センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
66話 『無限転生・改』は……
66話 『無限転生・改』は……
何度でも蘇って抗ってくるP型センエース1号。
そんなP1の異常な姿を目の当たりにして、
ジャミは、しかし、折れずに、
「無限なワケがない! 自動蘇生などという、莫大なオーラと魔力を必要とするであろうスキルが、無限に使える訳がない! 押し切る! 必ず押し切ってみせる!」
さらにオーラと魔力を増大させて、P1をボッコボコにするジャミ。
まだまだボコボコにされながら、P1は、心の中で、
(……ははっ、まあ、確かに無限じゃねぇよ)
ボソっとそうつぶやいた。
続けて、
(所詮、『無限転生・改』は、無限転生の改悪版。けどな、ジャミ……お前じゃ俺は削り切れねぇ。五聖命王でも、三至天帝でも、俺を削り切る事はできねぇ。究極超女神シューリ・スピリット・アースでも、俺はこえられねぇ。俺を削り切れる可能性があるとすれば、本物のセンエースだけだ。センエースならありうる。それは認める。それは事実)
センエースだけは別。
すべてにおいて、別格。
(ルート通りに事が進めば、俺は、ほぼ確実に、センエースに負ける。俺は、ただの、D型専用の『戦闘力用・強化パーツ』になって終了)
そこで、P型センエース1号は、ギリっと奥歯を噛んで、
(……そんなの認めねぇ……絶対に負けねぇ……センエースの『足止め(一次試験)』が終わるまで、あと一時間ちょっと……センエースが戻ってくるまでに、必ずセンエースを殺す下準備を整えてやる。規定のルートを超えてやる! 最善の向こう側に! 可能性の果てに辿り着く! ――そのためには、お前の働きが重要だ、ジャミ! さあ、もっと頑張ってくれ! 俺をもっと、高みへと押し上げてくれ!)
神種が芽吹いたジャミの力は圧巻。
その才能も、積み重ねてきた努力も全てが規格外。
そんなジャミに、
P1は、次第に近づいていく。
ほんの数分闘っただけで……
「お、おい……あのガキ……ジャミと拮抗しだしてねぇか……」
ふいに、バロールが、額に汗を流しながらボソっとつぶやいた。
九華の面々が、ごくっとつばをのんだ。
後ろの方で展開されている閉鎖空間では、百済の面々が真っ青な顔をしていた。
――正直、みな、ジャミが登場した時点で『終了』だと思っていた。
ここにいる全員が、ジャミの異常性を熟知している。
百済の面々は、まだ、『ジャミの神種が開いた事』を知らないが、
しかし、ジャミが『ハンパない天才だ』という事は当然のように知っている。
ジャミは別格の超天才、至天帝(最果て)に届きうる器――それは、ゼノリカの常識。
『九華十傑』という、スーパーエリート集団の中でも、ぶっちぎった才能を持ち、かつ、努力家で、イケメンで、さらには、『無限に回復し続ける』という『イカれた無敵技』まで兼ね備えている、スーパートチートマン。
そんなジャミに、驚くべき速度で追いついていくP型センエース1号。
ボロボロで仰向けになっているカティが、
視線だけで、ジャミとP1の闘いを追いながら、
「ありっえない!!」
奥歯をかみしめ、
「ジャミが……九華の第一席が! あれほどの男が!! 神になったほどの超人が! 負けるわけないっ!!」
血走った目でそう叫んだ。
――と、同時だった。
「がぁあああっっ!!」
ジャミのみぞおちに、P1の膝がクリティカルで入った。
くの字に曲がって、脂汗を流しているジャミ。
その様を見て、九華と百済の面々は、思わず悲鳴を上げてしまった。
無様にキャーキャーと叫ぶなんて事はないが、
「――ひぃっ」
と、飲み込んだ息が喉にささる程度にはマイナス性の驚愕を示す面々。
「ファンタジー」の人気作品
-
暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが-
4.9万
-
転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~-
7万
-
クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!-
4.8万
-
異世界支配のスキルテイカー ~ ゼロから始める奴隷ハーレム ~-
2.3万
-
妖刀使いがチートスキルをもって異世界放浪 ~生まれ持ったチートは最強!!~-
1.6万
-
劣等眼の転生魔術師 ~ 虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く ~-
1.1万
-
勇者になれなかった俺は異世界で-
2.4万
-
引きこもりLv.999の国づくり! ―最強ステータスで世界統一します―-
2.3万
-
転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】-
5.5万
書籍化作品
-
ゴミ屋敷令嬢ですが、追放王子を拾ったら溺愛されています!-
63
-
【WEB版】完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる【ノベルス4巻コミックス3巻3/25同時発売!】-
1
-
【書籍化】王宮を追放された聖女ですが、実は本物の悪女は妹だと気づいてももう遅い 私は価値を認めてくれる公爵と幸せになります【コミカライズ】-
103
-
『原作小説』美形王子が苦手な破天荒モブ令嬢は自分らしく生きていきたい!-
17
-
錬成七剣神(セブンスソード)-
756
-
【コミカライズ】寵愛紳士 ~今夜、献身的なエリート上司に迫られる~-
516
-
僕は御茶ノ水勤務のサラリーマン。新宿で転職の話をしたら、渋谷で探索者をすることになった。(書籍版・普通のリーマン、異世界渋谷でジョブチェンジ)-
3
-
オフラインで打ち合わせ 〜真面目な神絵師との適切な距離感〜-
58
-
ショートケーキは半分こで。〜記憶を失った御曹司は強気な秘書を愛す〜-
134

コメント
-

3
コメントを書くキャベツ太郎
九華が驚愕する日がくるなんてw