世界に自分がいなかったら

ノベルバユーザー332489

世界に自分がいなかったら#1

僕は、如月 蒼弥(きさらぎ そうや)
一人暮らし
高校二年生 全て普通の一般人
だが、僕には、隠していることがある
それは、、、、
いじめられっ子という皮を被っていることだ。
何故かと言うと僕がいじめられていると他の子がいじめられない。だから、僕は、いじめを耐えている
『僕は、守るんだ!みんなを!』
そう心に決めたはずだった...
しかし、家に帰って自分の傷を見ると何だか、とても辛い気持ちになってしまった。
僕が、守らないといけないのにそう思いながら目から涙が出ていた。
「なんで、、、」
「僕がやられなきゃいけないんだ!
守らないといけないんだ!」
叫んだら気持ちが楽になると思ったが、無理だった。
「僕は、ただ楽しく生きたかっただけなのに!」
悲しかった。とにかく悲しかった。
僕が守らなかったらいいんだ!
みんなが不幸になればいいんだ!
........
「もし、僕がいなかったら...」
僕は、自分の胸に語りかけるように、誰にも聞こえないよう押し殺した。
 今日は、そのまま寝むってしまった。

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