俺の転生した異世界はラノベのような異世界ではありませんでした

カモさん

第四話  貧弱能力

 ピピピ

どこからか謎の音が聞こえ、いきなり目の前に、画面が現れた。

「おお、なんかすげぇ」

そんなことを言っていると、画面が切り替わり、データと書かれた画面になった。

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小野寺修二
Lv1

#能力

自分だけの空間に物を置ける能力
自分だけの空間に入ることのできる能力

#装備
             効果
武器   なし      
服(頭) なし
 (腕) なし
 (胴体)パジャマ 
 (腰) 腹巻き  
 (足) パジャマ
 (靴) スリッパ 
追加装備 なし

#個体値

HP 100   攻撃力 10   防御力 5
魔力 5   運   50   速さ  2

#属性

光:Ⅰ

#スキル(これから同じスキルは説明を省か    せていただきます)

フラッシュ:Ⅰ  消費魔力:0

周りを照らす

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「え?」

うっかり声をこぼしてしまった。

(能力が……貧弱すぎる!)

正直言うと、このステータスでゴブリン5体は無理に等しい。…終わった。

(…いや待て!俺はそこそこいい大学に行ったし、ラノベも半端なく見た。どうにかして、知識を活かさなければ!)

そう思い、辺りを見渡す。しかし!
あるといったら木の棒と砂利ぐらいだった。

(こうなったら!)

そう決心し、木の棒を手に取り、戦闘の姿勢に入った。

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