センエース~経験値12000倍のチートを持つ俺が200億年修行した結果~(コミカライズ版の続きはBOOTHにて販売予定)
35話 圧倒的な速度
35話 圧倒的な速度
(冒険者試験は、チームで挑む方が何かと有利になるそうだから、まずはシグレと合流して冒険者試験の突破を目指す。この世界じゃあ、冒険者じゃないと必要な情報は集まらないし、重要そうな国に足を踏み入れる事もままならない。俺は、『この世界の闇を支配している裏組織』を潰さないといけないんだから、冒険者になるのは必須)
他人とつるむのは趣味じゃないが、目的のために我慢するくらいの事はできる。
ゼンは思う。
――だてに、地獄(日本の義務教育)は見てねぇぜ――
――こちとら、修学旅行にも逃げずに立ち向かったんだ、ナメんなよ――
(ふむ。森から出た後のルートは決まった。……あとは、ここから出る方法。そのためにも、まず、自分に何が出来るのかを考え……ぁ、そうだよ。まずは、何においても、自分自身のステータスの確認をしなきゃダメだろ。動転しすぎだぜ、俺)
両手で、パンパンと自分の頬を叩くゼン。
(何かの間違いで、魔法の一つでも覚えていれば、色々と視野も広がるんだが……最高なのは、水の魔法。飲める水が出せる魔法さえあれば、どうにか……)
そこで、ゼンは、スマホを取り出して、数真を起動させる。
すると、
『通知機能をONにしますか?』
というメッセージが表示された。
(……通知機能ねぇ……まあ、ONにしていて問題がある機能って感じじゃないし)
そう思い、ゼンが、ONにすると、
テレレレッテッテッテー!
はじめて異世界転移をした。
まあまあの経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
「……は?」
テレレレッテッテッテー!
むせかえるような森の香りに戸惑った。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
脳内に響く謎の声。
その声はとどまる事を知らず、
テレレレッテッテッテー!
たくさんの見た事がない虫を見た。
少しだけ経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
テレレレッテッテッテー!
呼吸をした。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
テレレレッテッテッテー!
二酸化炭素と酸素を交換した。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
テレレレッテッテッテー!
水素イオンを体外に排出して、体内の酸塩基平衡を保った。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
(うるせぇ、うるせぇ! つぅか、後半、ぜんぶ、呼吸じゃねぇか! 呼吸だけで、どんだけGL上がってんだ)
延々と鳴り響く声にイラついたゼンは、通知機能をOFFにした。
同時に静かになる頭の中。
(何をしても上がるとは聞いていたけど、まさか、マジで、息をするだけでも上がるとは……まあ、もちろん、レベルアップに必要な経験値が少ない最初だけだろうけど……)
心の中でつぶやきながら、ゼンは、自分のステータス画面を開いてみた。
すると、
「おいおい……マジか……」
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名前『ゼン』
種族『サイバーアルファ人』
職業『社畜の子』
・称号『漆黒の歴史を纏う者』
『醜く穢れた逃走者』
《レベル》 【2】
《GODレベル》 【83】
[生命力バリア] 【1592/1592】
[MP] 【678/678】
[スタミナ] 【29/32】
「攻撃力」 【2】
「魔法攻撃力」 【1】
「防御力」 【2】
「魔法防御力」 【1】
「敏捷性」 【1】
「耐性値」 【2】
「バリア再生力」 【1(+2000)】
「魔力回復力」 【1(+2000)】
「スタミナ回復速度」 【2】
「反応速度」 【1】
「隠しパラメータ合計値」【127】
「獲得経験値」 【0】
「ネクストEXP」 【1】
クラス魔法 「なし」
グリムアーツ「なし」
その他技能 「なし」
スペシャル「成長速い」「成長超速い」「成長超々速い」
「全世界一の成長速度」「神をも置き去りにする究極の成長速度」
「強敵を倒した際の経験値7倍」
「超強敵を倒した際の経験値30倍」
「超々強敵を倒した際の経験値1500倍」
