魔法と剣の世界に生きる、転生者

ノベルバユーザー299451

双子


 私は双子の姉妹の姉のみあ。普通の中学生。
 今、妹のゆあと一緒に学校から家に帰っている。

「はぁぁ、今日宿題多いなぁ〜どうしよう。」

「しょうがないよー! がんばろー」

 そんなやり取りをしていたとき、 

「そこの君達!危ない!」
急に近くの男の人がさけんだ。

「「えっ?なに?」」
 キキ〜!!

 私たちの声と、車のブレーキの音が重なった。
 ドン!と鈍い衝撃がきた。
 だんたん意識が消えていく。

 私は何が起きたのか、わからなかった。

  (たす..け.て.)

 そう、心の中で言ってるときに

  (いいだろう。助けてやる。)

 という声とともに目の前が真っ白になった。



〜〜




 それからどれだけ時間がたったのか、わからない。ただ、この、白い空間がどこか知らない場所だってことくらいはわかる。
 となりには、ゆあがいるがそっちも状況がよくわかっていないらしい。ここにきて二人で話したけど、この場所は知らないし、車に跳ねられたから、もしかしたら天国かもしれないといってたからだ。

(待たせたな〜)

「「えっ?!!」」

  頭の中で声がした。
 そう。声がしたのだ。

(そんなに驚かないでいいぞ。みあとゆあ。)

「「えええっ!!!」」

 さらに驚いた。名のってもないのに名前知っているなんて。
 二人は思った。

((こっっっわっ!!))

(もう、こわがるでわない。姿を表すから待っていろ。)

 白い空間に、謎の光が出てきて、その後歳をとったおじいさんがでてきた。
 うわ〜不思議だなーと思っていたら、

「どうじゃどうじゃ、なかなかじゃろう、不思議じゃろう。!」

 と心を読んだように自慢してきた。
 などと思っていたら、 

「わしは、ヒトでいう神である。だから心の声、まあ、思っていることがわかる。
  お主達二人は、車に引かれて死んでしまった。だが、車の運転手は近くのコンビニで起こった強盗の人だった。お主達には悪いが、お前達のお陰で強盗の犯人は捕まった。殺人も入ってな!」

 えーと、つまり、私たちは死んでしまったけれども、強盗の犯人は捕まったと。うわ~かなしっ!

みあは、そう思っていた。神というものが心の声を聞いていることを忘れて。

「お主達は、悲しいと思うがいいことをして、死んでしまったから、生き返ることができる。だが、地球では死んでしまった以上、地球では生き返ることができない。
 そこで提案だ。まだ文明がとても低い星がある。お主達、とくにみあは、ライトノベルという本が好きだっただろう。だからこその提案だ。文明が低いが、魔法があり、魔獣もいるぞ。剣で戦うこともできる。」

 そのあとにも説明が続いた。

 二人には、その星の文明を栄えさせてほしい。
 もうすぐ、魔獣の王が誕生するらしい。それを倒してほしい。

 などの要望だった。
 到底勝てるはずもない。だだの人間にそれができるものか。いや、できたらすごいけれども、地球ではぜんぜんすごくない普通の人だったのに。
  そう思っていた。だが、魔法がある。魔法だ。魔法。私は異世界の魔法を使って無双するライトノベルが好きだった。また神が提案してきた。

「異世界。それは、何か力がないと生きていけない。だから、何か特別なちからを授けよう。何がよいか?」

 思ってもいない言葉がきた。やったーと跳び跳ねてしまい、ゆあに、ダメだよーといわれてしまったが、そんな事、今はどうでもよい。そして、二人はなんの力をもらうか話し合った。

コメント

  • さすらいの骨折男

    今のところ駄目なところも得に無いですし、誤字脱字も得に無いです!それにしても、こんなに長文書けるなんて凄いと思います!これからも投稿頑張ってください!もし良ければ僕の小説の方もよろしくお願いします!

    0
  • ノベルバユーザー299451

    こんにちわ!!
    コメ欄に来てくれた人、ありがとう!
    ダメなところは、言ってほしいです!直していきます!
    よろしくお願いします。

    0
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