センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
68話 立ちふさがる超魔王ウルトラバイオレット・ゼロゼロナイン。
68話 立ちふさがる超魔王ウルトラバイオレット・ゼロゼロナイン。
「やつらがラムドを手に入れるよりもはやく、フーマーにラムドを回収させる。そして、全人類総出で、やつらを――ゼノリカを叩く。それ以外に、道はない!」
モナルッポの悲痛な叫びを受けて、セレーナたちは息をのんだ。
モナルッポは続けて、
「いそがなければ、本当に手遅れになる。信じられないことに、やつらは、どうやら、この『マシンゴーレムが使えるようになる指輪』を量産しようとしているらしい。おまけに、『どういう理屈か』は専門外だからさっぱりだが、やつらのなかで、『この指輪に、ラムドの召喚能力を合わせる事でより強力な力にする』という研究が進められているっぽい。凶悪な話じゃねぇか。ラムドを奪われ、生産体制が整ったらアウトだ」
不意打ちとはいえ、アンドロメダを一撃でノックアウトしてみせた力。
それが強化さえた上で量産される。
『ランク5の魔カードを量産できる特殊なマジックアイテムテクノロジー』を『軍事に利用されたらヤバい』という事は誰しもが想像できていた事だが、まさか、そこまでイカれた事を計画していたとは……と、セレーナたちは、絶望に顔をゆがませる。
セレーナは思う。
(なんとしても逃げ出さないと……私達の力は絶対にいる……総力であたらなければ、ゼノリカには勝てない!)
そう決意した矢先、
「――泥棒はいけないね」
彼らの目の前に突然あらわれた男。
彼を見て、モナルッポは苦虫をかみつぶしたような顔になり、
「……ウルトラ……バイオレット……」
そう口にしたのを聞いて、パルシュとユーイが、
「あいつが、お前の言っていた超魔王か……なるほど、イカれたオーラだぜ」
「吐き気がする。対面するだけで死にそう」
セレーナが続けて、
「超魔王ウルトラバイオレット・ゼロゼロナインに……アンドロメダに、ドーラに、その手下たち……超魔王軍ゼノリカ……いったい、どれだけ大きな組織なの……」
わなわなしていると、UV9が、
「その指輪。大事な試作品なんだ。返してくれるかな? あと、アンドロメダに暴行を加えた慰謝料も払ってくれるかな?」
「神になろうってほどの御方が、随分とセコいこというじゃないか。こんな指輪くらい、下々の者にポンとくれてやるくらいの度量のデカさってやつを見せてほしいもんだ」
「……『そちらにとって都合がいい事』を認めなければ『度量が大きい』という事にならないのであれば、私の器は小さいままで構わない。私が大事にしているのは、君の評価ではないのでね」
「……あっそ、じゃあ、まあ……やるしかねぇわな」
言いながら、モナルッポはマシンゴーレムに魔力を注いでいく。
「あれ? もしかして闘うつもり? 本気? 君と私の戦力差は、マシンゴーレムを使ったくらいで埋まるような狭い開きじゃないよ?」
「わかっているさ。だが、人類の未来を背負う者の一人として、ここで黙ってやられるワケにはいかないんだよ」
「人類に未来なんてないよ。君たちは、われわれが神になるための供物。それ以上でもそれ以下でもない」
そこで、パルシュが、
「命を供物にしなければ上がれない高みを神とは呼ばねぇ!」
ユーイも続いて、
「神、なめすぎ。神様が、そういうのじゃないってことくらい、わたしでも分かる」
セレーナも、
「必死になって優しい命を守ってくれる存在を神と呼ぶ。その偉大さに、だから、わたしたちは心から尽くす。それが、人と神のあるべき姿。守るべきものを持たない神なんて、ただのバケモノ」
「人と神のあるべき姿を、人が勝手に決めるというのはどうかと思うけどね。まあ、思想は人それぞれ。どう思うかは個々の自由。ただ、押しつけるのはやめてもらいたいね」
