異世界に転移されたらチートで可愛い少女達に囲まれた

時雨古鷹

第一話  プロローグ

 俺の名前は赤坂裕太郎、オタク感極まる高校生だ。

「裕太郎、おはよ~」

「黒雪姫か、おはよ~。朝飯つくって。」

「いいよ。」

 彼女の名前は黒雪姫。黒雪姫というのはあだ名で本名は黒川雪といい、文武両道で生徒会長を務めている。付き合ってはいないが、二人とも親を幼いころになくし、二人で一緒に暮らしている。

「ご飯できたよ。食べよ!」

「「いただきます。」」

「ふうー、食った食ったぁ。」

「もう、裕太郎も少しは手伝ってよね」

「わかったよ。」

 俺はしぶしぶ手伝う。急いで制服に着替え三十分勉強をしたあと学校に行くのが日課だ。

「おはようございます。先生に用事がありまいりました。歯医者なのでそうたいします。」

 学校が終わり用事を済ませ家に帰ると、黒雪姫が倒れていた。俺は慌てて救急車を呼ぼうとしたら、お客さんが来たのであとからにした。

 お客さんが帰ったあと、俺の意識は遠のいていった。





















 俺は知らない空間にひとりいた。









記憶が曖昧で整理した。そこに老人がやってきた。

「あのー、ここはどこですか?」

「あぁここは神界じゃ。」

「しんかいぃぃぃ?!」

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