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落ちこぼれの異世界転移

アルテミス

第1話 落ちこぼれ

知らない建物の中、知らない人達に囲まれて、俺たちのクラス全員が唖然としていた。




7月19日

明日からようやく夏休みに入って、クラスの奴らと会わなくてすむと思い、
今日1日頑張れば後は、約1ヶ月間の天国。俺はクラス…というか、この学校全員から嫌がらせ等をされている。いわゆる、いじめだ。

教室のドアを開ける。そこには、いつもあるはずの椅子、机、黒板、等々
教室なくてはならないものが、ひとつもなかった。というか、そもそも教室じゃなかった。回りがざわめく。

「なに?何かのドッキリ?」 等と呟く声があちらこちらから聞こえる。

「皆様、急なことで驚かしてしまい、申し訳ありません。私は、この国の王女、アーリア・ベル・ヘレナと申します。」

は?なにそれ、ドッキリにしては大掛かり過ぎる。とても広い宮殿や、
とても高級そうなアクセサリー等をつけた、違う国の人と思われる、10人を越える人々。

そして、王女の質問に対し、ここぞと言わんばかりのタイミングでクラスの中心人物、あきらが声を出す。
「いえ、こちらこそお騒がせしてすみません。それで、一体ここは何処なのでしょうか?」

相変わらずすごいな。会話の能力はもちろんだが、何せ表裏の違いがスゲー
表の時は裏の時の性格を全く感じさせない。

「はい、ではまず、場所の話からしましょうか。ここはあなた方の世界とは異なる世界、つまり異世界ということになります。この国の名前は、バドルといいます。あなた方にお願いしたいのはたったひとつ、復活した魔王を倒してほしいのです。」

馬鹿馬鹿しい。なぜ俺らの関係ない国、ましてや、世界すら違うのなら、助ける義理もない。

「僕は構いませんよ。人のピンチを見捨てることなどできませんから。」

アホか!お前がそんなこと言ったら、周りまでその気になる。

「そうだよな。やろうぜ皆!」

ほら言わんこっちゃない。

もうどうでも良いわ………

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