されている。
つまり、実質的な『剣の腕前の数値』とは少し違う。
ゲンのとてつもない成長率を受けて、
ヒジカは、
(とんでもない天才……こいつの才能は常軌を逸している)
そう判断した。
実際のところ、ゲンに『才能』はない。
魔法よりも剣の方がマシ――それが基本的なセンエースクオリティ。
だが、ゲンの場合、数真の恩恵を受けているため、
はた目には、とんでもない天才として映る。
ようするには、『数真』がエゲつないチートという話。
――ゲンは思う。
(数真は、いうなれば『努力が絶対に報われるチート』……このチートは、俺と相性抜群。俺は、才能こそゼロだが、やろうと思えば変態的に努力が出来る狂人)
どれだけ積んでも『努力が報われない』ということは多い。
『努力』の『やり方』や『方向性』が間違っているという事が往々にあり、
かつ『根本的な才能が足りなければ超えられない壁』というモノがあるから。
そして、普通は『その壁がどのぐらい高い』のか視認できないため、
たいていの場合、途中で心が折れてしまう。
闇の中で手探りをして、かき集められたモノだけで、
『自分』というものを構成しなければいけない。
――それが、基本的な、自分という器との接し方。
だが、数真がある場合、全ての壁が数値として可視化されている。
おかげでゲンは『自分には魔法の才能がないという客観的事実』を正確に理解できた。
※ 厳密にいうと、『センエース』の魔法的資質は、
『オールマイティ』プラス『超大器晩成タイプ』というだけで、
『才能がない』というわけではない。
本当に才能がない場合、そもそも魔法を覚えることができないし、
どれだけ努力しようと、ランクが1000に届くこともあり得ない。
『ロコによってシロアリが駆逐された事件』から数日が経過した。
ロコと出会ってからというもの、
ゲンは毒組のバイトとして朝から晩まで決死の覚悟で働いた。
可能な限り現場に出て、この世界の『裏』に触れていった。
テロリスト&凶悪犯罪者を相手にエンドレスワルツ。
ギルティブラッドは眠らない。
どれだけ徹底的に叩き潰しても、上級犯罪者の数は一向に減らない。
肉体だけではなく精神的にもかなりキツい超絶激務。
だが、ゲンは、泣き言一つ言わずに、
必死で働き続けた。
そして、その合間を縫って、
ヒジカとオキから剣を学んだ。
はじめは、二人とも、『ソウルさんに言われているから渋々』といった感じで、非常に面倒くさそうにしていたが、ゲンの『エゲつない根性』と、日に日に磨かれていく様を目の当たりにしたことで、いつしか、二人とも、全力でゲンを磨くようになっていった。
オキとヒジカの剣は、ゲンの器になってくれた。
そのことがキッカケとなり、
ゲンの可能性は解放された。
ステータスの制限解放は、まだまだ緩やかだが、
『剣技』の解放に関しては、虹気と同じく制限がなくなったため、
ゲンは、手に入れた努力ポイントの、ほとんどを『剣技』にぶち込んだ。
――その結果、
ほんの数週間で、
000000000000000000000000000000000000000
《レベル》 【15】
[HP] 【399/399】
[MP] 【39/39】
[スタミナ] 【29/29】
「攻撃力」 【39】
「魔法攻撃力」 【39】
「防御力」 【39】
「魔法防御力」 【39】
「敏捷性」 【39】
「耐性値」 【39】
「HP再生力」 【39】
「魔力回復力」 【39】
「スタミナ回復速度」 【39】
「反応速度」 【39】
「隠しパラメータ合計値」【399】
魔法 『拳気ランク3』『分身ランク3』『武装闘気』
スペシャル 『虹気(クオリティ153)』
戦闘力 『剣技(補正値52)』
111111111111111111111111111111111111111
――ここまで上昇した。
※ ちなみに、戦闘力は、基本的に、数値化されないものだが、
剣技に関しては『型の補正値』という形で数値化されている。
つまり、実質的な『剣の腕前の数値』とは少し違う。
ゲンのとてつもない成長率を受けて、
ヒジカは、
(とんでもない天才……こいつの才能は常軌を逸している)
そう判断した。
実際のところ、ゲンに『才能』はない。
魔法よりも剣の方がマシ――それが基本的なセンエースクオリティ。
だが、ゲンの場合、数真の恩恵を受けているため、
はた目には、とんでもない天才として映る。
ようするには、『数真』がエゲつないチートという話。
――ゲンは思う。
(数真は、いうなれば『努力が絶対に報われるチート』……このチートは、俺と相性抜群。俺は、才能こそゼロだが、やろうと思えば変態的に努力が出来る狂人)
どれだけ積んでも『努力が報われない』ということは多い。
『努力』の『やり方』や『方向性』が間違っているという事が往々にあり、
かつ『根本的な才能が足りなければ超えられない壁』というモノがあるから。
そして、普通は『その壁がどのぐらい高い』のか視認できないため、
たいていの場合、途中で心が折れてしまう。
闇の中で手探りをして、かき集められたモノだけで、
『自分』というものを構成しなければいけない。
――それが、基本的な、自分という器との接し方。
だが、数真がある場合、全ての壁が数値として可視化されている。
おかげでゲンは『自分には魔法の才能がないという客観的事実』を正確に理解できた。
※ 厳密にいうと、『センエース』の魔法的資質は、
『オールマイティ』プラス『超大器晩成タイプ』というだけで、
『才能がない』というわけではない。
本当に才能がない場合、そもそも魔法を覚えることができないし、
どれだけ努力しようと、ランクが1000に届くこともあり得ない。
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