センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
127話 最終決戦。
127話 最終決戦。
「ドン引きだよ、トウシくん!」
「イっちゃってるね、トウシくん!」
「もはや、人間じゃないよ、トウシくん!」
褒め称えられて、
「……」
苦い顔をしているトウシ。
だが、そんな事はおかまいなしに、歓喜の渦は大きくなる。
爆発的な歓喜は、
留まる事を知らず、
際限なく膨らんでいきそうだった――
――が、
「……ぐはっ!!」
虹宮が血を吹いたのを受けて、
歓喜の声は、乾いた悲鳴に変わった。
「?!」
倒れ込む虹宮。
ピクピクと痙攣して、ドクドクと血を流す。
誰もが、訳の分からない状況に困惑している。
そんな中、
彼女――椿美代(トランスフォーム実行中)だけが、
黒い笑顔を浮かべて、
自分の手についている虹宮の血をペロっとナメながら、
「……はい、というわけで、歓喜の時間はおしまい。ここからは、絶望の時間」
「な、なにを……椿……」
岡葉が青い顔をして、そう尋ねると、
椿はニコっと微笑んで、
「あれ? 忘れちゃった? 神狼は二匹いるって話」
「……」
「虹宮は見つかっちゃったけど、私はまだ見つかっていませんでした……ってこと。そんだけ。おわかり?」
「っっ! ……っ、だ、だったら、狩って終わらせてやる!!」
岡葉は、そくざにトランスフォームを使い、椿を殺そうと襲いかかった。
しかし、
「むりむり。今の私は、この上なく尊き主の支配(コントロール)を受けているから、あなたたちじゃ、絶対に勝てない」
ヒラリと回避して、岡葉の腹部にひざを叩きこむ。
油断して背後を突かれた虹宮と違い、
岡葉は、キチンとオーラを展開し防御対処を施したため、一撃で腹部を貫かれることはなかった。
激痛に耐えながら、岡葉は言う。
「く……確かに凄まじい強さだけど……絶対に勝てないってほどじゃない……少なくとも、ボクを一撃で殺せない程度だから、トウシくんはもちろん、ボクらを殺しきることも難しいだろう」
「確かに、私(椿美代)は出力が低すぎる……けど、こうすれば、問題は解決」
言いながら、椿は、両手を捕食モードにして、死にかけている虹宮にくらいついた。
一瞬の出来事。
あの虹宮が、
抵抗の一つもできず、
至極あっけなく、
――ペロリと飲み込まれてしまい、
「あはっ」
結果、椿美代は、凶悪な強化を果たす。
「まだ完封できるほどじゃないけど……隊長クラスを、あともう2・3人捕食すれば、余裕であなたたちを壊滅させられる。もちろん、今の私は、程度の低い遠隔オートコントロールを受けているだけだから、タナカトウシには勝てない。ただ、私がタナカトウシと闘う事はありえないから、問題は皆無」
と、そこで、
トウシは、強大な気配を感じて振り返った。
そこには、
「というわけで、ここからは、最終決戦。俺VSタナカトウシ。世紀の頂上決戦といこうじゃないか」
強大なオーラに包まれた神がいた。
アダムをも超えている、信じられない練度のオーラを放っている神の王。
「……モンジン……」
「タナカトウシ。ソンキーの力を借りたからとはいえ、アダムに勝つとは、すごいじゃねぇか。心の底から感心した。やっぱり、お前はすごいな」
「……」
「いや、ほんとに驚いているんだよ。これ以降も、お前のためのイベントを色々と用意していたんだが、お前の成長速度があまりに凄すぎて、不必要になっちまった……お前は、すでに、俺と闘える領域に達している。だから……」
そこで、モンジンは、戦闘態勢を取って、
「ガチの最終決戦をはじめよう。俺に勝てたら解放してやる。ま、仮に、俺に勝てたとしても、解放されるのはお前だけだが」
「っ」
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コメントを書くキャベツ太郎
さすが鬼畜究極超神センエース