異世界に転移されたらチートで可愛い少女達に囲まれた

時雨古鷹

第五話  洗礼

 いよいよ誕生日、ユウタの部屋には続々とメイドが現れる。その中、黒雪姫だけが来なかった。

 どうしたのだろう

 コンコンッ

「ユウタ洗礼に行くわよ~」

「は~い」

 ユウタは急いで着替え下に降り馬車に乗る。

「ユウタ、今日の予定を話してもいいかな。」

「はい」

「じゃあ説明しよう。最初、洗礼に行く。次に街を散策する。最後に魔物狩り。わかったかな?」

「はいわかりました。」

 教会につき、聖女らしき人が案内人になる。

「ユウタ様。では目の前におられます神々にむかい膝をついてください。」

「はい」

 言われたとうりにすると、視界が白く染まって行った。








  












「ここは、どこだ?」

 ユウタはあたりを一瞥しここが神界だと気付いた。

「おおきたか、まっておったぞ。」

「僕を…待って…いた?」

「うむそうじゃ。」

「なぜ…です?」

「お主に、新たなスキルと他の神も紹介しときたいからじゃ。」

「スキル…………ですか。」

 神々を紹介したあと、エドワードは口を開いた。

「最後にこの国の国王に、こう伝えてくれ。隣のスフィン王国が戦争の準備をしていると。」

 ユウタは答えようとしたがそれより早く戻ってきた。

「急いでお父様を呼んできてくれ。」

「かしこまりました。」

「どうした。」

「実は、僕は神の使途なのです。今回、創成神様から伝言を承りました。」

「なんと!!王城に行こう!」

 ユウタは王エスフォートに謁見を受けることになった。

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