センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
23話 いままでお世話になりました。
23話 いままでお世話になりました。
「毎日、ちゃんと頑張って生きていれば、二年で1億は稼げると分かった……そして、この数値は、今後、どんどん上がっていくというもの理解できた」
前半の一年よりも、後半の一年の方が獲得できた努力ポイントは多かった。
別に、毎日のルーティンに変化があったわけではない。
『ゲン・ワンダフォ』の熟練度があがったことで上昇したのだ。
それは、つまり『努力を怠りさえしなければ、今後、一年間に稼げる努力ポイントは増え続ける』という事を示している。
「不老不死をとるまで、最短30年……皮算用はするべきじゃないが……伸び率を計算に入れると……最速『10年』ほどで不老不死を獲得することも不可能じゃないかもしれない」
その数字は、あくまでも理想。
しかし、遅くとも30歳になるまでには取れるだろうと予想。
事故らない限り、間違いなくとれる。
夢の不老不死。
(不老不死さえとってしまえば、効率はガン無視して、好きなようにやっていける。やりたいことはたくさんある。大量にお金を稼いで、闇市のアイテムを大人買いする! 努力ポイントを無限に稼いでカンストを目指す!)
ゲンの未来は明るかった。
★
ひたすらに『ゲン・ワンダフォ』を叫び続けるという『ハンパなくヤベェ幼少期』が過ぎさり――ついに、ゲンは『5歳』になった。
三年間、ひたすらに、毎日、毎日、積み上げてきた結果、
ゲンのステータスは、このように成長した。
000000000000000000000000000000000000000
《レベル》 【8】
[HP] 【299/299】
[MP] 【29/29】
[スタミナ] 【19/19】
「攻撃力」 【29】
「魔法攻撃力」 【29】
「防御力」 【29】
「魔法防御力」 【29】
「敏捷性」 【29】
「耐性値」 【29】
「HP再生力」 【29】
「魔力回復力」 【29】
「スタミナ回復速度」 【29】
「反応速度」 【29】
「隠しパラメータ合計値」【299】
魔法 『拳気ランク3』『分身ランク3』『武装闘気』
スペシャル 『虹気(クオリティ150)』
111111111111111111111111111111111111111
大きく成長したゲンは、
『これならば、世界と戦える』
そう確信した。
――ゆえに、
「いままで、お世話になりました」
大きく、たくましく成長したゲンは、
身支度をすませ、両親への挨拶を終えると、
そのまま、家を出ようとする――が、
当然、
「「こらこら、こんな時間に、どこにいく」」
ステレオで呼び止められる。
夜の8時に、大きな荷物を持って『いままでお世話になりました』などと言いつつ家を出ようとする五歳の息子を止めない両親はいない。
ゲンは、うっとうしそうな顔で、
「俺も、いい加減、いい歳なので、自立します」
「いい歳って……あなた、まだ五歳じゃない」
「やれやれ……アリアさん、あなたは何もわかっていない。いいですか、俺は――ああ、いや、言葉は無粋。論より証拠。とにかく、ほら、俺を見てください」
「とうぜん、毎日、目を離さず、見守っているわよ。五歳児の親だもの。当然でしょう。あと、お母さんといいなさい」
「ならば、わかるでしょう。どうです? 俺の、この鍛え上げられた肉体。立派なものでしょう?」
「赤ちゃんのころと比べたら、ずいぶんとたくましくなったけど……これでも、身長は、お隣のケルバ君の半分以下なのよねぇ」
「どうやら、ウチの子は成長が遅いタイプらしいな。まあ、焦らなくても。そういうタイプの子は、成長期になれば一気に伸びる」
「毎日、ちゃんと頑張って生きていれば、二年で1億は稼げると分かった……そして、この数値は、今後、どんどん上がっていくというもの理解できた」
前半の一年よりも、後半の一年の方が獲得できた努力ポイントは多かった。
別に、毎日のルーティンに変化があったわけではない。
『ゲン・ワンダフォ』の熟練度があがったことで上昇したのだ。
それは、つまり『努力を怠りさえしなければ、今後、一年間に稼げる努力ポイントは増え続ける』という事を示している。
「不老不死をとるまで、最短30年……皮算用はするべきじゃないが……伸び率を計算に入れると……最速『10年』ほどで不老不死を獲得することも不可能じゃないかもしれない」
その数字は、あくまでも理想。
しかし、遅くとも30歳になるまでには取れるだろうと予想。
事故らない限り、間違いなくとれる。
夢の不老不死。
(不老不死さえとってしまえば、効率はガン無視して、好きなようにやっていける。やりたいことはたくさんある。大量にお金を稼いで、闇市のアイテムを大人買いする! 努力ポイントを無限に稼いでカンストを目指す!)
ゲンの未来は明るかった。
★
ひたすらに『ゲン・ワンダフォ』を叫び続けるという『ハンパなくヤベェ幼少期』が過ぎさり――ついに、ゲンは『5歳』になった。
三年間、ひたすらに、毎日、毎日、積み上げてきた結果、
ゲンのステータスは、このように成長した。
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《レベル》 【8】
[HP] 【299/299】
[MP] 【29/29】
[スタミナ] 【19/19】
「攻撃力」 【29】
「魔法攻撃力」 【29】
「防御力」 【29】
「魔法防御力」 【29】
「敏捷性」 【29】
「耐性値」 【29】
「HP再生力」 【29】
「魔力回復力」 【29】
「スタミナ回復速度」 【29】
「反応速度」 【29】
「隠しパラメータ合計値」【299】
魔法 『拳気ランク3』『分身ランク3』『武装闘気』
スペシャル 『虹気(クオリティ150)』
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大きく成長したゲンは、
『これならば、世界と戦える』
そう確信した。
――ゆえに、
「いままで、お世話になりました」
大きく、たくましく成長したゲンは、
身支度をすませ、両親への挨拶を終えると、
そのまま、家を出ようとする――が、
当然、
「「こらこら、こんな時間に、どこにいく」」
ステレオで呼び止められる。
夜の8時に、大きな荷物を持って『いままでお世話になりました』などと言いつつ家を出ようとする五歳の息子を止めない両親はいない。
ゲンは、うっとうしそうな顔で、
「俺も、いい加減、いい歳なので、自立します」
「いい歳って……あなた、まだ五歳じゃない」
「やれやれ……アリアさん、あなたは何もわかっていない。いいですか、俺は――ああ、いや、言葉は無粋。論より証拠。とにかく、ほら、俺を見てください」
「とうぜん、毎日、目を離さず、見守っているわよ。五歳児の親だもの。当然でしょう。あと、お母さんといいなさい」
「ならば、わかるでしょう。どうです? 俺の、この鍛え上げられた肉体。立派なものでしょう?」
「赤ちゃんのころと比べたら、ずいぶんとたくましくなったけど……これでも、身長は、お隣のケルバ君の半分以下なのよねぇ」
「どうやら、ウチの子は成長が遅いタイプらしいな。まあ、焦らなくても。そういうタイプの子は、成長期になれば一気に伸びる」
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