異世界に来たから旅をします。

田中サァン

007 三日目

「おはよう…」

「ん、おはよ。」

んん〜…眠…
着替えて食堂へ行くか…

「朝飯♪朝飯〜♪」

「黎、何だよ‪wその歌‪w」

「へ?朝飯の歌‪w」

俺は朝飯の歌‪wを歌いながら食堂へ言った。
朝食は昨日と同じのパンとスープだった。

「なぁ、やっぱこのパン 不味い…」

「じゃあ、スープだけにしたら?」

「今日は朝から、訓練があるんだ。ちゃんと食べないとだろ!」

「そんだな。じゃ、俺のパンも食べるか?」

「いや、いい… 」

朝食を食って、あっ食べて訓練所に向かった。

「昨日配った紙を回収する。記入漏れがないか、確認をしてくれ」

「皆、提出したな。」

「また、紙を配る。それに沿って動いてくれ」

―――――――――――――――――――
¦剣術:   シウス・レディア              ¦
¦槍術:  メデウ・スピア                   ¦
¦弓術:   ナティア・アクス              ¦
¦魔法:   キャティー・ラルド          ¦
¦                                                               ¦ 
¦自分の選んだ所に書いてある人の¦
¦所に行け。                                          ¦
―――――――――――――――――――

「俺は、キャティー先生の所に行けばいいんだな。奏雨は剣術にしたんだろ?」

「ああ、前、剣道部に入ってた事があるからな。」 

「じゃ、また後でな!」

俺は、キャティー先生の所に向かった。

「魔法の担当をします!キャティー・ラルドと言います!よろしくお願いします!」

元気の良い人だった。

「皆が何の属性が使えるかは分かっているから、まずは魔力操作をしよ!」

「キャティー先生。何故か、魔力操作をしないといけないんですか?」

「チッチッチッ!君達は分かってないな!」

自慢げに言っている。

「試しにそこの君!あそこの的に向かってこの紙を読んでみて!」

指されたのは、俺だった。

「えっ?あっはい!」

俺は、的に向かって言った。

「水よ、球体となり、敵を撃て、水球ウォーターボール!」

そして、水の球が出て来て的に当たり、的が破壊された。
俺は、キャティー先生の方を見てみるとポカーンと言う顔でこちらを見ていた。

「ちょ!どうして貴方魔法が使えるの!?」

「えっ…分かりません……」

「皆、聞いてー!ここにいる黎くんはちょっとおかしいだけで、普通は魔力操作が出来ないと魔法は撃てないからね!」

「そうなんだ」

と、小声で言った。

「ちょっと黎くん?午前中の特訓が終わったら良いかな?」

「はい…あっでも!」

「ん?」

「シウスさんと剣術の特訓を午後にやると約束をしていて…」

「じゃあ、今からで良いでしょ!」

そう言ってクラスメイト達に魔力操作のやり方を教えて、「自習してて!!」と言って戻って来た。

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