話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

前世は皆に恐れられた優しき英雄、今世は出来損ないの英雄

ゲームギア

3話 夢

 高鳴る胸の鼓動を感じながら家に帰えった星夜は、両親に誕生日を祝ってもらいいつもより早く眠ることにした。
「そう言えば、夜美の事紹介し忘れちゃったな。」
そんな事を思いながら「明日でいいか」と思い寝た。
——————————————————
 その夜星夜は夢を見た。
「ねぇ、セイ貴方はいつもこの枯れることのない桜を見ているけれどなぜ?」
と見知らぬ女性が誰かに質問した。
「ん、そうかなぁ〜  特に気にしてないけど、多分ここが僕の夢の原点だからかな。」
自分の口が勝手に動き女性の質問に答えた。
「夢ちゃぁ、平和な世界にしたいってゆううやつだったか?」
と自分が身につけている見知らぬ黒色が主でありながら鞘に狐の絵が刻まれている刀から声がしたと思うと、刀が人になり和服姿の人間と異なる狐の尻尾に耳をつけた美形の男になった。
「そうだよ、僕の夢はここから始まった。」
黒い男の人の質問に答えた。
「でも、君の行動と君の夢は一致しないよね。」
とまた身につけているさっきと真逆の色をしているがこの刀も狐の絵が刻まれている刀だった。その刀も同じく人になり見た目もさっきの男の人とほぼ同じだった。顔も似ていて並んでいたら兄弟に見える。ただ首元に雪の模様が入った布をマフラーのように巻いていた。
「この世界じゃもう平和にはできないからね。」
白い男の人の質問にも答えた。
(なんかこの光景初めてじゃない気がする。それにセイって僕のこと?)
とそんな事を考えていると、景色が急に変わり鎧を身につける騎士達がたくさんいる景色に変わった。
「死神が出たぞー」
と騎士の中のだれかが言った。
(何、死神って もしかして僕のこと?)
そんな事を考えていると、夢の中の僕は走り出した。そのあとは一方的に騎士達が次々に死んでいった。苦しくて悲しい気持ちが夢の中の僕のものなのかこの景色をみる僕のものなのかわらなくなてしまった。全ての騎士の人達が死んだ後またすぐに景色が変わった。
(ここは夢の中の僕が使っている部屋なのかな?)
そんな事を考えていると部屋に人が入ってきた。鮮やかな赤色で目の色は夜空に浮かぶ月のような黄色の目だった。
(誰だろう?)
と思っていると
「お疲れ様。今お茶入れるね。」
とさっきの会話にいた女性が言った。
「ああ、ありがとう。」
とそのお礼の声でやっとわかった。
(この人が夢、いや前世の僕。」
目や髪の色がまったく違ってきずかなかったが、僕の顔にそっくりだった。前世の僕はお茶を飲み終わると、
「今日はもう疲れたから寝るね。」
ベットに入った。それを見た後女性は、部屋を出て行った。扉が閉まる音がした後前世の僕は胸を押さえなが、腕を目にかぶせ声を殺しながら泣いた。
 翌朝、星夜は目覚まし時計の音で目が覚めた。ふと自身の顔をつたって雫がこぼれていることにきずき目元に手を当てると、大粒の涙が流れていた。

「前世は皆に恐れられた優しき英雄、今世は出来損ないの英雄」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く