自重しない異世界転生

ム白の羽

1話 俺が死んだ理由

 俺の名前は進藤 悠斗(しんどう ゆうと)。今日から高校2年生。

 長ったらしい校長の話を含む始業式も終わり、家に帰っていた。帰っていたのだが…...

 気がついたら何故か何も無い真っ白な空間にいた。

 確かに下校していたはずなのにきがついたら変なところにいたわけで、俺は今絶賛混乱中なわけだ。

いや、ほんと何で?

「ほっほっほ、気がついたかの?」
「うおっ!」

 な、なんだ?突然後ろから声をかけれてめちゃくちゃびっくりした。後ろを振り向くと、おじいさんがいた。

「えっと、どちら様です?」
「驚かせてすまんのう。わしの名はゼノアスという。神様じゃよ」

 はい?神様?目の前の老人を見ているとそうは見えない。普通にそこら辺にいる老人にしか見えない。

「普通にそこら辺にいる老人とか 、君なかなか失礼じゃの。これでも最高神なんじゃが」

 あれ?今声に出したっけ?

「神様じゃからの。心を読むぐらい造作もないわい」

 ふむ。となるとの本当にこの老人は神様なのだろう。

「じゃあなんで俺はこんな所に?」
「それなんじゃがのう、まずは君に謝らねばならん。わしのミスのせいで君は死んでしもうた。ほんとうに申し訳ない」

 え?俺死んだの?てか、ミス?

「ミス、とは?」
「ついさっき大事件が起きての、あまりにショックだったんで、神力、つまりは神の力をちょいと暴走させてしまっての。それで地上に影響が出たんじゃ」

 ん、ん〜。なんかちょっとずつおもいだしてきたぞ。確か、通り過ぎたはずのトラックが何故かこっちに向かって突っ込んできたんだ。あの不可解な動きは神力とやらの影響か。

「わしにはあの事件が起こるのを予測できたはずなんじゃ。事件が起こるのを阻止できたはずなんじゃ。悔やんでも悔やみきれん」

 なんかすごい事件が起きたみたいだな。なら仕方ないかな。でも自分が死ぬ原因なった事件だし気になるな。

「あー、無理だったらいいんですけど、俺が死ぬ原因になった事件ってどんな事件なんです?」
「うむ。実はな、わしの、わしの..............................後で食べようと取っておいた羊羹が腐っておったんじゃーー!!」

......

............

..................

 は?このじいさんなんて言った?

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