「やつらがラムドを手に入れるよりもはやく、フーマーにラムドを回収させる。そして、全人類総出で、やつらを――ゼノリカを叩く。それ以外に、道はない!」
モナルッポの悲痛な叫びを受けて、セレーナたちは息をのんだ。
モナルッポは続けて、
「いそがなければ、本当に手遅れになる。信じられないことに、やつらは、どうやら、この『マシンゴーレムが使えるようになる指輪』を量産しようとしているらしい。おまけに、『どういう理屈か』は専門外だからさっぱりだが、やつらのなかで、『この指輪に、ラムドの召喚能力を合わせる事でより強力な力にする』という研究が進められているっぽい。凶悪な話じゃねぇか。ラムドを奪われ、生産体制が整ったらアウトだ」
不意打ちとはいえ、アンドロメダを一撃でノックアウトしてみせた力。
それが強化さえた上で量産される。
『ランク5の魔カードを量産できる特殊なマジックアイテムテクノロジー』を『軍事に利用されたらヤバい』という事は誰しもが想像できていた事だが、まさか、そこまでイカれた事を計画していたとは……と、セレーナたちは、絶望に顔をゆがませる。
セレーナは思う。
(なんとしても逃げ出さないと……私達の力は絶対にいる……総力であたらなければ、ゼノリカには勝てない!)
そう決意した矢先、
「――泥棒はいけないね」
彼らの目の前に突然あらわれた男。
彼を見て、モナルッポは苦虫をかみつぶしたような顔になり、
「……ウルトラ……バイオレット……」
そう口にしたのを聞いて、パルシュとユーイが、
「あいつが、お前の言っていた超魔王か……なるほど、イカれたオーラだぜ」
「吐き気がする。対面するだけで死にそう」
セレーナが続けて、
「超魔王ウルトラバイオレット・ゼロゼロナインに……アンドロメダに、ドーラに、その手下たち……超魔王軍ゼノリカ……いったい、どれだけ大きな組織なの……」
わなわなしていると、UV9が、
「その指輪。大事な試作品なんだ。返してくれるかな? あと、アンドロメダに暴行を加えた慰謝料も払ってくれるかな?」
「神になろうってほどの御方が、随分とセコいこというじゃないか。こんな指輪くらい、下々の者にポンとくれてやるくらいの度量のデカさってやつを見せてほしいもんだ」
「……『そちらにとって都合がいい事』を認めなければ『度量が大きい』という事にならないのであれば、私の器は小さいままで構わない。私が大事にしているのは、君の評価ではないのでね」
「……あっそ、じゃあ、まあ……やるしかねぇわな」
言いながら、モナルッポはマシンゴーレムに魔力を注いでいく。
「あれ? もしかして闘うつもり? 本気? 君と私の戦力差は、マシンゴーレムを使ったくらいで埋まるような狭い開きじゃないよ?」
「わかっているさ。だが、人類の未来を背負う者の一人として、ここで黙ってやられるワケにはいかないんだよ」
「人類に未来なんてないよ。君たちは、われわれが神になるための供物。それ以上でもそれ以下でもない」
そこで、パルシュが、
「命を供物にしなければ上がれない高みを神とは呼ばねぇ!」
ユーイも続いて、
「神、なめすぎ。神様が、そういうのじゃないってことくらい、わたしでも分かる」
セレーナも、
「必死になって優しい命を守ってくれる存在を神と呼ぶ。その偉大さに、だから、わたしたちは心から尽くす。それが、人と神のあるべき姿。守るべきものを持たない神なんて、ただのバケモノ」
「人と神のあるべき姿を、人が勝手に決めるというのはどうかと思うけどね。まあ、思想は人それぞれ。どう思うかは個々の自由。ただ、押しつけるのはやめてもらいたいね」
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