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(冒険者試験は、チームで挑む方が何かと有利になるそうだから、まずはシグレと合流して冒険者試験の突破を目指す。この世界じゃあ、冒険者じゃないと必要な情報は集まらないし、重要そうな国に足を踏み入れる事もままならない。俺は、『この世界の闇を支配している裏組織』を潰さないといけないんだから、冒険者になるのは必須)
他人とつるむのは趣味じゃないが、目的のために我慢するくらいの事はできる。
ゼンは思う。
――だてに、地獄(日本の義務教育)は見てねぇぜ――
――こちとら、修学旅行にも逃げずに立ち向かったんだ、ナメんなよ――
(ふむ。森から出た後のルートは決まった。……あとは、ここから出る方法。そのためにも、まず、自分に何が出来るのかを考え……ぁ、そうだよ。まずは、何においても、自分自身のステータスの確認をしなきゃダメだろ。動転しすぎだぜ、俺)
両手で、パンパンと自分の頬を叩くゼン。
(何かの間違いで、魔法の一つでも覚えていれば、色々と視野も広がるんだが……最高なのは、水の魔法。飲める水が出せる魔法さえあれば、どうにか……)
そこで、ゼンは、スマホを取り出して、数真を起動させる。
すると、
『通知機能をONにしますか?』
というメッセージが表示された。
(……通知機能ねぇ……まあ、ONにしていて問題がある機能って感じじゃないし)
そう思い、ゼンが、ONにすると、
テレレレッテッテッテー!
はじめて異世界転移をした。
まあまあの経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
「……は?」
テレレレッテッテッテー!
むせかえるような森の香りに戸惑った。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
脳内に響く謎の声。
その声はとどまる事を知らず、
テレレレッテッテッテー!
たくさんの見た事がない虫を見た。
少しだけ経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
テレレレッテッテッテー!
呼吸をした。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
テレレレッテッテッテー!
二酸化炭素と酸素を交換した。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
テレレレッテッテッテー!
水素イオンを体外に排出して、体内の酸塩基平衡を保った。
ちょっと経験値を得た。
ゼンの『GODレベル』が上がった。
(うるせぇ、うるせぇ! つぅか、後半、ぜんぶ、呼吸じゃねぇか! 呼吸だけで、どんだけGL上がってんだ)
延々と鳴り響く声にイラついたゼンは、通知機能をOFFにした。
同時に静かになる頭の中。
(何をしても上がるとは聞いていたけど、まさか、マジで、息をするだけでも上がるとは……まあ、もちろん、レベルアップに必要な経験値が少ない最初だけだろうけど……)
心の中でつぶやきながら、ゼンは、自分のステータス画面を開いてみた。
すると、
「おいおい……マジか……」
000000000000000000000000000000000000000
名前『ゼン』
種族『サイバーアルファ人』
職業『社畜の子』
・称号『漆黒の歴史を纏う者』
『醜く穢れた逃走者』
《レベル》 【2】
《GODレベル》 【83】
[生命力バリア] 【1592/1592】
[MP] 【678/678】
[スタミナ] 【29/32】
「攻撃力」 【2】
「魔法攻撃力」 【1】
「防御力」 【2】
「魔法防御力」 【1】
「敏捷性」 【1】
「耐性値」 【2】
「バリア再生力」 【1(+2000)】
「魔力回復力」 【1(+2000)】
「スタミナ回復速度」 【2】
「反応速度」 【1】
「隠しパラメータ合計値」【127】
「獲得経験値」 【0】
「ネクストEXP」 【1】
クラス魔法 「なし」
グリムアーツ「なし」
その他技能 「なし」
スペシャル「成長速い」「成長超速い」「成長超々速い」
「全世界一の成長速度」「神をも置き去りにする究極の成長速度」
「強敵を倒した際の経験値7倍」
「超強敵を倒した際の経験値30倍」
「超々強敵を倒した際の経験値1500倍」
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