センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
27話 圧倒的スペック。
27話 圧倒的スペック。
「……バロールも決して悪くないが……しかし、貴様の方がアリだな……うーむ……迷ってしまうな……『こいつ(ジャミ)』の方に乗り換えるか……いや、しかし、バロールを失いたくはない……バロールも非常にレアな器……『こいつ』が本当に神の種を持っているか、現時点では不明というのも、少し怖い……うーむ……うむむ……」
数秒だけ悩むと、
「よし、決めた。バロールは器のままにして、貴様は私の配下にしよう。非常に優秀なコマになってくれそうだ」
などとナメたことをつぶやいた直後、
また瞬間移動で空間を翔ける。
ジャミは、瞬間移動とフェイントを絡めたバックステップで『的』を絞らせないようなムーブを心掛けるが、しかし、シアエガは、そんなジャミの上をいった。
「遅くはないが、私から逃げきれる速度ではないな!」
素晴らしい速度で距離をつめ、
膨大なオーラと魔力で空間を制圧してくる。
虹色のオーラに包まれてからというもの、キレッキレなシアエガ。
さすがのジャミも動揺を隠せない。
『ジャミほどの超越者を圧倒できている』――そのコトに気をよくしたシアエガは、
ニィっと微笑み、
「これが! 私だ! コスモゾーン・レリック『シアエガ』の真の力ぁああああ! アウターゴッドに届きうる真なる高みぃいいい!」
豪速で、剛腕。
さらにキレを増していく『驚異のムーブ』でジャミを削っていくシアエガ。
「……ちぃっ……速いな……鬱陶しい……」
すさまじい速度におされて、
ジャミも、ついに
「――ジェノサイドタイム!!」
切り札を御披露目。
全力で戦う時の必殺スタイル。
バロールの『星典黒猿』以上のスペックアップ率を誇る変身技『ジェノサイドタイム』を使って対峙する――が、
「オーラが膨らんだな! すべてにおいて、バロールを上回っているか! 素晴らしい! しかし、届いていないぞ! ははは! どうした! 私に勝ちたかったら、もう一段階のギアアップが必要だぞ! ないのか?! もうないのか?! だったら、死ぬしかないぞぉおお!」
強大な力と速度で、
ジェノ・ジャミを追い詰めていくシアエガ。
サトロワスとカティの遠隔攻撃をモノともせず、
ドナの支援でも、確定の有利を回せなくなってきた。
この場にいる九華全員で、
最善を尽くしてシアエガに挑むが、
「むだむだむだむだむだむだむだむだむだぁ!!」
強大に膨れ上がったシアエガの前では、
最善も悪手も同じだった。
――そんな『最強状態のシアエガ』の『強さ』を受けて、
ジャミが、
(ジェノサイドタイムを使っても届かないか……なるほど、これが、コスモゾーン・レリックとやらの『本質』……悪くはない……)
『見』と『堅』に徹していると、
同時に、カティが
(いまだ、戦闘力はたいしたことないけど、アイテムとしての性能は破格と言っていい……何よりのポイントは、あの『オーラを増幅させている』と思しき『虹色のオーラ』……すごく異質……ただ増幅させているだけって感じじゃない……グっと深くなっている……キレがよくなっているっていうか、コクが増しているというか……)
「……バロールも決して悪くないが……しかし、貴様の方がアリだな……うーむ……迷ってしまうな……『こいつ(ジャミ)』の方に乗り換えるか……いや、しかし、バロールを失いたくはない……バロールも非常にレアな器……『こいつ』が本当に神の種を持っているか、現時点では不明というのも、少し怖い……うーむ……うむむ……」
数秒だけ悩むと、
「よし、決めた。バロールは器のままにして、貴様は私の配下にしよう。非常に優秀なコマになってくれそうだ」
などとナメたことをつぶやいた直後、
また瞬間移動で空間を翔ける。
ジャミは、瞬間移動とフェイントを絡めたバックステップで『的』を絞らせないようなムーブを心掛けるが、しかし、シアエガは、そんなジャミの上をいった。
「遅くはないが、私から逃げきれる速度ではないな!」
素晴らしい速度で距離をつめ、
膨大なオーラと魔力で空間を制圧してくる。
虹色のオーラに包まれてからというもの、キレッキレなシアエガ。
さすがのジャミも動揺を隠せない。
『ジャミほどの超越者を圧倒できている』――そのコトに気をよくしたシアエガは、
ニィっと微笑み、
「これが! 私だ! コスモゾーン・レリック『シアエガ』の真の力ぁああああ! アウターゴッドに届きうる真なる高みぃいいい!」
豪速で、剛腕。
さらにキレを増していく『驚異のムーブ』でジャミを削っていくシアエガ。
「……ちぃっ……速いな……鬱陶しい……」
すさまじい速度におされて、
ジャミも、ついに
「――ジェノサイドタイム!!」
切り札を御披露目。
全力で戦う時の必殺スタイル。
バロールの『星典黒猿』以上のスペックアップ率を誇る変身技『ジェノサイドタイム』を使って対峙する――が、
「オーラが膨らんだな! すべてにおいて、バロールを上回っているか! 素晴らしい! しかし、届いていないぞ! ははは! どうした! 私に勝ちたかったら、もう一段階のギアアップが必要だぞ! ないのか?! もうないのか?! だったら、死ぬしかないぞぉおお!」
強大な力と速度で、
ジェノ・ジャミを追い詰めていくシアエガ。
サトロワスとカティの遠隔攻撃をモノともせず、
ドナの支援でも、確定の有利を回せなくなってきた。
この場にいる九華全員で、
最善を尽くしてシアエガに挑むが、
「むだむだむだむだむだむだむだむだむだぁ!!」
強大に膨れ上がったシアエガの前では、
最善も悪手も同じだった。
――そんな『最強状態のシアエガ』の『強さ』を受けて、
ジャミが、
(ジェノサイドタイムを使っても届かないか……なるほど、これが、コスモゾーン・レリックとやらの『本質』……悪くはない……)
『見』と『堅』に徹していると、
同時に、カティが
(いまだ、戦闘力はたいしたことないけど、アイテムとしての性能は破格と言っていい……何よりのポイントは、あの『オーラを増幅させている』と思しき『虹色のオーラ』……すごく異質……ただ増幅させているだけって感じじゃない……グっと深くなっている……キレがよくなっているっていうか、コクが増しているというか……)
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