自重しない異世界転生

ム白の羽

12話 冒険者ギルド(2)

「では、冒険者ギルドについて説明しますね。まずは建物についてです。1階は、受付と、酒場になっています。2階は、図書室になっています。ギルドカードを提示すれば、使用出来ますので、是非利用してください。3階は、宿になっています。ほかの冒険者と、雑魚寝になりますが、銅貨3枚と、格安で泊まれます」

 ふむ。宿は初心者救済かね。

(マスター、私の能力で、本を持つだけで内容を保存可能です)

 まじか。今度保存しに行こう。情報は大事だしな。

「次に、ギルドランクについてです。ランクは下からF、E、D、C、B、A、S、SS、SSS、まであります。受けることの出来る依頼は、自分のランクのひとつ上までです。Sランク以上は、ほとんど指名依頼になります。依頼を達成していけばランクが上がります。逆に、問題を起こしたりすると、ランクアップが遠ざかったり、降格処分、最悪追放処分になります。Sランクに上がるには、ギルドマスターなどの推薦が必要です。以上になりますが、何か質問はありますか?」
「いや、特にはないな」
「そうですか。では、ギルド一同ユウトさんを歓迎します。頑張ってくださいね」

 登録が終わったので、既に騒いでいる、グレンの元へ向かった。

「おう、ユウト。終わったのか?」
「ああ」
「じゃあ、お前も飲め!」
「俺は酒飲んだことないんだけど」

 なあ、メア、俺は飲んでも問題無いのか?

(問題ありませんよ。この世界は、15歳が成年です。そもそもこの世界では、未成年がお酒を飲んでは行けないというルールは、存在しません。)

「なに?それは人生の半分は損してるぞ。とりあえず飲んでみろ」

 そう言ってグレンは、俺の前に新しく来た酒のジョッキを置く。

 もちろん前世でも飲んだことは無い。人生初のお酒となる訳だが、初戦闘の時より緊張する。

「んじゃあ、いくぞ」

 ごくごくごく。んぐっ、こ、これは......

「う、うまい!」
「だろ?いい飲みっぷりだな」

 なるほど。これが、酔うということか。素晴らしい。

「よし。今日はおごりらしいし、沢山飲むか!」

 宴会は、ものすごく盛り上がった。騒がしいのが収まったのは、既に日をまたいだあとだった。

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