落ちた勇者は這い上がる〜目醒めた俺、世界最強〜
召喚
「おい、今日も来たぞ!」
「デブが来た、良く来れるよなぁ。俺だったらもう自殺してるよハッハッハ」
「それもそうだ!」
「「「「はっははは」」」」
俺は、朱雀 レイだ。字面はカッコいいと思うが、デブでオタクでおまけに酸っぱい臭いがする。唯一出来るのは、勉強ぐらいだ。
「てかさぁ、なんでこのエリート校にあんたみたいなのがいんの?」
「確かに、なんでいるんだ?」
俺が通う学校は、県一番の進学校で容姿、勉学、運動、才能の四個を持ち合わせて入学出来るエリート校なのだ。何故、俺みたいなデブがいるかってそれは俺の家に問題がある。朱雀家は、大手企業の社長で日本と外国の架け橋たる家系だからである。そう、コネで入学させられたのだ。
「おい、答えろよ!」
クラスメイトが、胸ぐらを掴んでグラグラと揺らす。
「やめて、、」
「やめないか、レイくんが可哀想だろう」
「ちっ、また東屋か……」
「なんで、庇うんですか?奈緒さん?」
「それは、友達だからだ!」
そうやって、いつも庇ってくれる。彼女は、東屋 奈緒。容姿端麗、文武両道な完璧な人だ。容姿は黒髪を後ろで束ねていて、目元は少し厳しい感じの人だ。
「はいはい、おしまいだ。みんな、席に座ろう」
こうやって、いつもクラスを束ねるのは天之川 聖司だ。容姿は、黒髪に真っ直ぐな目程よい筋肉で一言で言うと『イケメン』これ程、この言葉が似合う人はいないだろう。
「はい、ホームルームを始めるぞ席に座れ」
と、声をかけた瞬間に地面から精緻な模様が浮かんできた。
「みんな、ここから出るんだ」
と、聖司が叫ぶが準備が整ったのか模様が白く輝く。
これは、物語の始まりであり
朱雀 レイという人の終わりの物語である
初めて書いてます。
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