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あらすじ
教会の孤児院で育てられたアインには、ユースとミリアと言う二人の家族がいた。
彼らは同じ孤児院で育ち、血は繋がっておらず、それぞれ全く違う外見と特徴をしていたが、三人は互いにこの三人だけが本当の家族であると固く信じていた。
ある日、教会で見習い神父として働いていたアインの元に、ひとつの凶報が届く。
家族を救うため、そして復讐のため迷うことなく悪魔に魂を売ったアインは、その悪魔から「数魔法(マス・マジック)」と言う、「この世の全てを数で捉えることができ」、「自己の所有物と認識したものの数を交換する」魔法を得た。
『数字……?たったそれだけなのですか?』
アインは知らなかった。
この世には、数字にできないことがあることを、数字にしてはいけないことがあることを。
それは例えば、信頼、善意、愛、そして--アインがこの世で唯一信じる「家族」--
そう、「数字」そのものが、本当の悪魔であることを。
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