センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
11話 ステータス9999億。
11話 ステータス9999億。
(……んー、これ、ステータスがカンストしてんな……ステは9999億までか……でも、システムやスキルとかで強化はできるっぽいな……)
ためしに、『攻撃力を上げる魔法(バ○キルト的な)』を使ってみたら、
『自己鑑定で確認できる攻撃力のステータス値』が、9999億を超えていた。
(ここから先は、『どれだけビルドで底上げできるか』って感じか……ステはカンストしても、『魔法』や『スキル』やシステムを積むための『容量(メモリ)』はまだ限界に達したワケじゃないっぽい……うん……まだまだ余裕で強くなれるな)
※ ちなみに、『ステータス9999億』は、世界進化前のカンスト値。ゴートにインストールされている『コードゲート』は完全版ではなく、ステータスリミッターがついているため、今以上にステータスを上げる事はできない。理由は不明。
「急激なステータス上昇で、なんか、激烈に目眩がしているが……『耐えられないほど』じゃない……そして、『そんな体の変調とかはどうでもいいから、とにかく、この究極に達した力を試してみたい』って欲求がエグい……となれば……まあ、やるしかねぇだろ」
ゴートはニタっと笑ってから、『スゥウ、ハァア、スゥウ、ハァアっと、息を吸って吐いて』を繰り返し、完全集中モードに入った。
ダイアモンド・クロノスフィア‐システムを搭載しているゴートは、この状態に入ることで、全スキルのリキャストタイムを更にハンパなく軽減する事ができる。
――二時間ほど完全集中モードを続けたところで、
「よし、いくか」
再度出現した虹色のモヤモヤに手を伸ばした。
すると、そのモヤモヤは、グニュニュゥっと形をかえていき、コンマ数秒で、
「……メニューを選択しろ」
歪な魔人の姿になって、そんな言葉を投げかけてくるサイゾー。
ゴートは言う。
「同じく、インフェルノモードで頼む」
「インフェルノモードでは、貴様が死ぬまで、私は闘うのをやめないが、本当にインフェルノモードでいいのか?」
「大丈夫だ、問題な……」
と、そこで、ゴートは、
「いや、やはり、一番安全なモードで頼む」
かつての記憶がよみがって、考え直した。
『自分は最強になった』と勘違いして、フッキにワンパンをくらった苦い過去。
ゆえに、
「あまりに強くなりすぎて、『どういう闘いになるのか、想像すらできない』みたいな状態だからな……とりあえず、一応、ギブアップありのやつでよろしく」
ゴートの注文を受けると、サイゾーは、剣を召喚して構える。
「それでは『うまれて初めてゲームをプレイする、手先が不器用なおばあちゃんとの格ゲーモード』で訓練を開始する」
「すげぇモードが搭載されてんな」
感想を述べた直後の事だった。
ゴートの後頭部に、
ガツンッッ!!
と、凄まじい衝撃が走る。
「んがぁっっ?!」
サイゾーは、『距離感がつかめない瞬間移動』を乱発しながら、
空間に、無数の残像を残しつつ、ゴートとの距離を制圧していく。
息もつかせない連続攻撃は、ゴートに思考する余地を与えない。
ステータスはほぼ同じはずなのに、十倍以上の『差』があるように感じた。
「ど、どこが格ゲーバージンのおばあちゃん?! ただのウメ○ラじゃねぇか!」
「インフェルノモードなら、こんなものではない」
「……ぇえ……」
サイゾーの戦闘力は、『入室者の存在値』に比例する。
『EXレベル9兆』相当ともなれば、最も難易度の低いモードであろうと、『神闘知らず』では話にならない。
ゴートは、どうにか踏ん張ろうとあがいてみた。
「くそが! ナメんじゃねぇぞぉお!」
ゴートは気合いを入れ直して、
「ソンキー・シャドー、召喚!! アマルッッ! ガメーションッッ!!!!」
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コメント
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コメントを書く閃幽零×祝@自作したセンエースの漫画版(12話以降)をBOOTHで販売中
申し訳ありません。
挿絵と表紙は、こちらでは見られないようです。
みてみんというサイトで、「異世界転生はもう飽きた」と調べてもらうか、
小説家になろうで、「異世界転生はもう飽きた」で調べてもらい、表紙と挿絵だけでも、見ていただけたらと思います。
申し訳ありません!
MYKWOSRK
表紙、挿絵が見れません。差し支えなければ方法を教えてくれますとありがたいです。