【小説の書き方】愛楽優人の小説講座

愛楽優人(創作研究所)

■「口調」に特徴を付ける

性格や考え方が違えば、口調にもそれが反映されます。

学園の生徒会長でみんなの手本になるような人物の場合は、目上の人には礼儀正しく丁寧語や尊敬語を使って話ますが、強さだけを求めて日々ケンカばかりしてる、戦う事しか頭にない人物の場合は、目上の人に対しても丁寧語を使わないで話すかもしれません。


また、ライトノベルには、特徴的なしゃべり方をする人物がとても多く登場しますが、それは「~は言った」という説明を入れなくても、「口調だけでも、しゃべった人物がわかるようにするため」の工夫です。


「~なのですよ」
「~ですわよ」
「~じゃのぅ」
「~なんだポン」

など現実には使わない口調ですが、この4人が同じ人物だとは思わないでしょう。


口調からその人物のイメージが付く事もありますので、口調はよく考えて決定しましょう。


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