自重しない異世界転生

ム白の羽

14話 街の探索

 ギルドの図書室に入って、内容をコピーし続けること3時間。俺は、ここにある全ての本のコピーを終えた。本の数が少ないこともあってそこまで時間はかからなかったかな。この国以外のことが書かれてる本もあったな。落ち着いたら旅にでも出ますかね。


 少し早いけど、飯にするか。ギルドで飯を食べたんだけど、既に酒盛りしてるグレンに絡まれたりした。かなりうっとおしかったので、さっさと食って街にでてきた。

 歩いて5分ぐらいでとりあえず服屋を見つけた。とはいえ、俺にファッションセンスなど皆無である。動きやすそうで無難なものを買って、宿を探しに向かう。

 宿を探して歩いていると唐突に意識を左側に持っていかれた。

「うおっ!?なんだ?」

 ダメージを受けてるとかじゃないんだけど意識だけを持っていかれる。

「とりあえず行ってみるしかないか」

 意識の向かっている方に歩いているとそこには......


 ............羊羹が売っていた。

「..................」
(......称号『羊羹の導き』の効果ですね。おそらく羊羹を見つけたら、お供えしろ、という事では?)
「はた迷惑な称号だな、おい」

 このままだとずっと意識が羊羹の方へ向かってしまう。仕方ないので羊羹をひとつ買って教会へ向かう。

 教会ではお祈りするだけなら、お布施とかはいらないらしい。治療代や、国からの援助で成り立っているとか。

 俺は象の前に立って、羊羹を出す。
 おら、じいさん、羊羹持ってきたぞ!
 すると目の前の像が光だした。めっちゃまぶい。手で目を覆う。

 像が光るのが終わった。羊羹が無くなっていたので、たぶんあのじいさんが持っていったんだろ。どうやら称号の効果も消えてるみたいだ。定期的に羊羹を送ればいいのか?

 さて、宿を探しますか。

(マスター、その前に一つ報告が。称号『最高神の友』が、『最高神の親友』に、進化しました)

 最高神の親友・・・最高神の親友になったものに送られる称号。
 効果:より羊羹に敏感になる

 ..............................さぁて、宿を探しますか。


 教会の人におすすめの宿を聞いた。朝と夜の食事付きで、1泊銀貨3枚。食事付きでこの値段なら安いと思う。とりあえず1週間泊まることにした。

 明日は討伐依頼か、面白そうな依頼を受けますか。

 

 



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