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前世は皆に恐れられた優しき英雄、今世は出来損ないの英雄

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2話 出会い

 「明日から学校か〜。」
「嫌ならなんで、学校入ったんだよ。」
と八雲の嫌そうな言葉に海が突っ込んだ。そしたら八雲が「みんなが居るから...」と小声で照れたように答えた。
「あぁ、なんだって?」
「なんでもいいだろ。それより向こうの屋台行こうぜ、なんかおごるからさ。」
「自分のは自分で買うわよ。」
「私も、自分で買うよ。」
とそんなたわいもない会話を聞いていると、なぜか不意に自分の家の近くにあるここからでも見える大きな大きな桜を見た、この季節にはおかしく桜が咲いていたのだ。
「...なぁ、みんなあれ。」
と桜を指さした。
「ん?  どうした枝だけになった桜指差して?」
「え?あの桜今満開になってるよな?」
「はぁ?こんな季節に桜が咲いてるわけないだろ。」
僕の質問に対し嘘を言っている感じはしなかった。だとしたら、今あの満開の桜が見えているのは、僕だけなのかと疑問が生まれた。
「ちょっと用事思い出したから今日は帰るね。」
「え、急だな。ああ、そういえば今日お前の誕生日でもあったな。」
と八雲が言葉を返した。
「え!あんた誕生日明日じゃないの?!」
「私も明日だと思ってた...」
「ああ、星夜は今日が誕生日だよ。いつもこの祭りと重なるから僕達は明日お祝いしてるだけで、星夜の家族は毎年家で祝ってるらしいよ。」
と春風と美鶴の質問に海が答えた。
「そんなわけで帰るね..」
「じゃあまた明日。」
「また。」
「明日。」
「また。」
と八雲につずいて春風、美鶴、海の順に言った後急いで桜の下に急いだ。
——————————————————
 魔法を使いながら移動して、一時間やっぱり夜空の下大きな桜が満開だった。桜の周りをぐるっと回ろうと歩き始めようとした時自身と同じくらいの女の子がいたそのこの目は、しっかりと満開の桜をとらえていた。
「ねぇ、君この桜が見えるの?」
「....誰でもこんな大きな桜の木は見える。」
「そうじゃなくて、桜が咲いているのが見える?」
「ええ、見えるわよ満開に咲く綺麗な桜。」
「ほかの人には見えないみたいだけどなんで僕と君には見えるの。」
「この満開な桜が見えるのは、私とハクそれにヤミあとは私達の主人だけ...」
「それじゃあ...なんで僕に見えるの?」
と質問をすると。
「....私達の主人だから。」
「え!そんなはずないよ。だって初めて会うし。」
「私はあなたの剣、あなたの力願いを叶えるための...」
「相棒ってこと?じゃあ君を手にした時記憶はよみがえるの?」
「....少しずつなら。」
「少しってどうゆう事?」
 意味深な事を言う女の子に質問すると。
「私は本体じゃない片割れでしかないから....少しとはこれから色々な事をきっかけに思い出していくから。」
「じゃあこれからの日々は、記憶を思いだす事と君の片割れを見つける事とさっき私達って言ったからさっきの言ってた二人を見つけることって事でいいのかな?」
「そのとおりです。」
と答えてくれた。
「じゃ君にひとまず名前をつけるね。そうだな〜。」
僕は少し考えたあとに、「決めた」と言って女の子に向かって、
「これからよろしく、夜美。」
と言うと夜美は刀になった。その刀は柄が黒で鞘は、桜の絵が刻まれており刀を鞘から出して見ると黒が強めのピンク色をしていてとても綺麗だった。星夜は高鳴る胸の鼓動を感じながら家に帰って行った。

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