センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
48話 ソンキーの想い。
48話 ソンキーの想い。
ソンキーの名乗りを受けて、
ウラスケは、顔を青くして、
「……神の……修羅……」
「歓喜するがいい。『この俺に殺された事』をあの世で自慢する許可をあたえる」
と、そう宣言したところで、
「……ん? どうした、トウシ」
ソンキーの中にいるトウシが、ソンキーに語りかける。
(神様には勝ったんやから、『序列一位』を名乗ってええんとちゃうか?)
「……」
トウシの問いに、ソンキーは少しだけ言い淀んでから、
「63998勝127989敗……それが、俺とあいつの通算記録だ」
遠い日を思いながら、
「一回や二回勝っただけで定着するほど『最強』という称号は易くない。あの日、あの瞬間、俺は確かにあいつに勝ったが……それだけで、運命の序列が決まるわけじゃない。それに……」
(それに……なんや?)
「……先述した記録は、あくまでも『純粋な勝敗を決める闘い』の結果。『世界の命運を賭けた闘い』におけるあいつの記録は、いつだって、穢れなき完全無敗。……運命が懸かった死線で、あいつに勝てる修羅は存在しない。だから、今も、世界は、あいつを、『この上なく尊き神の王』であると認識している」
(……)
「敗北に重責がかからない場面ではちょいちょい負けるが、『絶対に負けてはいけない局面』では絶対に勝つ。それがあいつの強さだ」
(……)
「――これは、あくまでも仮の話だが、もし『世界を賭けた闘いが勃発(ぼっぱつ)し、その死線には一柱しか参戦できない』となれば、世界は迷いなく、あいつを選択するだろう。俺自身、その選択を前にすれば、俺ではなく、あいつにベットする。それに……」
(……まだ、『それに』があんのかい)
「あの時の闘いでは、たまたま俺に軍配が上がったが、次の闘いではどうなるかわからん。なんせ、あいつの成長速度はハンパじゃないからな」
(……)
「最初に会った時はカスだった。間違いなく、なんの価値もないゴミだった……しかし、あいつは……」
そこで、ソンキーは、感慨深そうに、天を仰ぐ。
――『舞い散る閃光』の『軌跡』を想起しながら、
「抜いて、抜かれて……そうやって、俺達は、ここまできた……だから、立ち止まりはしない……俺は永遠にチャレンジャーで在り続ける」
そう断言したところで、
痺れを切らしたウラスケが、
「……反則や……」
ボソリと、そうつぶやいた。
「なんや、それ……魂に闘神を宿しとるとか……反則にもほどがある……」
「反則ねぇ……いったい、なんの競技をしているつもりなのか知らんが……まあ、好きに思っていればいい。お前の感想に興味はない」
「つ、つぅか、なんでや?! なんで、お前は、神の力が使える?! ネオバグの情報によれば――」
「現世で神の力は使えない……か?」
「そうや! 神は現世で制限を受ける。それがコスモゾーンの法則! なのに、なぜ――」
「さぁな、知らん」
「し、しらんって……」
「どうやら、あのド変態が第一アルファから締め出されたのと同じタイミングで、その枷がなくなったっぽい……が、具体的な理由や機序は知らん。興味もない」
ソンキーの名乗りを受けて、
ウラスケは、顔を青くして、
「……神の……修羅……」
「歓喜するがいい。『この俺に殺された事』をあの世で自慢する許可をあたえる」
と、そう宣言したところで、
「……ん? どうした、トウシ」
ソンキーの中にいるトウシが、ソンキーに語りかける。
(神様には勝ったんやから、『序列一位』を名乗ってええんとちゃうか?)
「……」
トウシの問いに、ソンキーは少しだけ言い淀んでから、
「63998勝127989敗……それが、俺とあいつの通算記録だ」
遠い日を思いながら、
「一回や二回勝っただけで定着するほど『最強』という称号は易くない。あの日、あの瞬間、俺は確かにあいつに勝ったが……それだけで、運命の序列が決まるわけじゃない。それに……」
(それに……なんや?)
「……先述した記録は、あくまでも『純粋な勝敗を決める闘い』の結果。『世界の命運を賭けた闘い』におけるあいつの記録は、いつだって、穢れなき完全無敗。……運命が懸かった死線で、あいつに勝てる修羅は存在しない。だから、今も、世界は、あいつを、『この上なく尊き神の王』であると認識している」
(……)
「敗北に重責がかからない場面ではちょいちょい負けるが、『絶対に負けてはいけない局面』では絶対に勝つ。それがあいつの強さだ」
(……)
「――これは、あくまでも仮の話だが、もし『世界を賭けた闘いが勃発(ぼっぱつ)し、その死線には一柱しか参戦できない』となれば、世界は迷いなく、あいつを選択するだろう。俺自身、その選択を前にすれば、俺ではなく、あいつにベットする。それに……」
(……まだ、『それに』があんのかい)
「あの時の闘いでは、たまたま俺に軍配が上がったが、次の闘いではどうなるかわからん。なんせ、あいつの成長速度はハンパじゃないからな」
(……)
「最初に会った時はカスだった。間違いなく、なんの価値もないゴミだった……しかし、あいつは……」
そこで、ソンキーは、感慨深そうに、天を仰ぐ。
――『舞い散る閃光』の『軌跡』を想起しながら、
「抜いて、抜かれて……そうやって、俺達は、ここまできた……だから、立ち止まりはしない……俺は永遠にチャレンジャーで在り続ける」
そう断言したところで、
痺れを切らしたウラスケが、
「……反則や……」
ボソリと、そうつぶやいた。
「なんや、それ……魂に闘神を宿しとるとか……反則にもほどがある……」
「反則ねぇ……いったい、なんの競技をしているつもりなのか知らんが……まあ、好きに思っていればいい。お前の感想に興味はない」
「つ、つぅか、なんでや?! なんで、お前は、神の力が使える?! ネオバグの情報によれば――」
「現世で神の力は使えない……か?」
「そうや! 神は現世で制限を受ける。それがコスモゾーンの法則! なのに、なぜ――」
「さぁな、知らん」
「し、しらんって……」
「どうやら、あのド変態が第一アルファから締め出されたのと同じタイミングで、その枷がなくなったっぽい……が、具体的な理由や機序は知らん。興味もない」
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