告ったら魔王城に連れていかれました。
魔王ちゃんの名前。
遂に第二章スタートです!
これからも1日1話以上を目標に、
更新していくつもりですので、
応援よろしくお願いします!
僕は人間軍との戦いのために、
戦闘訓練をするようになった。
教えてくれるのは、魔王の菜南ちゃん。
菜南ちゃんは手に付けた指輪を使って、
魔法を発動することによって攻撃してくる。
主に遠距離攻撃だが、身体強化魔法を使って
近距離格闘術を仕掛けてくる時もある。
その場合の武器は、バカでかい斧になる。
対する僕は空間接続魔法を使って、
遠距離から近距離攻撃を繰り出すことにより、
攻撃している。
物理特化銃で背後から狙い撃ちし、
魔法発動銃で様々な魔法を弾型に圧縮し、
これまた隙を見て撃つ。
主に実践練習をしており、
ステータスも少しずつ上がって来ている。
『優ちゃん!そろそろ休もっか!』
「うん。わかった!」
僕は空間制御を解く。
〔ラブラネ:お茶をお持ちしましたよ〜!〕
「『ありがとう!』」
〔そのお茶ルナウルが入れたんだよ〜
    ルナウルのお茶って凄い落ち着くよね〜☆
    あ、そのお茶は呼吸を整える効果があるとか。〕
「うんうん。お茶の時間は凄い好きだな〜。
    お茶菓子はいつもラブラネさんが
    作ってくれてるんだよね?美味しいよ。
    ね?菜南ちゃん。」
『うん。そうだね。至福の時間だよぉ……
    いつもありがとね。』
〔ううん。これが仕事だもーん。
    当たり前のことだよ?〕
「それはそうだけど、
    やっぱりありがたいしね。」
〔あはっ☆そっかー。
    2人ともなんか雇い主っぽくないよね。
    偉そうにしてないっていうかさ〜。
    使用人的にはありがたすぎるけど。〕
こんな風に軽く休憩しながら訓練をしている。
ゆるさって大事だよね!
〔そういえばさ〜。
    ユウ様って魔王ちゃんのこと、
    ナナちゃんって読んでるよね?
    あっちでの名前、ナナって言うんだね。〕
「うん。そうだよ。
    ん?この世界での菜南ちゃんの名前って?」
『私は魔王だよ。
    ラブラネみたいな名前はない。』
「へぇ〜……
    でもなんか寂しい感じだよね…」
〔ウチもナナちゃんって結構良いと思う〜。
    改名しちゃえば?
    記者会見的なの開いて〜、
    週間魔界タイムズとかでも発表して〜、
    駅前で号外とかも配ってさ!〕
『うん……結構良いかも…』
「そうだよ!
    役職も名前も魔王なんて寂しいじゃん!」
〔そうだ!
    今度の結婚式の時についでに発表したら?〕
『あっ、ラブラネ!それはまだ……!』
「えっ?結婚式……?」
〔ま……まさか………
    まおーちゃんまだ伝えてなかったの?〕
『う、うん……
    だって!ちょっと恥ずかしくなっちゃって…』
〔あははっ☆乙女すぎだろ!〕
「えっ?え、えっ?結婚式?」
『あのね?優ちゃん……
    来週の土曜日に結婚式があるの。
    私と優ちゃんの……』
ラブラネは爆笑し、
菜南ちゃんは蒸発しそうな程に顔を赤く染め、
僕はきょとんとした表情から、
驚いた表情へと変わっていった。
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