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前世は皆に恐れられた優しき英雄、今世は出来損ないの英雄

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4話 オリヒメ前編

 朝目が覚めたらなぜか涙を流していた。その理由はなんとなくわかった。内容は全て覚えてるわけではないけれど、まぎれもなく寝ているときに見た夢だとわかった。とても悲しく苦しかった地震の夢を叶えるためとは言っても、理不尽とわかっていても永遠に続くかのような殺戮。そんな事を考えていると、
「主人...そんなに悲しむ必要はありません」
と夜美が言ってきた。
「...そんなことはできないよ、だって平和な世界にしたいってゆう理不尽な夢のために前世の僕は、多くの人たちを殺しすぎた...」
「....貴方の夢のおかげで今のこの世界があるのですよ...」
「...それはどうゆう事」
と聞いた瞬間
「星夜ぁ〜急がないと遅れるよ〜」
と一階にいる母さんの声がした。目覚まし時計を見ると六時二十五分を指していた。「あ、やば」と言ってた僕は涙をぬぐい洗面所に行き歯を磨き顔を洗い制服に着替え軽く夜美を紹介してパンを片手にカバンを持ち足に魔力を込めて坂を降り出した。
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ぎりぎり電車が来る前につくことができた。そこには、八雲に春風、海に美鶴がいた。
「珍しいな星夜がぎりぎりなんて」
「どうせ寝坊でしょ」
と海の疑問に春風が言った。
「まぁ...そんな感じ」
と僕が言うと
「......なんかいいことでもあったのか?」
と八雲が聞いてきた。それに続いて美鶴が
「私も思った、それにしても嬉しそうでいて悲しそうにも私は見えるけど」
と一瞬ドキッとした。
「そっ...そうかなぁ」
と答えると
「...なんか隠し事してるな」
「してるわね...」
「してるな...」
「してるね...」
と海に続いて春風、八雲、美鶴の順に言われた。
「うっ...はぁ、これだよ」
と言って右手に夜美を何もないところから出した。
「「「「!!」」」」
「昨日できた相棒の夜美」
四人がびっくりしている中相棒の名前を呼ぶと刀姿の夜美が人の姿になった。
「夜美と申しますこれからどうぞよろしくお願いします」
「「「「!!」」」」
自己紹介をする夜美にさらに四人はびっくりした。
「....相棒の刀を出したかと思ったら、精剣じゃなくて聖剣でそれも上位の人になれるやつとか.......はぁ」
と海がため息をした。
「まぁ..これで記憶を思い出したでしょ」
と美春が言った
「それが...まだ全然思い出していないんだねている時に少し前世の僕を思い出しただけで全てじゃないんだ。....夜美の話じゃあこれから色々なことがきっかけで思い出すんだって」
と僕の言葉に
「あんたは、ほんと色々変わっているわね...」
と美春に言われた。その時僕達が乗る電車が来た。
「まぁ...電車に乗るか」
「そうだな」
と八雲の言葉に海が返事をして僕達は電車に乗った。
 今の日本は、数十年前の七月七日魔力が世界に広がって以来魔力の研究により科学が存在する中主に再生可能エネルギーが使われるようになった。太陽光発電、水力発電、風力発電それに地熱発電この四つの再生可能エネルギーに魔力発電が新しく増えたからである。魔力発電は、魔力を溜めやすい岩を使い発電している。岩に魔力が、満タンだと数十年はもつと言われている。一応魔力を溜めやすい岩は、空気中の魔力を少しずつ吸収しているが、使うエネルギーの方が多いため年に一度それぞれの会社や学校から魔力の多い人が七月七日に魔力を注いでいる。ちなみに僕は、魔力が多いのを隠してるため毎年それを見る側だけど。とそんな事を考えていると
「....そういえば、今日僕と春風、八雲に美鶴は、初めて星剣を握れるんだよね...」
と海が言った。天の川学園は七月七日七夕の次の日に一、二、三年生の学年ベストファイブあわせて十五名が星剣に魔力を流して抜けた者はそれだけで魔物殲滅部隊えの加入が認められる。ちなみに魔物殲滅部隊とは魔力が世界に満ちた時と同じくして世界に現れた獣のような形や虫のような形をした危険な生物を殲滅する部隊のことである。
「星剣を抜けたら今よりもっと強くなれるはずだからな、ワクワクするぜ」
「そうね...海と八雲、美鶴に私の中だったら、絶対私が抜くわ!」
「わっ、私だって!」
「はぁ...今から言ったて意味ないだろ。まだ触ってすらないのに...」
などと四人は盛り上がっていた。そんな話をしていると、もう学園が見えてきた。学園は湖の真ん中の流星が落ちてできた島に作られているため、電車から降り駅を出て案外長い橋を渡るのが案外めんどくさくできている。学園に着いたら四階に上り、上がってすぐの一年一組の前で八雲と別れた。二組の前では、春風三組の前は美鶴僕と海は同じクラスのため一緒に入っていった。その直後海は女子に囲まれた。ちなみに八雲の場合は、子分のように男子が八雲を囲み春風は女子に囲まれ、美鶴は男子にとみんなモテモテである。
 午前中は普通の授業をしお昼を食べた後クラスごとに並び外に出て星剣が刺さっている魔法や相棒を使って訓練する広場に集まった。そして学園の校長のお話を聞いた後三年生から順にやっていき一年生の番がやってきた。毎回星剣を握るのは前の順位から握っていくため、八雲から握っていった星剣は握った人の魔力量が多いと光る強さが変わる不思議な剣である。八雲の次に春風、美鶴の順にやっていった。
(やっぱみんな魔力多いな...)
と思っていると海の順番になった。ふと見ると海の腰に初めて見る真白な刀が付いていた、不思議に思っていると海が星剣を握る。
(っ...!なんだ頭がっ...!)
一瞬頭の痛みを感じた。そして海が星剣に魔力を流すと強く光った。周りのみんなが「おおおぉ」と声をもらした。海が星剣を離すと頭痛も不思議と引いた。最後に一学年の中で最後であり僕と海と同じクラスの生徒、鮮やかな赤色をした髪と目の湖世美とゆう名の女子だその女子生徒もなぜか真っ黒な刀を腰に付けていた。湖世美とゆう名の女子生徒が星剣を握るとまた頭痛がした。
(またっ、頭がっ)
その時頭の中にふとある名が出たきた。その瞬間無意識に口が動き
「おリ...メッ...オリヒメッ」
と僕が言うのと同時に星剣がまばゆく輝いた。それと同時に僕は気を失った。目の端に夢の中で見た女性を写しながら。






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