私の幻想はホントにあった

COLK

21.何とか助かった!!!

ゼドルは、ミリカの手を引っ張って走った。
大変な状況だったが、ミリカは、ゼドルにまた手を握られ、守られながら、ドキドキしていた。
敵は、思ったより大勢いて、走った先にも何人も待ち構えていた。




「クソ~!!コイツら、一体何なんだよ~!!」




ゼドルは、一旦ミリカから手を離し、迫り来る敵を剣でひたすら斬りまくった。




〝ザンッ〟〝シュッ〟〝ズシャッ〟




(わ~!やっぱり、カッコ良い~!!)と思った。再びゼドルに引っ張られて走り、少し前、ゼドルと一緒に行った図書館に入った。




〝バタン〟



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